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ラジオから聞こえた子供の「助けて」という声

2014-11-05 07:29:08 | 怖い話・心霊体験

今から5年ほど前の話です。
私の住んでいる所は少し北上するとちょっとした山があります。
山といっても、通っている道路はちゃんと舗装されている二車線の道路です。
その山の中には牧場や公園、大きな墓苑が有り、墓苑周辺は心霊スポットとして地元では有名でした。
日が沈むまではいいのですが、日が沈んでしまうと辺りは街灯も少なくてちょっと不気味なので、彼にはあまり近づかないでと言ってありました。
その日は彼の車でちょっと遠出して、近道なのでその山道を通ることになりました。
私はすごく怖がりなのですが、彼が気を使ってラジオをつけてくれました。
山道を登り切った辺りで、急にラジオからザザーとか、ガリガリ、というノイズが聞こえてきました。
彼が、「そういえばこの辺りに墓苑が有るんだよね」とニヤニヤしながら言うので、私は「そういうの、怖いからやめて」と言いました。
彼は笑いながら、「大丈夫だよ」と言いましたが、ラジオのノイズも相まって、怖くてたまりませんでした。
私を怖がらせようとしたのか、彼は急に左にハンドルを切り、山の中の細い道に入って行きました。
普段なら絶対に脇道に入ったりしないのに、「帰ろう。引き返して、怖い」という私に彼は楽しそうにニヤニヤと笑いながら進んでいきます。
その道は昼間は何度も使ったことが有るのですが、夜は街頭が無くて真っ暗です。
広い道にも5分も走れば出るのに、5分経っても車は真っ暗な道を走り続けています。
ラジオが付いているはずなのに、もうノイズも聞こえなくなっていました。
突然彼が、「絶対に後ろを見るなよ!」と叫びました。
声に驚いて、私はもう前だけを見て震えて居ました。
10分ほど真っ暗な道を走っていると、今度は突然ラジオがガサガサと音を立て、小さい子供の声で「助けて」と聞こえてたのです。
彼はハンドルを握りしめてアクセルを踏み込みました。
ラジオのノイズが大きくなると共に、子供の「助けて」という声は大きくそして太くザラついた叫び声に変わっていきます。
ザザッという大きなノイズと一緒に「ねえ助けてよ!!!!」とひときわ大きな声がラジオから聞こえた時、車の後ろのほうからドンという音と衝撃を感じ、気がつくといつもの山道へ戻ってきていました。
私と彼はお互い無言のまま、彼は車を近くのコンビニへ入れました。
飲み物を買って車に戻ろうとした時、彼が車の後ろで悲鳴を上げました。
どうしたのかと思って見に行くと、後ろのドアの所に小さな子供の手形が無数に、しかもくっきりとついていたのです。
後日、私は彼と車と一緒にお祓いをしてもらいに行き、それ以来その山道を使わなくなったのは言うまでもありません。

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