工房八重の部屋

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同志社大学キャンパスツアーで120年前に建築された5つの重要文化財を見学

2009年11月09日 | Weblog
同志社大学の今出川校は明治時代に建築された、レンガ建の校舎が知られています

同志社大学の学生のガイドによる、キャンパスツアーに参加して、

5つの重要文化財に指定された、レンガ建ての建物や、寒梅館を見学しました。

礼拝堂、ハリス理科学館、クラーク記念館、彰栄館、有終館が重要文化財に

指定されおり、1884年(明治17年)から1893年までに建てられました。

その後大正、昭和初期にかけて、建築された校舎と、これら明治時代に建てられ

た建物は構内で調和し、同志社大学独特の景観美をかもしだしています。

今出川校には、13000人の学生がキャンパスに学んでいます。

学生さんのガイドで、今の学生生活を語ってくれ、館内の建物や大学の歴史

の説明受けていると、20歳くらいなのに、今の若者がしっかりと大人なのに、

感心させられました。 同志社大学は京都南部に、京田辺校があり、今回見学

した、今出川校の10倍の広さの自然あふれた敷地に、14000人が学生生活を

送っています。

2つの校地ではキャンパスツアーが行われており、学内を見学することできます。 

今出川校の次のツアーは、11月21日(土)12月5日(土)に行われ、

問い合わせは、電話075-251-3120です。


2つの校門の前にはキャンパスツアーの看板が設置してあり、学生ガイド
が、集合の教室まで、案内してくれる。

 
案内された教室で、10時45分の開始まで待つ間、同志社大学のキャンパス
の内容の映像が、流されています。参加者は一般、高校生グループ、PTA
と3つのグループで、総勢100人を学生ガイド9人でガイド。
ガイドの紹介がありました。


礼拝堂 1886年竣工のプロテスタント派の教会。内部は見れませんでした。


礼拝堂を、学生ガイドがガイド中! 礼拝堂は隣接する同志社中学が毎朝礼拝
     に使っている。


礼拝堂の前のヒマラヤ杉の上にクレーン車が?   なにこれ?
クリスマスイルミネーションの飾り付けの作業が始まったとか! 「夜になったら
クリスマスのイルミネーションが輝くので、見にきてください!」という事です。


彰栄館 1884(明治17年)竣工。京都市内に現存するレンガ建築では
     最古のもの。アメリカンボードからの寄付により、建築された。


寒梅館 近年2004年竣工  コンサートホールやレストラン、司法研究科
                ビジネス研究科の拠点になっている。


寒梅館の烏丸通に面した建物。 ここにあるテラスカフェのレストランは
明るくて、好きなカフェです。 一般の人にも開放してます。

 
寒梅館の入り口、大中のホールが2つある。       ミニコンサートホール


有終館  1887年(明治20年)竣工 図書館だったが、今は学長の事務所


有終館の入り口 20年前に火災の後に修復されたので、黒いすすが残っている。


同志社大学の構内


ハリス理化学館   1890年竣工 アメリカの実業家ハリスから10万ドル
             の寄付で理科教育のために作られた。


クラーク記念館  1893年竣工。アメリカのクラーク夫婦から亡き息子の
          メモリアルホールのための寄付で出来た。設計はドイツ人の
          リヒャルト。 ドイツのネオゴシック建築。


クラーク記念館内の礼拝室で、ガイドから説明を受ける、ツアー客。

 
クラーク館の階段          いまでも内部は教室として使われています


アーモスト館 1932年の竣工でヴォーリズが設計。新島襄が学んだアーモスト
        大学の卒業生などの寄付によって建てられた。有形文化財

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