新潟の野鳥・フィールドノート

新潟で観察した野鳥を写真で紹介します.野鳥の日常生活に光を当てられたらいいなーと思っています.

バン 雛・大きくなりました

2015-06-30 05:27:17 | クイナ科
 バン 学名・Gallinula chloropus 英名・Common Moorhen

 前回,バンの雛と出合ったのは6月11日でした.孵化してから数日と見られる黒い小さな雛でした.6月22日,同じ蓮池のまったく同じ場所でバンの雛と再会できました.倍以上の大きさに育っていましたが,まだモヤモヤとした綿羽に包まれていました.親鳥の後について歩き,時々,口移しで餌を与えられていました.

バン 雛.
撮影日時 2015.06.22 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


バン 雛.
撮影日時 2015.06.22 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


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カンムリカイツブリの子育て 雛への給餌

2015-06-29 04:21:21 | カイツブリ科
 カンムリカイツブリ 学名・Podiceps cristatus 英名・Great-crested Grebe

 3羽の雛を背に乗せたカンムリカイツブリの親鳥から約50メートルほど離れたところで,もう1羽のカンムリカイツブリの親鳥が潜水を繰り返していました.その1羽が小さな魚を嘴でくわえ,雛たちのもとへと急ぎます.背に乗った雛が頸を伸ばして待っています.短い観察時間では,雛のどのような仕草が給餌の引き金になるのかわかりませんでした.ウーン,観察すべき課題が多いですネ.

カンムリカイツブリ.餌をくわえた親鳥がやってきました.
撮影日時2015.06.22 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟 


カンムリカイツブリ.右側の雛が少し頸を伸ばしています.
撮影日時2015.06.22 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


カンムリカイツブリ.残念,見えないほうの雛に給餌しました.
撮影日時2015.06.22 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


カンムリカイツブリ.今度こそ,給仕の瞬間を.
撮影日時2015.06.22 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


カンムリカイツブリ.1羽の雛がやや頸を伸ばしています.しかし,他の雛の仕草がよく見えません.
撮影日時2015.06.22 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


カンムリカイツブリ.水に落ちそうになって餌を受け取りました.
撮影日時2015.06.22 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


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カンムリカイツブリの子育て 背中から落ちたら?

2015-06-28 05:17:50 | カイツブリ科
 カンムリカイツブリ 学名・Podiceps cristattus 英名・Great-crested Grebe

 カンムリカイツブリの雛は,親鳥の背の上が大好きです.孵化したばかりの雛は,すぐに親鳥の背に乗るのでしょうか? 何時,背に乗るようになるのでしょうか? 雛が自分で上るのでしょうか? 知りたいことばかりです.しかし,そのような疑問に答えることができません.残念ながら,雛の孵化に立ち会うことができなかったのです.

 雛が親鳥の背の上から,水中に落ちてしまいました.連写でも落ちる瞬間を捉えることができないほど,短時間の出来事でした.落ちた雛は,自分で親鳥の尾のほうからよじ登りました.多分,初めて親鳥の背に乗るときも自分で上るのでしょうネ.

カンムリカイツブリ.「背中で暴れると落ちちゃうよ」
撮影日時 2015.06.22 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


カンムリカイツブリ.「ほら,落ちた」
撮影日時 2015.06.22 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


カンムリカイツブリ.「待ってよー」
撮影日時 2015.06.22 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


カンムリカイツブリ.「追いついた」
撮影日時 2015.06.22 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


カンムリカイツブリ.「ヨイショ」
撮影日時 2015.06.22 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


カンムリカイツブリ.「ヨイショ」
撮影日時 2015.06.22 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


カンムリカイツブリ.「やっぱり背中が一番」
撮影日時 2015.06.22 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


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カンムリカイツブリの子育て 背中に乗った3羽の瓜坊

2015-06-27 04:58:28 | カイツブリ科
 カンムリカイツブリ 学名・Podiceps cristatus 英名・Great-crested Grebe

 6月11日,新潟市北区の福島潟でコウホネの間に作られたカンムリカイツブリの巣を発見しました.当日,抱卵交代の際に2卵が確認でき,薄茶色に染まったその色から孵化間近の印象を持ちました.
 6月16日,友人から「巣と雛を確認した」とのメールがあり,16日かそれ以前に孵化したものと思われました.
 6月22日,福島潟を再訪しました.巣のあったコウホネの間を双眼鏡で探しましたが,巣は見つけることができませんでした.しかし,巣のあった付近で泳ぐカンムリカイツブリを見つけました.その背中には,ゼブラ模様の瓜坊が1羽顔を覗かせていました.しばらく観察すると,背中から2羽の瓜坊が顔を出していました.結局,雛は3羽確認できました.

 福島潟で,背中に乗った雛の姿を写真に撮ることは数年来の念願でした.増水による巣の流失,天敵による被害もなく,すべてに恵まれての雛の誕生です.無事に成長してほしいと願わずにはおれません.

カンムリカイツブリ.1羽の雛が顔を覗かせていました.
撮影日時 5015.06.22 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


カンムリカイツブリ.2羽の雛が.ウーン,変な顔.
撮影日時 5015.06.22 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


カンムリカイツブリ.3羽の雛が背中に乗っています.
撮影日時 5015.06.22 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


カンムリカイツブリ.雛は,上手に泳ぐことができます.
撮影日時 5015.06.22 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


カンムリカイツブリ.家族団欒の風景です.
撮影日時 5015.06.22 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


 

 
 

 
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コチドリの抱卵 - 2 卵を冷やす?

2015-06-26 09:16:54 | チドリ科
 コチドリ 学名・Charadrius dubius 英名・Little Ringed Plover

 コチドリの抱卵を観察していて,不思議な行動を見ました.巣の近くの用水路に繰り返し飛び込んでいるのです.よく観察すると,飛び込んでいるのではなく,足や腹部の羽毛を水で濡らしているようです.水浴び? いや,それも違うようです.水浴びなら,陸で水を振り払い,続いて羽繕いが行われるはずです.ところが,そのままトコトコと歩いて巣に座り込みました.ここまで書くと,分かりますよね.コチドリは,直射日光で温まり過ぎた卵を濡れた腹部で冷やしていたのでした.

 コチドリの巣は,地上に作られており直射日光をさえぎるものが何もありません.そのままだと太陽に照らされてどんどん熱くなります.翼で日光を遮ったり,水で直接的に卵を冷やさないと温まりすぎてしまうのです.卵や雛を水で冷やす行動は,同じように地上で営巣するシロチドリ,コアジサシで観察したことがあります.

コチドリ.足を下げて用水に飛び込みます.
撮影日時 2015.06.15 撮影場所 新潟県新潟市


コチドリ.腹部が水で濡れています.
撮影日時 2015.06.15 撮影場所 新潟県新潟市


コチドリ.腹部を水に浸けています.
撮影日時 2015.06.15 撮影場所 新潟県新潟市


コチドリ.すぐに飛び上がり,そのまま巣に歩いてゆきました.
撮影日時 2015.06.15 撮影場所 新潟県新潟市


コチドリ.巣の上にしゃがみ込む親鳥.だいぶ大きくトリミングしたのに分かりにくいのですが,卵の上に座り込んでいません.前方に卵が見えています.これは,直射日光を遮っているのでしょうか? もう少し分かりやすい写真を撮るべきでしたが,コチドリへの迷惑を考えるとこれが限度でした.
撮影日時 2015.06.15 撮影場所 新潟県新潟市


  
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コチドリの抱卵 - 1 これって擬傷? 

2015-06-25 05:25:38 | チドリ科
 コチドリ 学名・Charadrius dubius 英名・Little Ringed Plover

 農道を歩いていると,水田の畦でコチドリのペアが鳴き騒いでいました.しばらく見ていると,1羽が地面にうずくまるような行動をとりました.これって擬傷かもしれません.そうだとすると,近くに卵の入った巣があるか,雛がいるはずです.

コチドリ 雌雄.手前が雌で後が雄です.雌の過眼線には褐色味があります.
撮影日時 2015.06.15 撮影場所 新潟県新潟市


コチドリ 雌.擬傷? 座り込むような仕草をしていますが,まだ完全な擬傷ではないようです.
撮影日時 2015.06.15 撮影場所 新潟県新潟市


 僕の立っているところはアスファルト道路で,地面の出ているのはほんの少しです.地上に浅く掘られた巣があり,4卵が産まれていました.

コチドリ 巣卵.4卵が鋭端を中心に綺麗に並んでいました.巣は,浅く掘られただけでなく,小石や枯れ木,枯れ草の小片が敷かれていました.
撮影日時 2015.06.15 撮影場所 新潟県新潟市
 

 擬傷(ぎしょう)は,シギ・チドリ類など地上に営巣する鳥に見られる行動です.怪我をしたような動きで敵の注意を自分にひきつけ,卵や雛から遠ざけようとするものです.

 巣から離れて観察を続けると,親鳥はすぐに歩いて巣に戻り抱卵を続けました.しかし,農道は意外に多くの車や自転車,人が通ります.車にはあまり反応しないのですが,自転車や歩く人には敏感に反応しました.巣から飛び出して鳴きながら飛び回ったり,鳴きながら農道を歩いて自分に注意をひきつけ,巣から人を遠ざけようとしました.擬傷行動が発動されることはほとんどなく,よほど危険を感じたときのみに限られるようです.

コチドリ 雄.抱卵.雄は,過眼線がはっきりと黒いです。
撮影日時 2015.06.15 撮影場所 新潟県新潟市


コチドリ 雌.擬傷.まるで怪我をして動けないかのような仕草です.
撮影日時 2015.06.15 撮影場所 新潟県新潟市


コチドリ 雌.擬傷.翼をバタつかせています。
撮影日時 2015.06.15 撮影場所 新潟県新潟市


 コチドリの擬傷は,知らなければ完全にだまされてしまいます.僕もだまされた振りをしてその場を立ち去りました.
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ヨシゴイ 飛翔

2015-06-24 07:21:56 | サギ科
 ヨシゴイ 学名・Ixobrychus sinensis 英名・Chinese Little Bittern

 ヨシゴイは,新潟では夏鳥です.河川や湖沼などのヨシ原に潜み,小魚などを食べています.夜,「オイオイ」と呼びかけるように鳴きますが,昼でもその声を聞くことがあります.

 江戸時代の「本所七不思議」という話に「置行堀」というのがあります.夕暮れになると,堀の中から「置いてけ」という恐ろしい声が聞こえたというものです.河童や狸の仕業という説があるそうですが,僕は,ヨシゴイの鳴き声だと考えています.現在,ヨシゴイは数が減り,なかなかその声を聞くことができなくなっています.もし聞くことができたら,この話を思い出してください.きっと,「置いてけ,置いてけ」と聞こえますよ.

 6月22日,福島潟へ.蓮池の周囲を歩いていると,ヨシゴイが飛び出しました.ぐるりと蓮池の上空を飛ぶと近くのヨシ原に飛び降りました.残念,ヨシの中に入ったヨシゴイはもう見つけ出すことができません.その後,注意深く蓮の隙間を覗き歩くと,かすかに動く陰が.ヨシゴイの姿を見つけ出すことができたのですが,レンズを向けるともうそこにはいませんでした.

ヨシゴイ.
撮影日時 2015.06.22 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


ヨシゴイ.
撮影日時 2015.06.22 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


ヨシゴイ.
撮影日時 2015.06.22 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟
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カンムリカイツブリ 抱卵交代

2015-06-23 08:11:25 | カイツブリ科
 カンムリカイツブリ 学名・Podiceps cristatus 英名・Great-crested Grebe

 6月11日,新潟市北区の福島潟を訪問しました.コジュリン,ホオアカの観察が目的でしたが,見事に振られてしまいました.あきらめきれずに水面を眺めていると,1羽のカンムリカイツブリが浮いているのが見えました.数年前,福島潟でカンムリカイツブリの造巣行動とそれに伴うディスプレーを観察したことを思い出しました.そのときの巣は,造巣途中,大雨による増水で流されてしまったことを後で知りました.
 
 コウホネの大きな葉の間にカンムリカイツブリが座っています.その下には,枯れ草のようなものが見えます.巣です.間違いありません.福島潟で,初めて営巣・抱卵を確認できました.しばらく観察を続けていると,カンムリカイツブリの姿を見失ってしまいました.懸命に探すと,1羽が巣の上に立っており,その後にもう1羽の顔が見えます.抱卵の交代が行われたのです.巣の上には薄茶色の2卵が見えました.

 産まれたばかりのカイツブリ類の卵は白色をしていますが,時間がたつにつれ水垢などで汚れ,茶色になっていくそうです.巣の上の卵の色からすると,孵化間近だと想像できました.

 このカンムリカイツブリの営巣については,繁殖の成功を願い,今まで投稿を控えてきました.6月16日,友人から雛を確認したとのメールをもらいました.その後,「水の公園福島潟公式サイト」福島潟自然情報のページにも雛を背負った画像が掲載されました.僕自身も6月22日,福島潟を再訪し,3羽の雛を確認しました.現時点で,僕の写真が繁殖に影響を与える可能性がなくなったと思われるので,公表することにしました.雛の写真については,もうしばらくお待ちください.

 福島潟におけるカンムリカイツブリの繁殖について,「ビュー福島潟」の親切な女性レンジャーから沢山の情報を頂きました.ここで御紹介できないのが残念ですが,本当にありがとうございました.  

カンムリカイツブリ.コウホネの間に作られた巣の上で抱卵中です.
撮影日時 2015.06.11 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


カンムリカイツブリ.抱卵しているのは,冠羽の長い個体です.雄かも知れません.
撮影日時 2015.06.11 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


カンムリカイツブリ.抱卵の交代です.巣の上に2卵が見えました.
撮影日時 2015.06.11 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


カンムリカイツブリ.巣の上にいるのは,冠羽の短い個体です.冠羽の長い個体は後にいます.
撮影日時 2015.06.11 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


カンムリカイツブリ.冠羽の短い個体が巣の上に座り込みました.
撮影日時 2015.06.11 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


カンムリカイツブリ.冠羽の長い個体は,写真の左,コウホネの葉に隠れています.
撮影日時 2015.06.11 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟
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トビ もうすぐ巣立ち

2015-06-22 06:39:31 | タカ科
 トビ 学名・Milvus migrans 英名・Black Kite 

 川のそばの一本の杉,その木に何年も前からトビが営巣しています.土手の上から巣の様子がよく見えるのです.毎年,継続的に観察しようと思うのですが,シギ・チドリの渡り,夏鳥の渡来時期と重なり,ついついご無沙汰してしまうのでした.

 4月28日,巣の上に親鳥がうずくまり,抱卵している様子でした.「今年こそ」と思ったのでしたが,やっぱり雛の誕生,生育過程に立ち会うことができませんでした.
 6月15日,思い出したように立ち寄ると,巣の上には二つの黒い影が見えました.巣立ち間近な雛が,つぶらな瞳でこれから飛び出す世界の一端を見つめていました.

トビ 成鳥.抱卵中.
撮影日時 2015.04.28 撮影場所 新潟県新潟市


トビ 雛.巣の上で2羽が確認できました.
撮影日時 2015.06.15 撮影場所 新潟県新潟市


トビ 雛.巣立ち間近です.
撮影日時 2015.06.15 撮影場所 新潟県新潟市


トビ 雛.顔つきが幼いですね.
撮影日時 2015.06.15 撮影場所 新潟県新潟市
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オオタカ 生命が生命を育む

2015-06-20 08:06:44 | タカ科
 オオタカ 学名・Accipiter gentilis 英名・Northern Goshawk

 林の中にオオタカの声が響き渡り,僕の目の前で雄から雌へと餌の受け渡しが行われました.それは瞬間的で,雄はすぐに飛び去り,雌の嘴にはしっかりと餌がくわえられていました.
 餌と書くと,何か無機質のもののように感じられます.しかし,嘴にくわえられていたのは,数分前まで空を飛び回っていたスズメです.
 この林には,オオタカの雛が生まれていました.スズメは,巣に運ばれて雛に与えられるのです.まさに,生命が生命を育んでいるのです.

オオタカ 雌.
撮影日時 2015. 撮影場所 新潟県


オオタカ 雌.
撮影日時 2015. 撮影場所 新潟県


オオタカ 雌.
撮影日時 2015. 撮影場所 新潟県
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