9月16日に菅官房長官が記者会見で天皇皇后両陛下のパラオ御訪問について明らかにした。
その概要については、菅官房長官が「両陛下におかれましては、これまで戦後50年に当たり、戦争で亡くなられた人々を慰霊し、平和を祈念されるため、国内各地へ行幸啓になり、戦後60年に当たっては、同じ趣旨から、サイパン島を御訪問になりました。戦後70年に当たる来年は、できれば年度早々にも、両陛下に慰霊のためにパラオ共和国を御訪問いただきたく、今後所要の調整を行っていくよう、外務省及び宮内庁始め関係省庁に指示をいたしました。」と述べ、来年に天皇皇后両陛下がパラオをご訪問されることが正式に決定された。
パラオ諸島では、第二次世界大戦中、日米の激戦地の一つとして知られている。
特に、当時の日本陸軍第14師団と米国海兵隊第1師団が、ペリリュー島で激戦を戦ったことは非常に有名であり、米国海兵隊第1師団が文字通りノックアウトしたことでも知られている。
ある意味で、当時の日本陸軍にとって、後の硫黄島での戦闘での「激戦の模範」になったような激戦であった。
そのような激戦でも、日本軍の将兵は必死で戦い、パラオの住民達も必死で支援してくれた。日本軍が最後の戦いに臨む際に、「あなた方は日本人ではないのに今までよく尽くしてくれました。戦闘終了後は米軍の保護を受けなさい」と語り、泣く泣く別れたという。
そして、戦後になり日本陸軍第14師団の生存兵らが帰国した際に、昭和天皇が出迎えて、「ご苦労でした」と挨拶した唯一の事例でもある。
パラオは1994年に独立した際に、日本の国旗である日の丸をモチーフにした国旗を制定した。
彼らの日本に対する思いと尊敬の念を、今、全ての日本人、日本国民が、改めて考え直すべきではないだろうか。
その意味でも、来年にパラオをご訪問される天皇皇后両陛下の暖かい御心を心よりご尊敬申し上げます。
また、重ねて天皇皇后両陛下のパラオご訪問の決定を心から歓迎申し上げます。
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日米ガイドライン改定で日本の敵地攻撃能力が議論 その行方と本音とは
9月10日にロイターが伝えたところでは、日本が検討している敵基地攻撃能力の保有をめぐり、米国とのせめぎ合いが水面下で続いている。自衛隊が「盾」、米軍が「矛」という同盟構造を塗り替え、中国などを刺激しかねない問題のため、米国は日本に慎重な対応を要求。
両国は「日米防衛協力の指針(ガイドライン)」の改定という公式協議では議題にせず、別の場で答えを探っている。
しかし、これは、日米両政府の「建前と本音」が文字通り、激突する状況の内容である。
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パラオ諸島では、第二次世界大戦中、日米の激戦地の一つとして知られている。
特に、当時の日本陸軍第14師団と米国海兵隊第1師団が、ペリリュー島で激戦を戦ったことは非常に有名であり、米国海兵隊第1師団が文字通りノックアウトしたことでも知られている。
ある意味で、当時の日本陸軍にとって、後の硫黄島での戦闘での「激戦の模範」になったような激戦であった。
そのような激戦でも、日本軍の将兵は必死で戦い、パラオの住民達も必死で支援してくれた。日本軍が最後の戦いに臨む際に、「あなた方は日本人ではないのに今までよく尽くしてくれました。戦闘終了後は米軍の保護を受けなさい」と語り、泣く泣く別れたという。
そして、戦後になり日本陸軍第14師団の生存兵らが帰国した際に、昭和天皇が出迎えて、「ご苦労でした」と挨拶した唯一の事例でもある。
パラオは1994年に独立した際に、日本の国旗である日の丸をモチーフにした国旗を制定した。
彼らの日本に対する思いと尊敬の念を、今、全ての日本人、日本国民が、改めて考え直すべきではないだろうか。
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両国は「日米防衛協力の指針(ガイドライン)」の改定という公式協議では議題にせず、別の場で答えを探っている。
しかし、これは、日米両政府の「建前と本音」が文字通り、激突する状況の内容である。
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