(都賀川水系杣谷川支流 神戸市灘区)
今も修験者の修行場所である摩耶東谷へと足を踏み入れる。昭和13年(1938)に発生した阪神大水害の土石流災害を教訓に築造された、堰堤(砂防ダム)群が杣谷川及び摩耶東谷に幾つも存在する。
杣谷川長峰堰堤から杣谷堰堤を経て東谷に入っていく。間もなくして妙見宮の石碑が建っている。この奥には三段の摩耶不動滝があり、傍らには修行時に使う小屋が建つ。前後して深谷堰堤があり、登山道に強弱をつくり出している。また、六甲山及び摩耶山が風化花崗岩の地質であるため、山肌が露出している部分が崩れやすく、急な登山道には所々にロープを垂らしている。
(妙見宮石碑)
(巨石群)
(切り出し痕のある岩)
(摩耶東谷の沢水)
(不動滝)
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