flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

高松

2006-11-17 00:00:26 | 城郭・城下町
(1988年11月8日・9日)
 市内兵庫町にある宿泊先から夕食の後、市街地を散策。高松はアーケードが充実している。
最近、アーケードを取り外し、空の見える商店街という動きが全国で起きているが、全天候型でゆっくり買い物ができ、人々が寄って来るというものはやはり屋根付き街路であり、無くすよりもむしろ推進していくべきであると思う。
 そのアーケード内で早速、讃岐うどんを食し、香川の夜も味わった。
 翌朝、部屋のカーテンを開けると、昨日のアーケードが見え、その上に朝日が昇るときであった。
午前八時半、玉藻城の横を通り屋島へ。
 源平合戦で知られる屋島は中世まで、その名の通り島であり、7世紀頃には朝鮮式山城の形態を持つ屋嶋城が存在した。その後土砂堆積、埋め立てによって現在の様な半島状地形になったものである。
ここには現在ドライブウェイがあり、頂まで上ることができる。
屋島の屋根に着くと、過ぎ去った時代の如く静まり返っていた。
瀬戸内海を見下ろせるところには鑑真開基の四国八十八ヶ所第八十四番札所屋島寺がある。
小豆島に近いこともあってか、オリーブオイル、コロン等が売られており辺りは俄かに香っていた。

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