松明 ~光明を指し示して~

暗闇を照らし赤々と燃える。が、自身が燃え上がっては長くはもたない。火を消すことなく新しい松明へと引き継がれねばならない。

夏休みの研究に=面白い動物の二つの擬態

2017-08-03 08:13:16 | Weblog


 動物の擬態には二つのジャンルがある。緑の木や枯れ枝に似たコノハムシやシャクトリムシの色や形であり、敵が関心を持たない葉っぱや枯れ枝というものの中に自分を理没させてしまうものだ。こういうのを「隠蔽擬態」という。
 もう一つのジャンルは、恐ろしいハチに似たハエやガの色や形で、これ見よがしに「ハチだぞ!ハチだぞ!」と広告して、敵をあざむいているものだ。これは敵が関心を持っているものに似ることによって利益を得ようとする「広告擬態」である。はじめにあげたガードマンが警官に似てる服装と同じである。
 しかし、自然界にはさまざまなものがある。緑色のカマキリは隠蔽擬態の好例だが、これは自分が鳥の目を避けるだけでなく、目指す獲物の虫に気づかれずに近づくという点でも、カマキリに利益をもたらしている。同じカマキリでもハナカマキリと呼ばれる仲間は、その鎌足の根本が大きく広がり、花と見まちがう美しい色と形になっている。このウソに騙されて、花と思って飛んできたチョウやハエは、一瞬にして鎌に捕らえられてしまう。毒もないアゲハチョウには、有毒のマダラチョウにそっくりに似て恐ろしいと見せかけて悠然と飛んでいる。
              「動物の言い分、人間の言い分」日高敏隆著より


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