こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『漫才刑事』田中啓文

2017-01-30 19:34:27 | 読書感想
若手漫才コンビ「くるぶよ」の‘‘くるくるのケン’’は、相方の‘‘ぶよぶよのブン’’にも内緒の家庭の事情で、東京やテレビの仕事などに手を広げることができない。
一方、大阪府警難波署刑事課の高山一郎巡査部長は、仕事はきちんとこなすが人付き合いが悪く、定時になるとダッシュで退社するため、あまり評判がよくなかった。
実は二人が同一人物なため、合間をぬって仕事をこなさなければならず、こういう状況になっているのだった。

そんな中、演芸ホールなどお笑いの現場で次々と事件が発生。
くるくるのケンこと高山一郎は、漫才と刑事の仕事の兼業をこなすことが大変になってきた。
果たして彼は、二重生活をいつまで秘密にできるのか?

高山の育ちがあまりにも奇想天外で、まず笑ってしまいました。
それに、彼の秘密に気づいた城崎ゆう子の引き換え条件とその旺盛さにも笑えてなりません。

何よりも、二足の草鞋のおかげの情報で、見事な名推理も読めるところが一番楽しめました。

ずっとハラハラし通しでしたが、最後には大団円を迎えることができ、ホッとしました。
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