ボルゲーゼ美術館展 東京都美術館
平成22年1月16日(土)〜4月4日(日)
【開室時間】
午前9時〜午後5時(入室は午後4時30分まで)
【休室日】
月曜 ※ただし3月22日(月・祝)は開室、23日(火)は休室
ボルゲーゼ美術館は、ローマ市北東部、ピンチアーナ門の北側に拡がる広大なボルゲーゼ公園の中に建ってます。ローマの名門貴族ボルゲーゼ家のシピオーネ・カッファレッリ=ボルゲーゼ枢機卿によって、1605年に購入されたこの敷地には、もともと葡萄園や菜園、そして厩舎、倉庫、ならびに珍しい動植物を集めた動植物園や鳥舎や噴水があり、さらに17世紀にはすでに、古代彫刻の名品があることで知られていました。彼は広大なこの庭を整備するとともに、古代ローマの荘館に着想を得て、お抱え建築家ヨハン・ファン・サンテン(伊名:ジョヴァンニ・ヴァサンツィオ)とフラミニオ・ポンツィオに依頼し、1612年から1615年にかけて、夏の離宮であり彼の芸術コレクションを収め展示する館としてこれを建てさせました。シピオーネ枢機卿が当時の教皇パウルス5世の甥であったことから、大理石で飾られたこの白亜の館は、教皇庁の迎賓館としても使われ、
完成直後の1615年には日本の支倉常長率いる慶長遣欧使節団がここを訪れて歓待されています。