若い教師にあなたの尊敬する教師はだれですかと聞いてみると「いません」とか「○○学校の○○先生です」と返事する場合が多い。これは今のベテランの教師にも言えることである。
私の若い頃は、村上芳夫・上田薫・林 竹二・芦田恵之助・遠井義雄・斎藤喜博・無着成恭・大村はまなどの教育実践者が世に輩出していた。私はこれらの方が著作した本を読んだり、実際に実践を見たりして勉強した。しかし、今の若い教師はこれらの教育実践者の名前さえも知らないであろう。これはある面しかたのないことであろうが、だからといってこれでよいとは思わない。誰かが教えてやることが必要であろう。
今、学力テストの問題で学校現場が揺れている。本当の学力とは何だろう。教育とは何だろうと考えるとき、上記の教育者の書物からヒントを得ることが多いと思われる。ぜひ読んでほしいものである
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