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【戦争法案】祈り/国民の声に耳を傾け廃案に(特定秘密保護法に反対する牧師の会)

2015-06-17 00:58:05 | キリスト教 歴史・国家・社会

特定秘密保護法に反対する牧師の会さんの写真 

国会要請前のお祈り。
これから国会議員のところに要請に行きます。5月14日(中田 郎さんのFBより)

―: 安海 和宣牧師、朝岡 勝牧師他

 

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https://www.facebook.com/anti.secretlaw.pastors?fref=nf

特定秘密保護法に反対する牧師の会

【Action】
 安倍晋三首相は14日夜、都内で維新の党最高顧問の橋下徹大阪市長と約3時間にわたり会談。首相は安全保障関連法案の成立に向け、維新の協力を要請したと報道されています。
 特定秘密保護法に反対する牧師の会は、この間、国会議員要請をしてきましたが、その感触からも維新の党の動きを危惧しています。また、この様な状況の中、与党が「強行採決」するのではないかという憶測も報道されています。


 「牧師の会」は本日までに、安保法制特別委員会の委員長・理事と維新の党から出ている委員、また維新の党の衆議院議員全員に要請書を送りました。


 厳しい情勢が続きますが、主を仰ぎ祈りつつ導かれることを精一杯成して行きたいと思っております。ご一緒に働きかけてまいりましょう。...


●要請項目●
1、「平和安全法制整備法」「国際平和支援法」案を廃案にしてください。
2、上記の重要法案を拙速な審議で決定することは民主主義国家として許されません。
 ①国民や野党の声に耳を傾け、全党揃って委員会を開いてください。
 ②憲法学者を呼んで参考人質疑をするなど、充分な質疑を行ってください。
 ③強行採決をしないでください。

●要請書●
「平和安全整備法」案、「国際平和支援法」案を慎重審議で廃案にして下さい。

 日頃から、国民生活向上のためにご尽力いただき感謝いたします。
 今国会で「平和安全整備法」案、「国際平和支援法」案を成立させようと、特別委員会で審議が行われています。慎重審議の上に、廃案にしてくださるよう先生のご尽力をお願いいたします。
委員会での質疑が進めば進むほど、この法案の危険性があきらかになり、平和を守り、対話と和解での外交を求める私たち国民の願いとは相いれないことははっきりしています。ときの政府の判断で、日本が攻撃されていなくても、世界中どこでも米国の戦争支援を可能にするなど、一つ一つが重大にもかかわらず、膨大な法案を一括・拙速な審議など、とんでもありません。「特定秘密保護法」との関連でも、政府の判断材料が特定秘密にあたるとされた場合、国会や国民の監視チェック機能が完全に働かなくなります。さらに、いつでも、どこにでも自衛隊を海外派兵できる恒久法・「国際平和支援法」は、4月末に再改定した日米ガイドラインの内容を具現化するもので、まさに日米が協力して戦争する国づくりをすすめるものです。
 多くの人の不安を無視して拙速に決める必然性はまったくありません。衆議院憲法審査会では与党推薦を含む憲法学者3人が「憲法違反」と指摘しています。戦後政治の中心を担ってきた保守政治家5氏が反対を表明するなど、自民党内からも危惧の声があがっています。
 聖書の言葉に生きる私たちは、どんな理由をつけようと、武力で平和を生み出すことはできないことを知っています。戦争は、憎しみの連鎖しか生み出さず、犠牲になるのは一般庶民だというのが歴史の教訓であり、真理です。憲法9条によって国際社会で信頼を得て来た日本が、率先して平和外交を国際社会に働きかけることこそ、私たち日本国民の責任ではないでしょうか。武力を放棄するという勇気あるご英断を期待します。
 私たちは、「平和をつくる者は幸い」(新約聖書 マタイによる福音書5章9節)、「剣を取る者はみな剣で滅びます」(マタイによる福音書26章52節)の教えに従い、聖書が示す正義と公義、平和と和解が大切にされ、小さき者の声が押しつぶされることのない社会のために祈り、日本が戦争する国へ進む動きに対し、反対の声をあげるものです。

                                                                 特定秘密保護法に反対する牧師の会

 

 


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