flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

宇利 天神宮

2016-02-14 00:00:00 | かみのやしろ

(愛知県新城市中宇利字下川原 1999年12月30日)
 昭和53年以降、中宇利を訪れた際には参拝する神社である。当初は崖に設けられた手足を使わないと危険な急石段が難儀であったが、現在は手摺が設けられている。かつては近隣真言宗冨賀寺(ふかじ)の鎮守社であったが、永正十年(1513)の冨賀寺焼失を機に現在地に遷座し、雨曳天神として文禄二年(1593 )、寛永二年(1625 )の棟札が残る。その名の通り干魃(かんばつ)の際には神社で雨乞いが行われている。享保(1716-)から寛政(-1800)の間は天満天神と称されたが、その後は雨曳神社とされた。明治維新に一時廃社となったが、明治11年(1878 )天神社として再興されている。
 鳥居までの急な石段
 


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