(岐阜県不破郡垂井町 2005年1月1日)
久しく元日に初詣はしていなかったように思う。
伊吹山の麓、中山道五十七番目の宿場町でもある垂井という町を訪れた。当時の町並みは七町(約770m)で、27軒の旅籠があったという。
山は昨日の積雪が頂に残り、この地方の真冬の近さを予感させていた。
南宮大社は美濃国一宮であり、仲山金山彦神社が正式名称。金物の神様である。境内は然程広くはないものの、重要文化財に指定されている社殿が残されている。
町は静かな佇まいをみせているが、宿場町であったため本陣跡や当時の活気の名残が僅かに残されていた。また伊吹山系からの伏流水による、地名の由来ともなった「垂井泉」がこの辺りの清浄感を高め、私自身の今年の新たな心持ちを創りだしたようであった。
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