横濱路地裏研究会

散策はその街の魅力を発見する時間。
一歩踏み出せば、新しいときめきのスタートです。

老いてゆく作曲家と美少年の切ない物語。

2017-05-19 | 映画
ルキノ・ヴィスコンティ監督の映画「ベニスに死す」(1971年/イタリア、フランス)。WOWOWシネマで久しぶりに観ました。舞台は約100年前のイタリアはヴェネチアのリド島。ドイツの作曲家・指揮者のアッシェンバッハ氏がポーランド貴族の美少年タッジオに、理想の美を見出すという何ともわかりづらいストーリー。当時のヴェネチアの街中は衛生管理が悪く、疫病が流行。コレラに感染したアッシェンバッハ氏はヴェネチアを去ろうとしますが、再び戻って浜辺の美少年タッジオを見詰めながら息絶えていきます。随所に流れるマーラー作曲の交響曲第3番や第5番が、アッシェンバッハ氏の切ない想いと重なりつつ〜。衛生的でない街と老いていく作曲家の姿が、美少年をより美しく際立たせているようです。
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