flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

大浦天主堂

2009-01-13 23:30:27 | かみのやしろ
(日本二十六聖殉教者天主堂 国宝 長崎の教会群とキリスト教関連遺産 長崎市南山手町)
 祈念坂に沿って大浦天主堂がある。文禄五年(1596)土佐浦戸に漂着したスペイン船サン・フェリッペ号の乗組員が、豊臣秀吉によって一旦は宣教活動を許したペドロ・バウチスタ神父を含む24人を京都、大坂で引き廻しにした上、同行者を含む26人を長崎の地で磔(はりつけ)の刑に処した。大浦天主堂は、その処刑が行われた「西坂の丘」に向けて、元治元年(1864)フランス人神父のベルナール・プティジャンと、ルイ・テオドル・フューレによって設計され、天草出身の棟梁小山秀之進が建設した聖堂である。昭和20年(1945)原爆投下によって損傷を受けたが、昭和27年(1952)修繕された。また、隣接して日本人神父を養成した、長崎公教神学校と、大司教館の建物が残っている。
          

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