横濱路地裏研究会

散策はその街の魅力を発見する時間。
一歩踏み出せば、新しいときめきのスタートです。

苦悩と葛藤が生み出した傑作「斉唱」。

2012-07-31 | TV番組
今回のテレビ東京「美の巨人たち」は、小磯良平氏の「斉唱」(1941年制作)。楽譜に目をやる真剣な眼差し、宙を見つめる少女は何かを訴えかけているようです。よく見てみると9人の少女の顔立ちはそっくり。角度の違う口先からは斉唱というより、清らかなハーモニーが聞こえてきそう。とても戦争が始まる年に描かれたとは思えません。描いた4年前に日中戦争の従軍画家となっていた、後悔と償いの表れでしょうか。家柄がクリスチャンですから、この絵から流れてくるのは敬虔な讃美歌かもしれません。深い祈りが込められたこの絵は、小磯氏38歳の円熟期の作品です。
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創業以来のメニューで生ビール。

2012-07-30 | 呑み処
一昨日のコンサートの終演後に立ち寄ったビアレストラン「ホフブロウ」。陶器製のジョッキに注がれた生ビールもおいしかったのですが、仄かに酢の味が香る「温製ガーリックポテトサラダ」のおいしかったこと!。お代わりしてしまいました。聞くところによると、昭和22年(1947年)の創業以来のメニューだとか~。この店を開業したのは、ハンガリー出身の貿易商で、平成11年(1999年)に現在の日本人オーナーとなったそうです。スイス人デザイナーによる重厚な店内~港に降り立った船員たちでいっぱいになったカウンター。船の汽笛が聞こえるようなノスタルジックな空間です。
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ジャンルを超えた“東儀サウンド”。

2012-07-29 | 音楽
雅楽の伝統に立つ東儀秀樹と西洋音楽の伝統に立つ古澤巌、そして、民謡の伝統に立つ上妻宏光~昨日はジャンルを超えた「伝統と革新」のコンサートを聴いてきました。神奈川県民ホールでの「東儀秀樹+古澤巌・全国ツアー2012」です。東儀家は奈良時代から1400年間、雅楽を世襲してきた楽家。その東儀秀樹と古澤巌のコンビの軽妙なトークと至極のサウンドワールド!。最後の1曲の「Out of border」の後、アンコール曲は美しい「エマニエル」と「午後の汀」の2曲で幕。熱狂的な「東儀さまファン」にも驚かせられましたが、伝統に立脚したうえでの新しい音楽世界を垣間見た2時間30分でした。
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北条一族の前代未聞の策略とは~。

2012-07-28 | TV番組
NHK-BSプレミアム「BS歴史館」は「鎌倉ミステリー 北条一族の陰謀~史上最強のナンバー2~」。鎌倉時代に日本を動かしたのはトップではなく、ナンバー2だったというミステリーです。その名は北条政子で有名な北条一族!。特に承久の乱で後鳥羽上皇の朝廷と激突したり、元寇を撃退するなど、先手先手で敵を滅ぼしていった逆転の発想!。源頼朝ばかりが脚光を浴びる鎌倉幕府ですが、その後の北条一族の知恵と策略~少し歴史感が変わった60分でした。涼しくなったら、北条氏終焉の地~東勝寺跡や高時腹切りやぐらなどを参拝することにしましょう。
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連弾で「ルーシーの夢と目覚め」。

2012-07-27 | 音楽
昨日のみなとみらいホールのランチタイム・コンサートは、野田美香さんと柳澤文子さんのパイプオルガン“ルーシー”の連弾。4手4足を駆使しての多彩な音色、音域の広がりの演奏~パイプオルガンの音色で夢の世界に誘っていました。連弾の良さは「ハーモニーの豊かさ、お互いの審美感覚の伝達と共通の譲歩・友情と親愛感」だとか~。でも、夏休みの子どもたちにはグリークの「ペールギュント」以外、あまりなじみの曲もなく、少々ストレスのたまるコンサートだったようです。次回のオルガンコンサートは8月23日(木)の「心踊る!ルーシーの舞曲」(高橋博子)です。
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実在する「ジュリエットクラブ」。

2012-07-26 | 映画
先日見た映画「ジュリエットからの手紙」(2011年・アメリカ)に登場する、愛の手紙に返事を書くジュリエットの秘書たち。正式名は1972年に設立されたボランティア団体「ジュリエットクラブ」です。世界各国から届く手紙に、その国の言葉で丁寧に返事を書くスタッフは総勢15人とか~。日本人からの手紙は他の国に比べて少ないようです。ネットには住所やメールアドレスが公表されているので、愛にお悩みの方はそちらへどうぞ~。
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イチロー選手がヤンキースに移籍!。

2012-07-25 | スポーツ
昨日の朝、「イチロー選手がヤンキースに移籍!」というニュースが飛び込んできました。有名選手の移籍はアメリカ人には日常茶飯事のことでしょうが~。それより驚いたのは、記者会見直後の古巣マリナーズと新天地のヤンキースの試合で、初打席で初ヒット~初盗塁を決めたこと!。「僕のカラダは凄く軽かったけど、今日という一日は凄く重かった」とコメントを残しています。新しい背番号は慣れ親しんだ「51」ではなく「31」!。ワールドシリーズでの勇姿が楽しみ。イチロー選手の夢はまだまだ続きます。んっ、イチロー選手を慕ってマリナーズに入団した川崎選手(元ホークス)の心境やいかに?!。心配です。
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「愛に賞味期限はない」という映画。

2012-07-24 | 映画
一昨日のWOWOWシネマは昨年、劇場公開されたアメリカ映画「ジュリエットからの手紙」。観光名所となっているイタリア・ヴェロ-ナの「ジュリエットの館」に残された、50年前の手紙から物語は展開されます。発見したのは「ニューヨーカー」誌の女性編集者。この手紙の返事を書いたことから、当の女性と甥っ子の3人で「50年前の愛」を探しにシエナの町をさ迷い歩くロードムービーです。終盤、どんでん返しありの久々にワクワクする映画でした。この映画の公開をきっかけに、イタリア観光熱も加速し、「ジュリエットへの手紙」も8倍の年間4万通に達したそうです。Alitalia航空の株は「買い」かもしれません!。
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鉄道ファンにうれしい週刊誌。

2012-07-23 | 読書
19日(木)に発売された「JR全駅・全車両基地」(朝日新聞社)の創刊号(390円)を購入してみました。付録は「JR全駅・全車両基地全リスト」です。完成間近い東京駅の全貌や新橋駅などの紹介、それに鉄道史や駅弁ものがたりなど、鉄道ファンには堪らない内容です。一番おもしろかったのは、これも連載の「わたしの駅物語」で、第1回は「新橋駅」で椎名誠さんのエッセイ。椎名さんには昭和40年代に原稿や講演をお願いしましたが、その頃の新橋駅を「東京駅にはない、くたびれさかげんがいい」と思い出を綴っています。次号は26日(木)発行で、この号から590円です。
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東急東横線廃線跡の緑道を歩く。

2012-07-22 | 散歩、横浜
先日、横浜駅周辺を歩いていた時に、突然現れたプロムナードの入口。東急東横線の地下化によって、横浜市が横浜駅~東白楽駅の線路跡を整備した緑道でした。この高島山トンネル付近(写真)が昨年4月に完成し、全長1.4kmの「東横フラワー緑道」として解放されたようです。時間がなくて途中で神奈川区のお寺巡りに切り替えましたが、クルマの来ない安全な散歩路は快適・快適!。この高島山トンネルは夜間閉鎖のようですが、夏の夕涼みにはピッタリなのでは~。
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知られざる「島原の乱」の全貌。

2012-07-21 | TV番組
キリシタン殉教の悲しい歴史として語り継がれてきた、江戸時代初期の島原の乱。昨日のNHKプレミアム「歴史館」は、この事件の最新研究が語られていました。天草四郎をリーダーとする一揆軍は3万7千人。幕府軍を圧倒する強さの秘密は、キリシタン大名小西行長と有馬晴信が残していった戦争のプロ軍団である牢人たちだったと~。また、史上最大級と言われるこの一揆が無ければ、その後の徳川幕府の安定は無かったとも~。知られざる島原の乱の全貌を明らかにしています。最後にエピソードとして紹介された、文化2年(1805年)に発見された熊本県・天草下島の5千人の隠れキリシタン!。海からしか見えないマリア像(写真)が衝撃的でした。どうも長崎・熊本辺りが気になるのですが、前世は隠れキリシタンの十字架だったのでしょうか。
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横浜が舞台の映画「俺は待ってるぜ」。

2012-07-20 | 映画
WOWOWシネマで連日放映されている没後25年を記念した「石原裕次郎特集」。18日(水)の映画「俺は待ってるぜ」(1957年)を観ました。創業100年を迎える日活作品です。兄の後を追って、ブラジルに旅立つ日を夢見ていた場末のマスターが、酒場の歌手と知り合ううちにヤクザから兄が殺されていることを知る~。ここからはアクションを得意とした日活映画の独壇場。そして、アクションに欠かせないのが横浜の港町の風景です。赤レンガ倉庫に向かう新港橋を渡り、横浜税関を振り返る辺りがレストラン「リーフ」という設定。引き込み線を走る蒸気機関車が、雰囲気を盛り上げていました。映画や歌の舞台には横浜はピッタリですね。
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日本語に関するあれこれエッセイ。

2012-07-19 | 読書
「武士の一分」とはどんな意味でしょう。作家・阿刀田高氏の「日本語えとせとら」(角川文庫)は、古今東西の雑学やジョークを交えながら、日本語の不思議を楽しく読み解きます。多彩で奥深く、豊かな表現に満ちている日本語~名文・名句満載の阿刀田流教養書。知らず知らずに言葉の阿刀田ワールドに引き込まれてしまいました。語源や句読点の打ち方、巻末には短編小説のテーマ・モチーフについて解説。また、「いろはカルタ」についても触れていますが、「犬が歩いていて、棒に当たったのを見たことがない」とか、「二階からさした目薬は入ったためしがない」と言って、諺をいっさい無視した友だちが昔居ましたっけ!。
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湿地帯に四季折々の可憐な植物。

2012-07-18 | 旅行
箱根仙石原と言えば、秋のすすきの原。その隣に位置する箱根町立・湿生花園を訪ねてみました。ここは湿原や湖沼などの湿地帯に生育している植物を中心にした広大な植物園です。日本各地から集められたものから珍しい外国の山野草を含め、約1700種の植物が四季折々の花を咲かせています。花を無断で取ってゆく人がいるのでしょうか。「『とる』のは写真だけ」というステッカーは寂しいですね。この爽やかな植物園は標高650m。蓮が開く池の傍らのヤナギラン(写真)が涼しげでした。仙石原でこんなにゆっくりしたのは初めてですが、観光地としての箱根の奥は深い!。3月20日~11月30日まで(この期間は無休)の開園で、シニアは600円です。
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箱根仙石原で恒例のスポーツ合宿。

2012-07-17 | 散歩、横浜
昨日から恒例・JBクラブの合宿で、箱根仙石原の保養所に来ています。好天に恵まれ男女各5人・計10人で気持ちのよい汗を流して、爽快なビールを流し込んで~。。横浜は暑そうですが、これから涼しい箱根を散策して帰ります。
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