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あえて四兎を追う ~埼玉栄中学校をたずねて

本日、埼玉栄中学校の入試結果報告会に参加してきました。



現在の佐藤校長先生になってから3年目、
この3年間で佐藤先生が打ち出してきた様々な施策には、
栄中学・高校ならではのものが数多くあるようにも感じます。

進路指導センターの開設、第2外国語の導入、イマージョン授業の実施、
医学クラスの設置など、生徒さんのことを考えた上での数多くの施策が策定され、
実施されているように思います。
私も仕事柄、いろいろな学校をみてまわりますが、
これだけの短期間でいろんな施策を打って出た校長先生は、
なかなかいないのではないかと思います。

今日は、校長先生がいろんな施策についてお話をして下さいましたが、
その根底にあるのが、表題にあげた「あえて四兎を追う」という言葉なんだろうと思います。
四兎とは、学力・部活・学校行事の3つに「他人を思いやる心」
この4つを同時に追いかけることを目標にしているのだそうです。

その中で一番の優先事項はというと、「学力」となりそうですが、
実はそうではなく、「他人を思いやる心」なのだそうです。

なぜ一番の優先事項が「他人を思いやる心」なのか、
それは「誰にでも、いつでもはじめることができるから」だそうです。
その言葉を聞いて、なるほどと思わずうなってしまいました。

一番の優先を学力といわないところ、
そこに人間力を育てようという学校の方針、
そして校長先生の思いが伝わってくるように感じました。

新校舎もまもなく完成し、設備面でもいよいよ充実したものになってくる埼玉栄中学・高校。
これからどんな施策が行われ、どんな設備を持った校舎ができあげるのか、
注目すべき項目は、まだまだたくさんありそうです。

↓完成間近の新校舎。9月から新校舎での授業が始まるそうです。
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