横濱路地裏研究会

散策はその街の魅力を発見する時間。
一歩踏み出せば、新しいときめきのスタートです。

独断と偏見の今年の絵画と写真の一枚。

2014-12-31 | 散歩、横浜
今年の美術館で鑑賞した心に残る一枚は、フェリックス・ヴァロットン(1865~1925)の「ボール」(写真上)。東京・三菱1号館美術館での回顧展で激しく衝撃を受けました。無邪気にボールを追いかける麦わら帽子の女の子と、奥には何やら話し込む女性がふたり。これから何が起こるのか、胸騒ぎのする画面構成は、サスペンス映画のワンシーンのようです。ついでながら、今年撮った写真で気に入っているのは、タイトルを「望郷」と付けたこの一枚(写真下)。9月に八重山諸島の小浜島と竹富島を旅行した時のもので、マンタが現れるというヨナラ水道(マンタウェイ)の向こうには西表島~その島を見つめる女の子の後ろ姿……。ストーリー性を感じてパチリ!。しかし、実はこの子、3歳と10ヶ月の孫娘です。また、来年も懲りずに頑張ります!。
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コストコ金沢店へ年末用品の買物。

2014-12-30 | 散歩、横浜
昨日は年末の買物にコストコ金沢店(写真)へ。朝からの冷たい雨にもかかわらず、店内はたいへんな盛況!。カートがぶつかり合って、ケガをしないかと心配でした。いきなり大型テレビが現れてドギモを抜かれましたが、魚介類などの生鮮食品やハムがよく売れていたようです。そもそも、このコストコという事業形態~1976年にアメリカのカリフォルニア州サンディエゴにある飛行機の格納庫を改造して作られた「プライスクラブ」が始まり。1983年にはコストコの第1号店がシアトルにオープンしています。現在は会員制ですが、”可能な限りの低価格”がセールスポイント。店内を見て回りましたが、たしかにお徳感のあるものが大半ですが、そうでもない商品もあるように感じましたが、いかがでしょうか。
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農民画家ミレーなどの「ボストン美術館展」。

2014-12-27 | 芸術
たくましく働く農民や自然に、暖かい眼なざしを向け、ありのままの姿を描いたジャン=フランソワ・ミレー(1814~75)。招待券をいただいていたので閉幕間近い「ボストン美術館 ミレー展」(1月12日まで)を鑑賞してきました。会場は東京駅近くの三菱1号館美術館です。ミレー生誕200周年記念のこの美術展には、「ボストン美術館3大ミレー」といわれる「種をまく人」、「刈り入れ人たちの休息」、「羊飼いの娘」(写真)をはじめ、選りすぐりのミレーの作品25点を中心に、フランスのバルビゾン村で活動したコローやディアズ、ルソーなどと、ミレーの影響を受けたモネたちの作品64点が鑑賞できました。ミレーがバルビゾンに移住した同時期にボストン出身の画家がバルビゾンに定住し、その後、ミレーの作品を母国に持ち帰って紹介したことから、現在、傑作の多くがボストン美術館に所蔵されているそうです。そういえば、ミレーの「種をまく人」は岩波書店のシンボルマークにもなっていましたね。
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昨日で閉幕した「山手西洋館のクリスマス」。

2014-12-26 | 散歩、横浜
昨日まで開催の「山手西洋館のクリスマス」。残りの2館を見学してきました。外交官の家は”Style of NY~X’mas holidays”。世界のトレンドの発信地ニューヨーク、マンハッタンの街中が煌き華やぐクリスマスホリデーの飾り付けです。すぐ隣りのブラフ18番館は「海を臨むクリスマス~東洋の貴婦人と共に~」。エキゾチックなシンガポールのクリスマス。イタリア山庭園を眺めながら、ブラフガーデンカフェでイタリアのビール”モレッティ”を~。帰り際に館内で販売していた山手西洋館の美麗カレンダーが、クリスマス特別価格で半額の500円!。記念に購入して外に出ると、予期しない小雨がパラついていました。今年のクリスマスも無事過ぎていったようです。
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コンサートを支える調律師の真剣勝負!。

2014-12-24 | TV番組
昨日のNHK-BSプレミアム「世界のドキュメンタリー」は「ピアノマニア~調律師の”真剣勝負”~」。ピアノメーカー(スタンウェイかな?)に所属するシュテファン・クリュップファーは、巨匠ブレンデルや若手のラン・ラン、エマールなどが演奏するピアノの調律師。ピアニストたちはコンサートごとに厳しく音の注文を出し、シュテファンはそれに対応するために、ウィーンの街を奔走する、音の職人のドキュメンタリーです。音階がパーフェクトだけでなく、演奏する曲によって音の表情も調律する~ピアニストと同じ土俵に立って、真剣に音と向き合っていました。いいコンサートはこんな調律師の奮闘があって、われわれを感動させてくれるんですね!。
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伝説の野球チーム”バンクーバー朝日”。

2014-12-23 | 映画
原作を読んだので、20日(土から公開された映画「バンクーバーの朝日」(石井裕也監督)を観てきました。100年前にカナダのバンクーバーに実在した、日系人野球チームの伝説の実話です。一攫千金を夢見てアメリカ大陸に渡った日本人たち。そこで待ち受けていたのは低賃金で過酷な労働、そして、人種差別など。そこに光を灯す野球のチームが生まれます。その名は「バンクーバー朝日」。しかし、非力な日本人にはパワーを誇る白人チームにはまったく歯が立たず。そこで、考え出したのが、バントや盗塁、ヒットエンドラン、スクイズなどの小技の数々とフェアプレーの精神。やがて、白人たちをも熱狂する人気チームとなり、カナダ西海岸のチャンピオンに~。しかし、太平洋戦争が勃発して、収容所生活を余儀なくされてしまいます……。原作を読んでいたので、チームメイトや応援する街の人たちの人間関係を、もう少し緻密に描いて欲しかった作品です。
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栄光と挫折を知る男~三浦和良選手。

2014-12-22 | TV番組
昨夜のNHK「サンデースポーツ」で、栄光と挫折を知る二人の男が胸の内を語り合っていました。”King”三浦知良選手(47)と”Legend”葛西紀明選手(42)です。40代になっても闘い続ける二人ですが、人生を変えた忘れることのできない1998年についても~。ワールドカップの出場選手に漏れた三浦選手、長野オリンピックの前日にメンバーから外された葛西選手。三浦選手は「今でもワールドカップの度に悔しい思いをしています。でも、誰かのせいにはしたくないので、自分が足りなかったと、いつもそこにたどりつきます。たぶん、人生ずって抱えて生きていくと思いますが、でも、それが逆に生きていく原動力になっています」と。また、「悔しいという気持ちがなくなったら、たぶん競技を続けられないと思う。そこで”もういいや”と思う人と”まだ、頑張るぞ”という人と二つに分かれると思います」というひと言は、なんだか身にツマされる思いがしました。なお、この対談はNHKラジオで1月2日(金)午後9時05分から2時間スペシャルで放送されます。
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今年も恒例「山手西洋館のクリスマス」。

2014-12-20 | 散歩、横浜
土曜日は午後から雨だということで、昨日、山手の丘を散歩してきました。今年も恒例の「世界のクリスマス」が西洋館の各館で、25日まで催されています。今年のテーマは”Christmas histories in your heart”として「クリスマス、その語り継がれる憧憬」。とりあえず、アメリカ山公園から港の見える丘公園の横浜市イギリス館へ。華美過ぎないカントリー風の品格ある、イギリスのクリスマスが再現されています。次いで隣りの山手111番館には、アメリカ人が工夫を凝らした日本風飾り付け(写真)。館内には優雅なピアノの音色が流れます。山手234番館はパリの花に囲まれたフローリストのアトリエ。向かいのエリスマン邸にはイタリアの古都アッシジのクリスマス。南欧風のベーリックホールはスペインのクリスマスでした。子どもの頃に体験した煌びやかなクリスマスの思い出は、永遠に残したい宝物です。残りの西洋館に訪れるのは、後日の楽しみに~。
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映画「紙の月」の宮沢りえさんが主演女優賞。

2014-12-19 | 映画
1ヶ月くらい前に観た映画「紙の月」(吉田大八監督)。昨日、ヨコハマ映画祭の本年度ベストテンが発表され、主演の宮沢りえさんが主演女優賞を獲得しました。この映画は直木賞作家の角田光代さんのベストセラーの映画化。銀行の契約社員が金銭感覚をマヒさせていき、巨額の横領事件を引き起こすサスペンスですが、地味で控えめな宮沢りえさんの演技と、緊迫感のある音楽が印象的でした。なお、小林聡美さんも怖いベテラン銀行員を演じて助演女優賞を、宮沢りえさんの若き恋人役の池松壮亮さんが助演男優賞をそれぞれ受賞。因みに、作品賞は「そこのみにて光輝く」(呉美保監督)が、撮影賞を含めて主要5部門を受賞したそうです。因みに、表彰式と受賞作品を上映する映画祭は、来年2月1日に県立音楽堂で開催されます。
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武将でありながら茶人の器「織部焼き」。

2014-12-18 | TV番組
衆議院選挙の投票日14日のNHK「日曜美術館」は、「革新の極意~古田織部 400年の時を超えて~」。激動の桃山時代、一世を風靡した”織部好み”という器が紹介されていました。仕掛け人は戦国の武将でありながら、天下一の茶人~古田織部(1544~1615年)。あの千利休の教えを受けながら、常識を覆す革新的な器を生み出した古田織部。大きなひび割れをも、名品の味わいに変えてしまう破格の美意識!。信長、秀吉、家康の3人の天下人に仕えた武将。家康から謀反の罪で切腹を命ぜられ、お家断絶となったため、生涯は多くの謎に包まれています。しかし、織部が好んで使った器はユニークな形、抽象的な模様、十文字に走る亀裂などと異色な存在。普通、焼き物は産地の名前が付けられていますが、唯一、人の名前が付けられた織部焼き。非業の死を遂げてから400年。銀座松屋で12月31日から「古田織部展」が開催されます。
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来年の目玉はフェルメールの「天文学者」。

2014-12-16 | 芸術
展覧会といえば、先日発売になった「日経おとなのOFF」1月号(日経BPマーケティング)。特集は「2015年 絶対に見逃せない美術展」です。幕開けは2月21日からの「ルーヴル美術館展」(新国立美術館)、次いで3月の「ボッティチェリとルネサンス~フィレンツェの富と美」(Bunkamuraミュージアム)、「マグリット展」(国立新美術館)など、来年も美術館から目が離せません。中でも「ルーヴル美術館展」のフェルメール「天文学者」(写真)は初来日!。ナチスの手にも渡ったという数奇な運命をたどった名画です。評論家の先生は「絵画を見る時、描かれた時代背景にとどまらず、その絵がなぜその美術館にあるのかという点にも着目して、歴史を紐解いてみるのも興味深いですね」とアドバイスしています。名画カレンダーなどの付録つきで750円。なお、地元では、横浜そごう美術館の「バロックからバルビゾンまで」(1月1日より)でも、ヨーロッパ絵画の歴史が学べそうです。
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ジャポニズムの巨匠ホイッスラー回顧展。

2014-12-15 | 芸術
「音楽が音の詩であるように、絵画は視覚の詩である」という画家ホイッスラー(1834~1903年)。海外旅行によくご一緒いただく東京のご夫妻と、横浜美術館の「ホイッスラー展」を鑑賞してきました。アメリカ生まれで、パリとロンドンを行き来して制作活動。言葉通り、タイトルには”シンフォニー”や”ノクターン”といった親しみやすい音楽用語が使われています。また、ホイッスラーは日本の浮世絵や工芸品にも触発され、随所にジャボニズムの影響が~。展示会は「人物画」「風景画」、そして、「ジャポニズム」の3部構成。ホイッスラーの油彩・水彩・版画が約130点が展示されています。場内は暗いうえに解説の文字が小さいので、シニア世代にとっては少々難点。美術館を出れば、クリスマス・イルミネーションが輝いていました。写真は「白のシンフォニーNo.3」(1865~1867年)。
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自然が残る晩秋の舞岡公園周辺散歩。

2014-12-14 | 散歩、横浜
先週、戸塚での所用の帰りに、地下鉄舞岡駅で下車、久しぶりに田園風景の残る公園周辺を散歩してきました。駅からすぐの右手に舞岡八幡宮が~。鳥居をくぐって急階段を上がると、風格のある拝殿が鎮座しています。周辺の鎮守さまのようです。せせらぎの路を歩くと、広大な舞岡公園にたどり着きます。起伏に富んだ谷戸の林には野鳥、川や池にはザリガニなどが生息していますが、採取は禁止されているとか~。これも生態系を崩さないで、自然をそのまま保存するため。今では500を超えるボランティア団体が、舞岡公園を育む会を結成して活動しているそうです。奥の小谷戸の里には区内品濃町にあった、茅葺屋根の旧金子家が移築保存されています。中は当時の生活空間が再現され、何かノスタルジックな雰囲気。紅葉には遅い晩秋の午後でした。
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今年活躍した有名人がモデルの羽子板。

2014-12-13 | 散歩、横浜
そごう横浜店の日本画展「院展」を見た帰りに、店内をフラフラしていたら、正月用品のコーナーにこんな展示が~。今年、話題を集めた人たちを題材とした人形専門店久月の「変わり羽子板」です。日本人として初めて全米オープン決勝進出を果たしたテニスの錦織圭選手や、青色LED開発でノーベル賞を受賞した中村修二氏ほか3氏、大相撲の逸ノ城関などがモチーフとなっていました。流行語大賞となった「ダメよ~ダメダメ」の日本エレキテル連合も展示されていましたが、この2人の美容用のフェイスパックを売り出したら売れるかも~。
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日本画の大作が並ぶそごう美術館の「院展」。

2014-12-12 | 芸術
午後から雨も上がった昨日、「そごう美術館」(そごう横浜店6階)の再興第99回「院展」を鑑賞してきました。横浜ゆかりの伝統ある日本美術院による日本画の公募展で、同人作家作品32点をはじめ、受賞作品および神奈川県出身・在住作家の入選作品など、迫力のある大作総計83点が展示されています。ところで、いったい日本画の魅力はどこにあるのでしょう。「儚さの中にある無限性」と言うのは、若き美人画家の大竹寛子さんですが、自然の中の気配と間を表現するのだとも~。難しいことはわかりませんが、季節を感じるテーマとしっかりとした構図が気に入っています。写真は福井爽人氏の「春韻」。12月28日まで。入館料は800円です。
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