幸彩学習塾 オフィシャルブログ

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キーワードが語る高校の姿 ~國學院栃木高校を訪ねて

2015年10月28日 16時21分23秒 | 受験・学校
だいぶ前のことになってしまいましたが、
去る9/29に國學院栃木高校の学校説明会に参加してきました。

今回の説明会では、いくつかのキーワードが設定されていて、
國學院栃木という学校の姿やこれからの目標が
分かりやすく提示されていたのが印象的でした。

そのキーワードとは
「國學院栃木は理系も強い」
「文武両道」
「栃木は近い」
「附属の強み」
「鍛え、育てる」
「世界とつながる」
「感動を味わう」
「ホンモノ」
「人としての基本を」
「一人ひとりとつながる」
でした。

いろいろなキーワードがありましたが、
私が印象に残ったのは後半の部分でした。

昨今の私立高校の説明会では、進学実績を掲げる学校が多くなってきました。
これはこれでとても大切な志望校選択の要素だと思いますが、
近年は、どこの私立高校も頑張っていて、
差がつかなくなってきてしまっているのも現状です。

そこで、進学実績はもちろんですが、
それ以外の要素で各高校の特徴を見ていこうとすると、
國學院栃木の場合は、キーワードの後半にそれがあるのではないかと思います。

私立高校というと、進学実績を上げるために勉強ばっかりというイメージがあります。
確かに、中にはそういう学校もあるとは思いますが、
最近は進学実績のほかに、「ホンモノ」を育てるという
考えを持つ学校も増えてきたように思います。

その1つが学校行事の拡充だったり、
その道の第一人者の講演だったりします。
これもいろんな方法があるのですが、
一生懸命頑張るという経験を持つ人、
あるいは一生懸命頑張った経験のある人の話を聞くことは、
これから先の人生を生きていくうえで、
自分の背中を後押ししてくれることになるのではないかと思います。


かくいう私も、高校時代は生徒会活動を通して、
いろんなことを知ることができました。
勉強は全くダメでしたが、
そのときに知ったこと、聞いたこと、見たことは、
今の仕事をする上でも十分に役立っているように思います。

高校生は学生ですから、
勉強をすることが一番大切であることに変わりはありません。
でも、それだけではない高校生の時代だからこそできる経験、
それを学校として用意できるかどうかという点も、
これからの学校選びの上では、1つのポイントになるような気がします。

國學院栃木では、文化人の講演会や学校行事なども通して、
この点にも力を入れていることが心強く感じました。

特にグローバルコースでは、海外での自国文化の発信などもふまえて、
国内だけではなく、海外に向けても、さまざまな経験ができるようです。

日本文化の担い手として、礼儀作法や茶道などを学んだり、
ハワイ研修では、現地でホノルルフェスティバルに参加したりと、
留学やホームスティともまた違った、
なかなか他の学校では体験できないようなプログラムがあるのが印象的でした。


これからの世代には、机の上の学習だけでなく、
さまざまな経験が求められるようになってくると思います。
高校時代にどんな経験をし、どんなことを学んだか、
それが問われる時代も、もうすぐやってくると思います。

そのときに、学校としてさまざまな経験ができる用意があることは、
大きなこれからの原動力になっていくと思います。


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