和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

蜥蜴(とかげ)/名字の言 ≪第.1789号≫

2015年05月31日 06時41分18秒 | 今日の俳句

◆創価学会中国訪問団 楊潔チ国務委員と会見


 【北京27日】池田副理事長を団長とする創価学会中国訪問団は、27日午後5時(現地時間)から45分間にわたり、北京市の中南海で楊潔チ国務委員(副首相級)と会見した。
 楊国務委員は65歳。駐アメリカ大使等を歴任した後、2007年から13年まで外交部長を務めた。現在は国務委員として外交の最高責任者の任にある。
 2008年5月、東京都内で胡錦濤国家主席(当時)と池田名誉会長が会見した際にも、外交部長として同席している。
 今回、会見の場所となったのは、中国政府および中国共産党の本部や政府要人の公邸などがある中南海。
 訪問団一行を歓迎した楊国務委員は、冒頭、1968年に名誉会長が「日中国交正常化提言」を発表した史実に触れ、「池田名誉会長は、文化・教育・青年の交流を通し、中日の友好関係の発展に尽力してこられた」と強調。
 そして、2008年の胡主席と名誉会長の会見に同席した折の思い出を述懐した。
 続いて池田副理事長が、名誉会長からの真心の伝言を伝えると、楊国務委員は「心からの感謝と敬意を表します。名誉会長は今なお、中日友好に心を砕いておられる。日本に戻られましたら、くれぐれもよろしくお伝えください」と応じた。
 さらに「長年にわたり、創価学会の皆さまが両国の友好のために重ねてこられた努力は、決して忘れることができません。それは、中日友好の歴史における不滅の功績なのです」と強く語った。
 また楊国務委員は、今や中国と日本は、アジア太平洋地域において、共に重要な国になったと指摘。2000年に及ぶ交流の歴史に鑑みても、両国関係の発展には、大きな潜在力があるとの認識を示した。
 ここで池田副理事長が、名誉会長の10度にわたる訪中を踏まえた上で、世代から世代へ、新たな友好関係を築くことの必要性を述べると、楊国務委員は「長江の流れは、後ろの波が前の波を押し進める」との中国の箴言を紹介。
 「それぞれの世代に、大切な使命と責任があります。何よりも人間同士の交流が不可欠です」と力説し、青年の交流をはじめとする両国の友好促進を約し合った。
 会見には、中国人民対外友好協会の李小林会長、戸思社副会長、外交部アジア局の孔鉉佑局長、学会本部国際室の吉郷室長らが同席した。
 またこの日、一行は北京市人民対外友好協会を表敬訪問した。

【SEIKYO online:2015年 5月30日付】
http://www.seikyoonline.jp/index.html





     ※今日の俳句※



  いくすぢも雨が降りをり蜥蜴の尾
       橋本鶏二



  蜥蜴見し目もてをろがむ磨崖仏
       菖蒲あや



  深吉野の行者貌して青とかげ
       佐川広治



※ 体は細長く、円筒状のトカゲ科の爬虫類で、全長二〇センチに達し、尾が長い。成体は一様に茶褐色であるが、幼体は背が黒色で縦筋が走り、尾は鮮やかな青色をしている。
 夏、草むらや石垣の隙間などにいて小虫を捕食する。敏捷で腹を地につけるようにして走る。切れやすい尾は切れても再生するが短い。日本各地に分布する。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】





     ※わが友に贈る※


  広布に走る同志を

  全力で応援しよう!

  「君ならできる!」

  「一緒に頑張ろう」

  共に祈り 共々に前進!
  

        2015年5月31日





     ※☆*寸 鉄*※


創価の対話運動には人類史を変える創造的使命がー指揮者(インド)。開拓者の誇り高く

     ◇

恩師「唱題は勇気を命に点す戦いだ」。誓願の祈りで人間革命のドラマを

     ◇

広布の人材は見つけて育てるもの。訪問激励が要諦。励ましの波を各部協力し

     ◇

自転車の危険運転撲滅へあす道交法改正。携帯(スマホ)等の「ながら運転」は厳禁に

     ◇

カードの不正利用が再び増加と。明細書の確認、暗証番号の変更など忘れず






     ※名字の言※


人に何かを教える時、言葉の選び方で、相手の理解は全く違ってくる



元陸上選手の為末大さんは、子どもたちにハードルの跳び方を教える時、「ハードルの上にふすまがあるから破ってごらん」と言う。坂東玉三郎さんは舞を教える時、腕をどの角度でどうすると言うより、「空から舞ってくる雪を両手ですくうように」とか「扇子で受けるように」と教える。すると、すぐに分かってもらえるという(『伊東豊雄著 子ども建築塾』LIXIL出版)                    



何かを人に伝えたい時、自分の頭の仲だけで、どんなに隙のない、正確な言葉を考え、話しても、理解されなければ意味がない。大事なのは、相手の立場に立ち、相手がごう感じているかにアンテナを張る思いやりだろう



御書には「人のものををしふると申すは車のおもけれども油をぬりてまわり・ふねを水にうかべてゆきやすきやうにをしへ候なり」(1574ページ)と。油も差さずに重い車輪を無理に回せば壊れてしまい、重い船を無理に引きずれば傷ついてしまう。人にものを教える時も、同じように気を配らねばならない



「慈愛から智慧は生まれる」と池田名誉会長は語る。相手のことを思った分だけ、言葉は研ぎ澄まされる。言葉を磨くには、まず心を磨くことである。     (申)



  

【聖教新聞:2015年(平成27年)5月31日(日)付】



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5月30日(土)のつぶやき

2015年05月31日 01時43分20秒 | 日本

河鹿/名字の言 ≪第.1788号≫

2015年05月30日 05時37分39秒 | 今日の俳句
◆小説「新・人間革命」第22巻 電子書籍で発売


 池田名誉会長の小説『新・人間革命』の第22巻が、電子書籍(写真)で発売された。
 21世紀まで四半世紀となった1975年の6月、山本伸一は新時代への飛翔を期すため、東京各区をはじめ、各地の首脳幹部との協議会に力を注ぐ。また、各界の指導者や識者と対話を重ねる中、小説家の井上靖との往復書簡をまとめた『四季の雁書』や、松下幸之助との『人生問答』を発刊する。
 同年7月、伸一は、第12回全米総会を中心とした「ブルー・ハワイ・コンベンション」に出席するため、ホノルルへ。
 総会の席上、彼は、「民衆と民衆、人間と人間との友愛と調和のなかにこそ、より深く、より強靱な真の平和は築かれていきます」と力説する。
 帰国後、伸一は、外国航路で働く船員の集い「波濤会」のメンバーと記念撮影。不況にあえぐ海運業界を勇気づけようと企画した「波濤会」の写真展は海外にも広がり、共感を広げていく。
 同年11月、広島を訪問した伸一は、本部総会の席上、創価学会の社会的役割と使命は、人間の尊厳を冒し続ける暴力や権力に対しての、内なる生命の深みより発する”精神の戦い”であると訴える。
 希望小売価格は、680円(税別)。「Kindleストア」「koboイーブックストア」「honto」「BookLive!」「紀伊國屋書店ウェブストア」「iBooks Store」で購入可能です。

【SEIKYO online:2015年 5月29日付】
http://www.seikyoonline.jp/index.html





     ※今日の俳句※



  よき河鹿いよいよ痩せて高音かな
       原 石鼎



  杉山に杉の風彦河鹿鳴く
       鈴木蚊都夫



  瀬に寄れば却って遠し河鹿笛
       馬場移公子



※ 山間のきれいな谷川に生息しているアオガエル科の蛙。雄は四、五センチほどで、灰茶色に暗色の斑点がある。
 ヒョロ、ヒョロ、ヒヒヒヒ……と美しく豊かな声で鳴く。声を賞美して捕らえて飼う。岡山県湯原町や山口県美川町の生息地は国の天然記念物。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】





     ※わが友に贈る※


  地域貢献に励む友に

  心からの称賛を!

  「仏法即社会」だ。

  日々の振る舞いで

  信頼の絆を広げよう!
  

        2015年5月30日





     ※☆*寸 鉄*※


「可能な事の限界は誰も計れぬ」文豪(ゲーテ)。青年は大胆に挑め、痛快に壁破れ

     ◇

名誉会長初訪中の日。命懸けた平和闘争に敬服ー識者。信念の行動に続け

     ◇

「法華経を持(たも)つ者は必ず皆仏なり」。一人一人に広布の使命。仲良き前進を

     ◇

ごみゼロの日(-5・30-)。減量・リサイクルの推進を一層。小さな努力が未来を築く

     ◇

都心で5月の夏日が過去最多。体慣れぬ今こそ熱中症注意。水分小まめに




     ※名字の言※


夏目漱石の晩年は、病との闘いだった。43歳で持病の胃潰瘍が悪化し、入院・療養を余儀なくされる。そんな彼のもとに、遠方から友が駆け付けた。結婚を延期してまで、見舞いに来た友も



漱石の感激は大きかった。「住みにくいとのみ観じた世界に忽ち暖かな風が吹いた」「願わくは善良な人間になりたいと考えた」と当時を振り返る(『思い出す事など』岩波文庫)。苦闘の時こそ、真実の友情を知る。その時に受けた励ましは、生涯の支えとなり、生き方さえ変えていく



ある婦人部員は6年前、食道がんを患った。肝臓に転移があり、手術できないとの診断。“こんな時こそ祈らなきゃ”と思っても、絶望感が先に立ってしまう。そんなある日、家のインターホンが鳴った



「一人だとなかなか祈れないだろうから」。訪ねてきたのは学会の同志だった。共に祈る中、感謝の涙があふれてきた。“必死に題目を唱えよう”と決意し、挑戦。再検査の結果、転移はなく、手術できることになった。術後5年の今、晴れて治癒。彼女は今、“唱題の人”と呼ばれ、はつらつと活動に励む



御書に「力のない人間であっても、助ける人が強ければ倒れない」(1468ページ、通解)と。人生を勝ち開くために、善き友ほど大切なものhがない。     (剣)


  

【聖教新聞:2015年(平成27年)5月30日(土)付】



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革心27/小説「新・人間革命」

2015年05月30日 04時22分28秒 | 今日の俳句
【「聖教新聞」 2015年(平成27年) 5月30日(土)より転載】

【革心27】


 あいさつで山本伸一は、「人類の平和を守るフォートレス(要塞)たれ」との願いを込めて創立した創価大学で、中国からの留学生が真剣に勉学に励んでいる様子や、大学構内には、周総理を偲ぶ「周桜」が植樹されていることを報告した。

 さらに、この四月から、新たに二人の中国の女子留学生が創価大学に来ていることを紹介し、こう語った。

 「私は、こうした地道な交流によってこそ、一人ひとりの心のなかに友情と信頼の絆が結ばれていき、それが未来に絢爛たる友誼の花を咲かせていく原因となっていくことを確信しております。私は、今は目立たなくとも、コツコツと文化と教育の交流の道を歩んでいく決意です。                           

 特に教育は、国の未来を決定しゆく、最も大切な分野です。お互いに良い面を学び合い、優れた点を取り入れていくーーこうした教育交流の広がりは、これから、ますます大事であり、共に力を合わせて進んでまいりたいと念願しております」

 共感の拍手が広がった。

 あいさつを終えた伸一は、蘇歩青学長に、一千冊の贈呈目録と、その本の一部を手渡した。再び、大きな拍手が会場に響いた。

 続いて、学長が、あいさつに立った。

 訪中団一行への歓迎の思いを伝え、感慨無量の面持ちで訴えた。

 「皆さんが、中日両国人民の友誼を守り、発展させるために払われた絶え間なき努力を、高く評価しています。とりわけ、山本先生が一貫して中日平和友好条約の締結を支持してきたことに、深い感銘をいだいております」

 「中日平和友好条約の締結」との言葉を口にした時、心なしか、学長の目が潤んだ。

 多感な青年時代に、日本で暮らし、学んだ人である。戦争という国と国との反目、対立を超えて、多くの日本の友との友情に結ばれていたにちがいない。真の平和友好とは、人びとの心の大地に、友情の根が、無数に張り巡らされてこそ、成り立つといえよう。





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5月29日(金)のつぶやき

2015年05月30日 01時46分09秒 | 日本

革心26/小説「新・人間革命」

2015年05月29日 05時58分50秒 | 今日の俳句
【「聖教新聞」 2015年(平成27年) 5月29日(金)より転載】

【革心26】


 蘇歩青学長は、まもなく七十六歳を迎えると、山本伸一は聞いていた。しかし、背筋をまっすぐに伸ばした、矍鑠とした姿は、とても、その年齢には見えなかった。

 図書贈呈式は物理館の会議室で行われた。

 復旦大学からは、学長のほか、副学長、図書館長、経済学部、歴史学部の教授ら教職員、学生の代表が主席した。

 贈呈式のあいさつで伸一は、同大学を再び訪問できた喜びを述べ、関係者の歓迎に謝意を表した。又、今回の第四次訪中は、「日中平和友好条約」の締結の時となり、未来への新たな決意に燃えていると訴えたあと、図書贈呈への心情を語った。

 「私どもの真心として、自然科学関係の専門書等、一千冊を寄贈させていただきたい。『四つの現代化』をめざす中国にとって、少しでもお役に立てばとの思いからであります」

 そして、日中交流の歴史を振り返った。

 「両国には、戦争という不幸な時代もありました。しかし、平和の時代の人びとの往来は、両国の文化の発展に大きく寄与してきました。古くは、日本から遣隋使や遣唐使が貴国の先進的な文化を学びました。

 近くは二十世紀に入ってからも、貴国の偉大な指導者であられた周恩来総理をはじめ、多くの方々が日本に留学されました。

 一九〇四年(明治三十七年)に仙台医学専門学校(東北大学医学部の前身)に学んだ魯迅先生と、解剖学の教授であった藤野先生との心温まる交流は、日中の国境を超えた友誼を象徴するエピソードです。

 蘇歩青学長も仙台の東北大学で学ばれたと伺っております。こうした教育面の交流は、両国の文化を豊かにし、明るい未来創造の大きな力になっています」

 友誼の絆を永遠のものにしていくには、大学交流は極めて重要になる。政治や外交の世界で、日中関係が揺らぐことがあったとしても、学術・教育の交流があれば、中国の将来を担う若きリーダーたちと相互理解を図り、より強い友情の絆を結ぶことができるからだ。





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雨蛙/名字の言 ≪第.1787号≫

2015年05月29日 05時44分32秒 | 今日の俳句
◆創大で池田思想フォーラム 池田大作名誉会長の教育、女性観など巡り 中国の研究者5氏が講演



 創価大学主催の「池田大作思想研究フォーラム」が25日、東京・八王子市の創大中央教育棟で開催され、中国の学者5人が、創立者・池田大作名誉会長の行動と哲学を巡って講演した。これには、同大学の高橋強教授をはじめ、教職員、学生、留学生らが参加した。

 中国では現在、両国友好に尽くしてきた名誉会長の思想を体系化すべく、「池田思想研究」として、多くの大学・機関で研究が進められている。

 はじめに、厦門大学の章舜欽副教授が、名誉会長の教育理念と平和主義について考察。人類益を志向し、社会の繁栄に寄与する創価教育に期待を寄せた。

 続いて湖北大学の劉軍講師が、法華経の精髄を現代に展開した功績に言及。名誉会長の仏法哲理には、寛容、和解、博愛の光彩が満ちていると語った。

 復旦大学の戴蓉講師は、“名誉会長の女性観”をテーマに。仏法を基調とした生命の尊厳と平等の法理は、ますます中国社会で希求されていくと訴えた。

 大連海洋大学の洪剛副教授が、名誉会長とドゥ・ウェイミン博士(ハーバード大学、北京大学教授)との対談集『対話の文明』を通して講演。世界の分断を調和へと導く術こそ、名誉会長が提唱する文明間の対話であると強調した。

 東北師範大学の王明兵副教授は「対話」に関する論考を発表。紛争や対立に歯止めをかけ、東アジアに平和をもたらすのが、名誉会長の対話主義であると力説した。

 フォーラムでは活発な質疑も。「どのように池田思想を研究しているのですか?」との質問に対して、戴講師は「月2回の読書会が基本です」と応じた。

 聴講した留学生の楊陽さん(創大大学院修士課程1年)は、「池田思想への多角的なアプローチに、大変に感銘を受けました。私も創立者の思想を徹して学び、両国の友好に貢献できる国際人になりたい」と語った。


【SEIKYO online:2015年 5月28日付】
http://www.seikyoonline.jp/index.html





     ※今日の俳句※



  雨蛙聞く花茣蓙に手をおいて
       松村蒼石



  武家屋敷暗しくらしと雨蛙
       堀口星眠



  青蛙おのれもペンキぬりたてか
       芥川龍之介



※ 雨蛙・青蛙・枝蛙・夏蛙
 アマガエル科の一種で、体長四センチぐらい。木の葉や草の上に棲み、夕立の前などにキャクキャクキャクと鳴く。
 目の後ろに黒線がある。体の色は葉の上では緑色であるが、木の幹や地上に移るとたちまち茶色に変わる。保護色の好例である。
→蛙(春)

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】





     ※わが友に贈る※


  目先の出来事に

  一喜一憂するな!

  「成仏は持(たも)つにあり」

  持続の信心こそ

  絶対的幸福を築く力だ!
  

        2015年5月29日





     ※☆*寸 鉄*※


会長(SGI)の思想は理論ではなく世界平和を推進する力ー教授。民衆の大連帯を

     ◇

未来部の活躍の舞台は世界。語学が飛翔への翼。伸びゆけ勉学の挑戦王よ

     ◇

先覚者には決然と突き進む覚悟が必要だー恩師。青年は苦難こそ宝と前へ

     ◇

「鎌倉の人人の口にうたはれ給へ」。信用第一、誠実第一で地域の灯台に

     ◇

交通事故死、高齢者の割合が過去最多と。絶対無事故の祈りと声掛け必ず



     ※名字の言※


今月、千葉県内で行われたSGI交流交歓会。信仰の体験と確信を語る海外メンバーを前に、参加したある男子部員が、感動の面持ちだった



彼は、病気や経済的な問題、人間関係など、人としての悩みは万国共通と実感した。「世界中に苦労を分かち合える同志がいる」と思うと、胸がいっぱいになったという



池田名誉会長と対談した米国の歴史学者、ハーディング博士は「体験を聞くことによって、“他人の中の自分”に気がつくことができます」と言う。理論を聞くことだけでは、それを自身の生き方に関わる事として捉えるのは難しい。他者の体験を自身になぞえることで、「変わろう」「挑戦しよう」という能動的な決意が生まれる。ゆえに創価学会は、牧口初代会長以来、体験を語り合う座談会を活動の中心にしてきた



法華経には、「七?(しちひ)」と呼ばれる巧みな?喩(ひゆ)が、?喩品(ひゆほん)をはじめ各品にちりばめられている。それは、法華経が「民衆に呼び掛ける経典」だからであり、一切衆生を仏に導こうとの慈悲と智慧の表れであろう



一人一人が勝ち取った信仰体験は、妙法の力を分かりやすく示す「譬喩」であり、体験中心の集いの中に「法華経の心」が生きている。体験をつかみ、語り合い、世界広布新時代を歩んでいこう。     (閏)


  

【聖教新聞:2015年(平成27年)5月29日(金)付】



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5月28日(木)のつぶやき

2015年05月29日 01時44分03秒 | 日本

選んだのはこの選手!マツダオールスターゲーム2015 投票期間は6/20(土)まで allstargame.npb.or.jp/vote/voted/vie… #npballstarvote


【速報】韓国のMERS感染が6人に拡大 致死率50% なぜ、日本メディアは報道しない? goo.gl/zhNfhf


ブログを更新しました。 『【速報】韓国のMERS感染が6人に拡大 致死率50% なぜ、日本メディアは報道しない?』
ameblo.jp/hirokiwai/entr…



革心25/小説「新・人間革命」

2015年05月28日 11時30分41秒 | 今日の俳句
【「聖教新聞」 2015年(平成27年) 5月28日(木)より転載】

【革心25】

 九月十二日の夜、山本伸一たち訪中団一行は、雑技団の公演に招待された。雑技は、曲芸などを行うもので、上海の雑技団の高い技術は、よく知られている。

 何本もの棒の先で皿を回したり、額の上に大きな扇を立てたまま踊ったり、難度の高い、華麗な演技に会場は沸き返った。

 伸一は、上海の雑技団も、いつか民音(民主音楽協会の略称)で招聘し、日本で友好のシンボルとして公演できるようにしたいと、強く思った。

 翌十三日午前、伸一は、創価大学の創立者として、復旦大学を訪問した。一九七五年(昭和五十年)に引き続き、教育交流の一環として、図書を贈呈するためである。

 伸一の一行が、贈呈式の会場となる物理館の前で車を降りると、学生や教員たちが大拍手で迎えてくれた。

 玄関には、中国の正装である中山服に身を包んだ、小柄な蘇歩青学長の笑みがあった。彫りの深い顔に刻まれた幾筋もの皺が、蛍雪の年輪を感じさせた。初対面であったが、温かい眼差しに旧知のような親しみを覚えた。

 「ようこそ、復旦大学へおいでくださいました。お待ちしておりました」

 こう言って差し出された学長の手を、伸一は、「お世話になります。お会いできて嬉しいです」と言いながら、強く握り締めた。

 蘇学長は、微分幾何学の世界的な大家であり、一九一九年(大正八年)から十二年間、日本に留学している。東京工業高等学校(後の東京工業大学)を卒業後、東北帝国大学(後の東北大学)の理学部数学科に進み、理学博士の学位を取得。現代中国の数学界の基礎を築いた一人である。

 名声ゆえに、文化大革命の時には、“ブルジョア”“反革命”とされて、吊し上げられた。その嵐がようやく収まり、この七八年(昭和五十三年)、学長に就任したのだ。

 「真実はつねに迫害を克服する」(注)とは、フランスの思想家ボルテールの言葉である。

 伸一は、中国の未来に明るい兆しを感じた。


■引用文献
 注 ヴォルテール著『哲学辞典』高橋安光訳、法政大学出版局


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こうもり/名字の言 ≪第.1786号≫

2015年05月28日 06時33分19秒 | 今日の俳句
◆「池田大作全集」第141巻が発刊 対談集を収録


 『池田大作全集』第141巻(写真、第149回配本)が発刊された。
 これには、対談集『宇宙と地球と人間』と『21世紀の平和と宗教を語る』が収録されている。
 前者は、ロシアの宇宙飛行士で、全ロシア宇宙青少年団「ソユーズ」の会長を務めたアレクサンドル・セレブロフ博士との対談集。「『宇宙哲学』の時代へ――万物との共生目指して」「大宇宙との対話――生命の永遠性をめぐって」など、11章で構成される。宇宙から見た地球環境、生命の永遠性など、語らいのテーマは多彩だ。
 “外なる大宇宙”と、生命という“内なる大宇宙”を貫く普遍の法則に迫りゆく。
 後者は、世界的な宗教学者であり、ハーバード大学名誉教授のハービー・コックス博士との対談集で、「宗教復興の時代を迎えて」「文明を結びゆく平和への行動」など、8章から成る。
 キング博士と公民権運動を共にした人権の闘士でもあるコックス博士との対話は、非暴力の大切さ、ネット社会の功罪、核兵器廃絶の取り組みなどをめぐり、人類が進むべき、平和への方途が語り合われている。
     ◇ 
 本社刊。3497円(税込み)。全国の書店、出版センター・コーナーで発売。SOKAオンラインストアでも注文、購入できます。


【SEIKYO online:2015年 5月27日付】
http://www.seikyoonline.jp/index.html



     ※今日の俳句※



  蝙蝠の自在灯のなき塩田に
       八牧美喜子



  浜町の路地昔や蚊喰鳥
       草間時彦



  此の道やゆくてゆくてと蚊喰鳥
       高柳重信



※ 蝙蝠(こうもり)・かはほり・蚊喰鳥
 頭が鼠のようで前肢が長い翼手目の哺乳類の総称。夜行性で屋根裏・巌窟・樹洞などに生息している。後肢で止まってぶら下がり休む。多くの種類が食虫性。
 初夏から晩秋にかけて、夕方になると盛んに外を飛び回り、蚊などを捕食するので蚊喰鳥ともいわれる。
 年一回、初夏に子を分娩する。翼と思われるものは前肢の長い指の間に発達した飛膜で、すすけた褐色をしている。


【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】





     ※わが友に贈る※


  社会は変化の連続だ。

  「新しい発想」

  「柔軟な企画」

  「大胆な行動」で

  時代をリードせよ!
  

        2015年5月28日





     ※☆*寸 鉄*※


「道心堅固にして今度・仏になり給へ」。広布への強き一念と行動が境涯開く

     ◇

宮城県婦人部の日。地域を照らす福光の太陽。友の幸願う語らいを今日も

     ◇

自分が胸の奥で偉大と思うものは偉大だー哲人(エマソン)。自信満々とわが体験語れ

     ◇

日本語学ぶ中国学生の7割「親日」。10年前から2割増。文化交流が心結ぶ

     ◇

地方創生には地域に根差した地方議員が不可欠ー識者。公明よ行動で光れ






     ※名字の言※


放映40年目のテレビ番組「徹子の部屋」の第1回ゲストは森重久彌さんだった。森重さんは、黒柳徹子さんの笑顔を褒めながら言った。しかめっ面仏頂面ばかりしていると、しわが戻らず、刻まれてしまう。「だから、笑顔でいてください」



この言葉に、番組をどうしていくか、悩んでいた黒柳さんの心が晴れたという。“気張らず、背伸びをせず、自分らしく”と。長く番組が愛される要因の一つは、この黒柳さんの自然体と笑顔にあろう



女子部時代から笑顔が印象的だった婦人部の友がいる。8人きょうだいで、体の不自由な兄がいた。父が単身赴任で留守の中、母が家事、学会活動、本紙の配達に奮闘した。母はいつも「広布に生き抜けば、必ず幸せになれるよ」と笑って励ました



ある日、彼女に池田名誉会長との出会いがあった。「幸せになってください。あなたが幸福であれば、皆も幸せだからです」と名誉会長。彼女は“自分を磨き、成長しよう”と決め、笑顔を絶やさず信仰を貫いてきた



今では圏婦人部長。母親譲りの笑顔で同志を励まし、自他共の幸福の道を歩む。“幸福だから笑うのではなく、笑うから幸福なのだ“と言った哲学者がいたが、何があっても負けない心の強さの証しーそれが笑顔なのだろう。   (白)



【聖教新聞:2015年(平成27年)5月28日(木)付】



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5月27日(水)のつぶやき

2015年05月28日 01時42分39秒 | 日本

革心24/小説「新・人間革命」

2015年05月27日 06時56分19秒 | 今日の俳句
【「聖教新聞」 2015年(平成27年) 5月27日(水)より転載】

【革心24】

 少年宮の責任者は、訪中団一行に語った。

 「この少年宮では、放課後に、文芸、体育、科学技術、工芸、音楽などの教育を行っています。現在、毎日、千人ほどの児童が通って来ております」

 山本伸一たちは、合唱室、バイオリン室、民族楽器室、ハーモニカ室、舞踏室、卓球室などに案内された。教師の指導のもと、真剣に練習に励む児童の姿が印象的であった。

 合唱室では、子どもたちが、北海道民謡の「ソーラン節」を日本語で披露してくれた。
   

 [歌記号]ヤーレン ソーラン ソーラン……
   

 「ハイハイ」――伸一が合いの手を入れ、手拍子を打つと、訪中団一行が続いた。心は一気に解け合った。

 歌や楽器演奏、舞踊、絵画、スポーツ、料理等々、芸術、芸能、文化は、民族、イデオロギー、国境を超えて、人間が心と心を結び、握手を交わす手となる。

 合唱が終わると、伸一は言った。

 「謝謝! 謝謝! 上手です。日本の私たちへの最高のプレゼントをいただきました」

 一行は、児童たちと卓球にも興じた。子どもたちは、武術も披露してくれた。

 伸一は、訪問の記念に、コマ、けん玉、風船などの遊び道具や、創価の学舎に通う児童、生徒から託された絵画などを贈った。子どもたちは、真心と友情のプレゼントに目を輝かせ、こぼれるような笑みを浮かべて、喜びを表現していた。

 少年宮の子どもたちからは、お礼として、切り絵、墨絵、習字、版画が贈られた。

 「今日は、本当にありがとう。日本の子どもたちに、皆さんのことを、必ず伝えます。大きくなったら、ぜひ日本へ来てください」

 そして、皆で記念のカメラに納まった。

 友誼の泉は、未来へ、子々孫々へと、大河となって流れなければならない。伸一は、一過性の交流に終わらせぬために、ありとあらゆる努力を重ねようとしていたのだ。


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麦の秋/名字の言 ≪第.1785号≫

2015年05月27日 06時33分51秒 | 今日の俳句

◆〈トークの花束〉何があっても笑い飛ばして

 今回のゲストは、「日本アカデミー賞」最優秀主演女優賞の栄冠に2度輝いた、名女優の樹木希林さん。30日(土)に公開される映画「あん」(河瀬直美監督)に主演し、元ハンセン病患者で、どら焼き屋に勤める“あん作り”の名人を演じている。

 この映画を通して、病との向き合い方や免疫力を高める生き方など、創価大学看護学部長で医師の中泉明彦さんと楽しく語らいました。



桜花爛漫の創価大学

 中泉 いよいよ映画「あん」が全国公開されますね。ドリアン助川さんの原作を読ませていただきましたが、美しい桜の描写が印象的でした。

 樹木 撮影の時も、本当に見事な桜でした。桜を最高の位置から撮影できる場所を、河瀬監督が見つけてきたんです。

 中泉 創価大学にも、創立者・池田先生が植樹された桜があります。「出発の庭」の「創大桜」が満開になりましたので、写真を撮ってきました。

 樹木 うわー、すごい!

 中泉 毎年、創大の春のキャンパスは桜花爛漫です。

 樹木 創価大学もそうですが、創価学会の会館はとても素晴らしい建物が多いですね。一度、中に入ってみたかったのよ。

 中泉 本日は、ようこそ(創価国際友好会館に)おいでくださいました。八王子の創価大学にも、ぜひお越しください。

 樹木 八王子はちょっと遠いわね(笑い)。ところで、創価大学にはどんな学部があるんですか?

 中泉 経済学部、法学部、文学部の3学部からスタートして、現在8学部。看護学部は、初の医療系の学部として、2013年4月に開設されました。“生命尊厳の理念”を掲げる大学ですので、とても大きな意義があると考えています。

 樹木 病気で苦しむ人を支える、大変に重要な役割を担っているんですね。

 中泉 患者の側に立って、真心の看護ができる人材を育成したいと思っています。

【SEIKYO online:2015年 5月17日付】
http://www.seikyoonline.jp/index.html



     ※今日の俳句※



  麦の秋さもなき雨にぬれにけり
       久保田万太郎



  まなじりを濡らし馬ゆく麦の秋
       宮田正和



  麦秋や家ごとに架けて土の橋
       大石悦子



※ 麦の秋・麦秋
 麦が熟する初夏のころをいい、五ー六月にあたる。「百日の蒔き期に三日の刈り旬」というように麦刈りの時期は梅雨を控えて短く、農家の人たちは忙しく立ち働かなければならない。
→麦刈 

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】





     ※わが友に贈る※


  「よし頑張ろう!」

  皆が決意できるよう

  会合の準備に万全を!

  歓喜あふれる集いから

  勝利の勢いは生まれる!
  

        2015年5月27日





     ※☆*寸 鉄*※


初の「名誉学術称号」から40年。会長(SGI)の平和貢献を世界の英知の殿堂が賛嘆

     ◇

神奈川婦人部の日。不屈の心で進む正義の母よ!朗らかに友情の園を拡大

     ◇

大胆はリーダーの資質ー哲人(アラン)。停滞は敗北。行動第一で広布の新風起こせ

     ◇

御書を根本とすれば決して粉動されないー恩師。青年は鋭く正邪を喝破!

     ◇

高額商品売る悪徳商法が増加。高齢の1人暮らしが標的に。注意絶やさず







     ※名字の言※


久しぶりに通りかかった、農家の野菜畑。トウモロコシに、雄花の穂が伸びていた。トマトの畝には支柱が立てられ、ジャガイモの白い花も咲いている



植えられた作物の多くが、南北アメリカ原産と気付いた。トウモロコシはメキシコからグアテマラなどにかけて。トマトやジャガイモは、アンデス山脈の高地が原産との説もある。



『新大陸が生んだ食物』(中公新書)に、写真家の高野潤氏が書いていた。「栽培植物の植えてから実るまでの彩りや成長ふりを伝える風景は、どこの国の人々にとっても希望や力を与えてくれる泉のようなものかもしれない」。数百年の歳月、あまたの人々の努力を経て、作物が海を渡り、日本の土に根付き、食卓を潤すことに感謝が湧いてくる



牧口初代会長は『人生地理学』の緒論として、こう書いた。“私の子は、スイス産の乳製品から栄養を摂った。スイスの牧場で働く子どもたちに感謝しなくてはならない。また衣服はインドの人が炎天下に汗を流して育てた綿花からできている”。帝国主義の時代にあって、「世界があって日本がある」と訴えたのである



世界はつながり、助け合って生きている。だから世界平和は、生活に直結した身近な問題だ。田畑の緑は、そんなことも教えてくれる。   (由)


【聖教新聞:2015年(平成27年)5月27日(水)付】



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5月26日(火)のつぶやき

2015年05月27日 01時43分27秒 | 日本