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「サイレントキラー(沈黙の殺人者)」の正体に迫る…高血圧が怖い理由

2017-04-20 16:33:40 | ニュース
読売新聞(ヨミドクター) 4/20(木) 12:11配信2-1

製鉄記念八幡病院院長 土橋卓也さん
 日本の高血圧人口は約4300万人と言われています。すなわち、国民の3人に1人は高血圧なのです。そもそも血圧とは何なのでしょう? 簡単にいうと、心臓から送り出された血液が血管の壁に与える圧力のことで、心臓が収縮して全身に血液を送り出した時の血圧を「収縮期血圧」(または最大血圧、上の血圧)、心臓が弛緩(しかん)して全身から返ってくる血液を受け入れている時の血圧を「拡張期血圧」(または最小血圧、下の血圧)と呼んでいます。

 血圧の単位は水銀柱の高さで表し、mmHg(ミリメートル水銀柱)と表記します。病院や健診で測った血圧(診察室血圧)が収縮期140mmHg以上または拡張期90mmHg以上の場合、高血圧と診断されます。最近では多くの方が家庭血圧計を持っておられますが、家庭で測定した血圧の場合は、収縮期135mmHg以上または拡張期85mmHg以上だと、高血圧と診断します。

 収縮期血圧は加齢に伴い上昇しますが、拡張期血圧は60歳代をピークとして、次第に下降することが知られています。すなわち、収縮期血圧のみが高く(140mmHg以上)、拡張期血圧は低い(90mmHg未満)高血圧は「収縮期高血圧」と呼ばれ、高齢者に多く、動脈硬化を反映した状態と考えられています。例えば150/70mmHgのような場合、「上の血圧は高いけれど、下の血圧は低いから大丈夫」というわけではありません。上も下も基準値未満であることが大切なのです。

 「血圧を測ると、いつも違う数値が出るのでどれが正しいか分からない」とよく言われます。私たちの心臓は1日に何回拍動しているか考えてみましょう。もし、脈拍数(心拍数)が1分間に60だとすると、心臓は1日に60(回)×60(分)×24(時間)=8万6400回拍動を繰り返していますので、同じ数だけ血圧値も存在することになります。したがって何回か続けて測っても、全く同じ数値が出ることは少ないわけです。血圧値の一つ一つに一喜一憂する必要はなく、朝(起床後、排尿後、食事前、服薬前)と夜(就寝前)に各2回測定すれば結構です。自宅で測ると正常なのに、病院や健診の場面では血圧が高くなってしまうことを「白衣高血圧」と言います。

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