旧遠州銀行本店

（浜松市中区田町 市指定有形文化財）
　昭和3年（1928）に竣工した、RC造三階、地下一階、延床面積2342㎡の正面にイオニア式オーダー（渦巻き装飾の円柱）のデザインを施す、ルネサンス様式の建物である。設計者は豊橋市公会堂、静岡市役所等を手がけた、中村與資平。
　昭和18年（1943）遠州銀行は、静岡三十五銀行と合併し、静岡銀行となった。以後、静岡銀行浜松支店として使われたてきたが、平成17年からは、静岡銀行浜松営業部として使用されている。