(愛媛県今治市祇園町 鳥生三嶋神社)
蒼社川、蒼社橋のたもとに鎮座する神社。地元では「祇園さん」と呼ばれ、親しまれているお宮である。
私の父も生前、子どもの頃の思い出を語るとき、必ず「祇園さん」が登場していた。そのこともあり、私も今治に訪れる際、必ず参拝している。
この神社は、貞観十一年(869)京都八坂神社から須佐之男命を分霊し、現在地に創建した神社と、同じ旧鳥生(とうりゅう)村地内にあった三島神社を明治2年に合祀したものである。
鳥生三島神社は、崇峻天皇二年(589)鴨部押領小千(越智)益躬が、木ノ下(=樹下、旧鳥生村付近)の浜に上陸し、榊の木の枝に大山積命の鏡を懸けて祀ったのが始まりとされる。
その榊の木に多くの白鷺が集まり巣を作った、それにより鳥生の宮と呼ばれるようになり、地名にもなったという。
また、後になってこの地に伝わった伊勢神楽の流れを汲む獅子舞が、周辺各地に広まった。故に境内には「獅子舞発祥ノ地」の石碑が建てられている。
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私も、一度だけですが、お参りさせて頂きました。こちらへ、帰られたときは、色々と、活動的に動かれ、楽しい、旅をされていますね。これからも、楽しみにしています。
ここにもお参りされたのですね
小さなお宮ですが、手入れが行き届いていてきれいです。
私はまだ、獅子舞や、おんまくを見たことがないので、一度見たいとは思っているのですが…