(岐阜県可児市広見 県指定史跡 1990年4月3日踏査)
熊野古墳の北側に位置する身隠山古墳は、御嶽古墳と白山古墳からなる。共に4世紀後半の二段築成の円墳であり、直径は40m前後であるが、御嶽社、白山社がそれぞれ建立された際に墳頂が削平されたと考えられる。天保九年(1838)、安政五年(1858)に御嶽古墳が発掘された際、鏡3面、石釧、勾玉、管玉、臼玉、小玉、直刀、須恵器等が出土している。御嶽古墳の南側に位置する白山古墳は、明治35年(1902)白山神社玉垣修理中に内部主体が発見され、鏡2面、鍬形石、碧玉製石突、琴柱形石製品、剣、紡錘車、車輪石、巴形銅器片が出土している。
御嶽古墳
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