はりぶろぐ

女性鍼灸師のブログです。東京の国分寺市にて孔和堂鍼灸院を開業しています。
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ベランダのカラス

2017-05-18 21:50:01 | 日記
昨年8月に治療院の移転をしてから早9ヶ月。
以前は殿ヶ谷戸庭園のそばだったので、一日中静かな環境でした。今は線路沿いということもあり、時折電車の走っている音や近くの駐車場からの車の音などが聞こえます。でも駅近の割には静かで、夕方以降は以前と変わらないくらい静かになります。

先日、いつものように患者さんを治療していると、これまでに聞いたことのない音がし始めました。硬いものがぶつかっているようなカツカツ、といった感じの音です。普段ではだんだん静かになる夕方の時間帯だったので、駐車場で何か作業している人がいるのかな、と思っていました。
しかし随分近くで音が鳴り続けるので、さすがに気になり、窓の外を見てみることに。
ちょうどお灸するタイミングだったので、窓側に取り付けてある換気扇のスイッチを入れながら外を見たところ、ベランダの手すりに大きなカラスが!カツカツ鳴っていたのは、カラスの爪と手すりが当たる音だったようです。
スイッチを入れた瞬間、カラスは換気扇から排気された空気に驚いたようでした。カラスを発見した私もかなり驚いたので、カラスも私もほぼ同時にビクッとしました。しばらく目が合った状況が続いたので、刺激しないためにも目を逸らした方がいいかと下の方に視線をずらすと、そこには大量の生ゴミが散らばっていました。驚いてもう一度カラスの方を見ると、くちばしにレジ袋が引っかかっており、ブンブン振り回してゴミを散らかしていたのです。
その行動の激しさとあまりの汚さに愕然としました。カラスを見つめながら「そちらもいろいろ事情があるのかもしれないけど、これ以上散らかされると困るんだよねぇ」と心の中で語りかけました。カラスは私をじっと見ていました。
とにかく今は仕事中。カラスとゴミのことを考えないように気持ちを切り替えながら仕事を続け、最後の患者さんが終わった後、掃除に取り掛かりました。かなりの汚しっぷりに途方に暮れそうになりましたが、なんとか掃除は終了。
カラスがどこから生ゴミを運んできたのか分かりませんが、プラスチック製のスプーンも混じっていて、ゴミの分別をせず、おそらくゴミ容器などに入れずに屋外に置いたままのものをカラスが見つけたのだろうと推測されます。
今カラスは子育ての時期。何か食べられるものをたまたまうちのベランダで探していたのかもしれないし、巣の材料を探していたのかもしれません。私も分別が曖昧なままゴミを出したり、匂いが気になるからと屋外に出したままにしたことがあります。その時は何にも考えずにやってしまったけれど、環境のことを考えると正しく分別することが大事ですし、同じようにカラスがどこかに運んで散らかして、誰かに迷惑をかけていたかもしれない、と反省しました。

すぐ近くの日立中央研究所の敷地内には、70年以上前から守られてきた森があります。その周辺には新しいマンションが建ったり、今も新たなマンションが建設中だったりします。昔からこの辺りに住む患者さんの話では、森の中にはカラスの巣があり、以前は夕方になるとたくさんのカラスが森の中に帰っていく光景が見られたそうです。最近ではカラスがいろんな場所に散らばっていっているようだとも話されていました。カラスにも事情があるのでしょうが、お互い、迷惑をかけずに共生できたらと思いました。
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