flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

武田八幡宮

2007-10-14 02:00:06 | かみのやしろ
(山梨県韮崎市神山町)
 七里岩端に存在する、窟観音平和観音に参拝の後、小さな自治体市民バスで釜無川を渡り、八幡宮へ向かう。
車内では、アンケートをとる乗務員がおり、乗客に乗車目的や要望などいろいろと聞いていた。初めての私には「どこからおいでですか?お住まい場所のバスの状況はいかがですか?」などと尋ねられた。
 一日三往復しかない路線のバス停を降り、坂を上る。少ない時間であっあたため、地元の人たちから所要時間を予め聞いたが、「五分もあれば着きますよ」とのことであった。然しいざ歩いてみると、私が早足でやっとか、少し超えるほどであった。
         
 県指定文化財となっている二ノ鳥居の付輿石(つきこしいし)と、同じく県指定の鳥居前の石垣と石鳥居、そして随身門をくぐって、神楽殿、拝殿、そして天文十年(1582)に信玄が寄進したという国指定重要文化財の本殿に到着する。
思いのほかこぢんまりしていて、観光地化されておらず、ひっそりとしていた。
  
 明日の祭礼「秋の武田の里まつり」の準備が地元の皆さんによって進められていたが、これもまた集落の鎮守の祭り準備風景…といった感じのものであった。
背後には武田信義の白山城跡があり、前方には信義の館跡がある。
 
 行き帰りのバス内で住民の皆さんとのお話しをし、韮崎のまちを後にした。
(関連記事:一石百観音像 東国紀行

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 落合宿 | トップ | 多治見国長館 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿