flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

東濃笠原 -消えた生業-

2006-06-03 00:00:37 | 漂い紀行
(2003年6月1日の日記から)
 瑞浪 から、窯業の街、陶都多治見へ向かう。
近隣の所謂「せともの」と言われる系統と、同じ起源を持つ、この地域の窯業。
製品も酷似しているが、地元では、明らかに独立したものと捉えている。
この地へは二度目。今回は、郊外の笠原へ。
小高い、陶ヶ丘公園から町を見下ろしてみたが、この地方でよく見られた筈の煙突が、殆んど見られなかった。
それどころか、窯業らしい光景さえ見られなかったのである。
日用陶器は、外国産に押され、工業用としての窯業へと変貌していったのであろう。

今はCentral Cityのベッドタウンとして、発展し続けている。

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