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医師免許の「不都合な真実」~実はなにも特別な資格ではない 見た目で実力はわからない

2017-05-16 14:06:12 | ニュース
現代ビジネス 5/15(月) 11:01配信2-2「引用」

実力がなくても出世できる
 国家試験をパスさえすれば、24歳で社会経験もないままに「先生」扱いされてしまう。その後、どのような職業訓練を受けようと、あるいはなにも受けなかったとしても医師としての身分自体は変わらない。

 都内有名私大医学部の名誉教授は「医局制度の崩壊が、質の悪い医者を生んでいる一つの要因」と分析する。医局とは医学部の教授を頂点とした人事組織のことで、かつては医局に属していないと就職することも開業することもままならなかった。

 「眼科や皮膚科、呼吸器科といった専門ごとに医局のピラミッドがあり、それに属していなければ手術もさせてもらえませんでした。医局制度には組織が硬直化するという問題点もありましたが、少なくとも医局が目を光らせているので悪徳な医者が出にくいという利点もあった。

 たとえば昨日までは整形外科だった医者が、ある日突然『儲かりそうだから』という理由で眼科に転身するなんてことは許されなかった。

 しかし、'04年に研修医制度が変更になり、医師が自由に職場を選べるようになったため、そのような専門外の治療を平気で行う医者も出てきました」

 '08年には銀座で開業していた眼科でレーシック手術を受けた約600人の患者のうち60人以上が細菌性角膜症などになったという事件があった。原因は不十分な衛生管理だったが、このような基本的な管理もできないような医者が銀座という一等地で開業しているのだ。これは医局による管理体制が弱体化して起きた典型的な事例である。

 一方で、旧来式に医局で出世したからといって、いい医者に育つとは限らない。特に旧帝大系の大学病院では臨床よりも研究に重きが置かれる傾向があり、マウス相手の実験では成果を残していたとしても、患者と向き合うことは苦手なままに出世した人も多いからだ。

 関西の国立大学医学部の内科医が語る。

 「うちの教授は循環器に関する権威で、様々な学会の理事なども務めていました。経歴だけ見ていれば名医中の名医ということになるでしょうし、実際、知識量も半端ではない。

 しかし、臨床の現場では患者さんから慕われるタイプではありません。忙しいからゆっくり患者の話を聞いていられないという態度が、どうしても見て取れてしまうのです。

 一方で、この教授は製薬会社との関係は良好で、多額の研究資金を取ってきて複数のプロジェクトを進行させている。結局大学病院は、資金力と政治力のある人が偉くなる。しかし、患者さんはそのような先生が、臨床でも名医であると誤解してしまうのです」

 白衣を着て病院内を肩で風を切るように闊歩していても、見た目で実力はわからない――それが医者の現実なのだ。

 「週刊現代」2017年5月20日号より

週刊現代
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