こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『俗・偽恋愛小説家』森晶麿

2016-10-12 19:33:50 | 読書感想
編集者・井上月子は、デビューしたばかりの自称・偽恋愛小説家、夢宮宇多の担当で、筆の遅い彼の原稿の催促をする毎日を送っている。
そして、彼が現在執筆している次回作『月と涙』の中に彼女と同姓同名の編集者が登場し、 主人公の作家と恋愛関係にあるため、編集部内で冷やかされる立場にも置かれている。

否定しながらも心が動いている月子の元に、かつて、淡い憧れを抱いていた幼なじみとの見合い話が舞い込み、一層、心が揺れるのだった。

童話をモチーフにした事件が次々と起こり、それを宇多が解き明かしていきますが、全体の謎・宇多の恋心についてはミステリの常とはいえ、ヒントの見せ方が不親切だなあと思いました。

童話の解釈は面白いのですが、あなたの気持ちがあの原稿で分かるわけないでしょ!って感じました。
月子の今後の苦労が思いやられます。

でも、結末で明かされるタイトルの遊びの理由が面白かったです。
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 10/10九州古陶磁の魅力 田中... | トップ | 『おちゃっぴい 大江戸八百八... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む