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立憲民主党、ひょっとしてひょっとするかも ~枝野氏「右でもない、左でもない、下からの民主主義を」東洋経済/

2017-10-15 15:23:24 | 第48回衆院選

 枝野氏これまでの政治は上からの政治だったが、右からも左からもなく、暮らしの現場からの、草の根からの、下からの民主主義を前へと進めていく。国民のみなさんにお示しをさせていただきたい

立憲民主党、ひょっとしてひょっとするかも

今回の選挙の「台風の目」は希望の党ではない

新宿駅東南口の熱気(写真:Natsuki Sakai/アフロ)

10月14日午後の新宿駅東南口。民進党時代には代表が街宣しても半分も埋まらなかったその広場は、多数の人でひしめいた。それはあたかも、昨年の都知事選に出馬した当時の小池百合子東京都知事の街宣を髣髴とさせる熱気である。

一心に聞き入る聴衆を前に熱弁をふるっているのは枝野幸男代表。15カ月前には小池知事に微笑んだ運命の女神はいま、枝野代表に向かって微笑んでいる。立憲民主党には強い追い風が吹いており、公示前の議席数15を倍増する勢いだ。

ツイッターのフォロワー数が急増

10月2日に結党した時には、枝野氏たったひとりのスタートだった。それが希望の党に入れなかった元民進党の仲間などが集まり、小選挙区と比例区を合わせて78名を擁立するまでになった。

ツイッターの立憲民主党公式アカウントのフォロワー数も、たちまち増えた。10月4日に開設したばかりなのに、2日目で自民党広報アカウントのフォロワー数を抜いている。10月15日のフォロワー数は17万を超えており、好調そのものだ。希望の党公式アカウントのフォロワー数は1万を超えている程度であり、その人気ぶりがわかるだろう。

それにしても、なぜ立憲民主党がこれほどまでに大きな躍進を見せているのか。

読み解くカギは「リベラル票」の動きだ。

「自公政権には疑問があるものの、かといって民主党には任せられない」と考える浮動層は多い。2014年の衆院選での共産党の躍進を支えたのは、そんな浮動層だった。

2012年の衆院選に比べて共産党が増やした票数は、小選挙区で234万票、比例区で237万票。今回の総選挙ではその多くの票が立憲民主党に入りそうな感じだ。「共産党」という名前に抵抗を抱きつつも入れてきた浮動層の票が、立憲民主党であればさほどの抵抗はないからだ。

自公からの離反票も

加えて立憲民主党に入りそうなのは、「300議席を超える勢い」と伝えられている自公からの離反票だろう。「自公には与党として政権を担ってほしいが、大勝はさせたくない」という票が、立憲民主党に入る可能性がある。投票率が高まれば、さらに立憲民主党に有利だ。民進党が野党第1党だった頃には「受け皿がない」と考えて投票所から遠ざかっていた有権者を引き寄せるかもしれないからだ。

10月14日、池袋駅前での街宣の様子。立憲民主党に追い風が吹いている(筆者撮影)

14日は、そんな立憲民主党の勢いを肌で感じるような1日だった。新宿に続いて池袋で行われた枝野氏の街宣も大盛況で、ざっと見て2000人近くが集まっている。立憲民主党は設立間もなく党員はほぼいないため、その多くは組織的動員ではないと見てよい。

「これまでの政治は上からの政治だったが、右からも左からもなく、暮らしの現場からの、草の根からの、下からの民主主義を前へと進めていく。国民のみなさんにお示しをさせていただきたい」

希望の党の小池百合子代表が「右でも左でもないど真ん中のフェアウェイ」をアピールしているのに対し、枝野代表が提唱するのは「下からの民主主義」だ。

「アベノミクスは豊かな人をさらに豊かにした。確かに株価は上がった。大きな企業を中心として、企業の内部留保は過去最高だ。豊かなものを豊かにすれば、その恩恵はすみずみまで行きわたると安倍首相は言った。確かに高度成長期の日本ではうまくいった政策だ。しかし5年たった。結果的に何が起こっているのか。貧困の格差によって“1億総中流”と言われた日本社会が分断されている。これでは社会が荒れてしまう」

枝野代表がもっとも強調したことは2つ。経済格差と立憲主義だ。立憲主義とは為政者がルール(憲法)を守ることだが、これに反する「忖度政治」でひずみが生じてしまっている。その例が森友学園問題であり、加計学園問題だと主張する。

確かに安倍政権下で日本経済は浮上した。その象徴が株価。10月13日の日経平均株価は2万1155円18銭で引け、約21年ぶりに2万1000円台を超えている。

だが、多くの国民が好景気を実感しているわけではない。安倍政権への不満もくすぶっている。その証拠が、内閣不支持率が支持率を上回っているという点だ。

ひょっとしてひょっとすれば・・・

NHKが10月7日から9日にかけて行った全国世論調査によると、内閣支持率は37%で不支持率は43%だった。時事通信が6日から9日にかけて行った世論調査でも、内閣支持率が37.1%に対して不支持率は41.8%。一方で比例に投票したい政党は自民党が断トツで30.7%にも上っている。これを見ると、自民党が圧倒的に安定感を持っているのにかかわらず、政権の不支持率が高いという奇妙な現象が生じていることがわかる。

これをどう解するべきか。多くの国民が自民党が作ってきた日本のあり方を支持しつつも、現政権がやろうとしている個々の政策についてはいまいち支持できないという意味だろうか。あるいはとりあえずは自民党を支持しているが、“よりましな政党”ができれば一気にそちらに流れていくという意味なのか。

こうした不満の声をうまく受け止めることができれば、立憲民主党はさらに勢いを増すだろう。さらに、自公側に何か逆風でも加わるようなことがあれば、自公を過半数割れに追い込むようなことが、ひょっとして現実化するかもしれない。今回の選挙で一気に政権奪取に至らないとしても、野党として存在感をもった政党に踊り出ることは、間違いなさそうだ。

 

 

 

 

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姜尚中に聞く「大義なき総選挙」で激変する政局に惑わされないために必要な視点 〔週プレNEWS 2017.10.14〕

2017-10-15 06:56:39 | 第48回衆院選

 

姜尚中に聞く「大義なき総選挙」で激変する政局に惑わされないために必要な視点

mixiニュース  http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=4812276&media_id=141

 週プレNEWS 2017年10月14日 11:23 

姜尚中氏は、朝鮮労働党創建記念日である10月10日を敢えて総選挙の公示日に選んだことに注目していたという。それは何を意味するのか?
姜尚中氏は、朝鮮労働党創建記念日である10月10日を敢えて総選挙の公示日に選んだことに注目していたという。それは何を意味するのか?
 

安倍首相が「解散総選挙」に踏み切って以降、民進党と希望の党の「合流」、立憲民主党の立ち上げなど、短期間であまりにも多くの出来事が起こり、政治の景色は様変わりした。

めまぐるしく変化する政局に惑わされないために、有権者に必要な視点とは何か? 『アジア辺境論 これが日本の生きる道』(内田樹氏との共著・集英社新書)など多くの著書を持つ政治学者、姜尚中(カン・サンジュン)氏に聞いた――。

 

***

―政局が日々、急激に変化したため、ほとんどの人が忘れかけていますが、そもそも当初は今回の解散に「大義がない」ということが問題になっていたはずでした。

 そうですね、衆議院の解散は「首相の専権事項」であるという考え方は、戦後長く続いた自民党による事実上の単独政権の歴史の中で培われてきたわけですが、それでも、これまでは一定の歯止めとして、目に見えない「不文律」のようなものが存在していたと思います。しかし、今回の安倍首相による解散はそうした「不文律」を平気で踏みにじる、これまでに見たこともないほど強引なものでした。


―「一定の歯止めとしての不文律」とは?

 日本のような議員内閣制の国では、議会の首班指名を通じて首相を選び、その首相が内閣を組織して行政を預かるので、一般的には大統領制と比較して独裁が起きにくい仕組みだと考えられています。しかし、考えてみるとアメリカの大統領ですら「議会の解散権」は与えられていない。だから今、トランプ大統領はオバマケアに変わる健康保険制度の改革案が議会の強い抵抗にあって苦しんでいるわけです。

だからこそ、それだけの「強い権力」を行使するには「大義」というか、少なくとも「合理的な理由が必要だ」というのが「不文律」として存在していた。それを今回のように無視してしまえば、議院内閣制で選ばれた首相に、ある意味、大統領以上の権力を与えてしまうということが図らずも明らかになった。これを議会の抵抗に苦戦しているトランプ大統領が見たら、きっと「羨ましい」と思うんじゃないですかね。


―今年はイギリスのテリーザ・メイ首相も解散総選挙を行ないましたが。

 そのイギリスでも2011年に制定された「議会任期固定法」によって、首相による議会の解散権には「下院の3分の2以上の賛成を必要とする」という非常に高いハードルが設けられていて、議会の意思を無視する形で首相が解散権を行使することはできません。

しかし今の日本にはこのような歯止めがないので、安倍首相は今回の解散総選挙を国会どころか自民党内での議論すら経ることなく決めてしまいました。小選挙区制の導入以来、党内の権限が幹事長に集中し、首相と幹事長が結びつけば「自民党内での首相独裁」も可能な仕組みになっているからです。私は安倍首相の頭のどこかに、トルコのエルドアン大統領のような「強大な権限を独占するリーダー」を志向する意識があるように感じます。


―ただ「不文律」というのは、文字通り実際に制度化されていない「目に見えない暗黙のルール」ですから、それを守る、守らないという議論自体が難しいのでは?

 そこに私は、日本の政治の著しい「劣化」を感じずにはいられません。例えば「忖度(そんたく)」という言葉――最近、加計や森友の問題で悪いイメージが定着してしまいましたが、本来、「忖度」とは「行間を読む」という意味であって、決してネガティブな意味ではありません。

ここで言う「行間を読む」とは、具体的に言葉で表されていることの「意味」や「背景」や「文脈」を理解し、本質的な意味を掴み取る力のことです。要するに「タブー」とか「不文律」というのは、当事者たちに「行間を読む力」がある、つまり「物事がわかっている」前提で成立するものなのです。

ところが、今の多くの政治家は「これは明文化されていないけど、本質はこういうことだよね」という「行間を読む力」がない。あるいは、書かれていないことなら何をやっても構わない、「行間」などは平気で無視していいと考えている。いわば、一種の「反知性主義」によって政治が乗っ取られてしまったような状況で、その結果として「首相の権力」が大統領のそれをも上回る形で「大義なき解散総選挙」として行使された。それは長年、韓国の政治における「独裁」の歴史を見てきた私にとって、眩暈(めまい)がするほどの景色ですね。


―もうひとつ、今回の解散総選挙に関して気になるのは、北朝鮮情勢が緊迫する最中に行なわれていることです。

 あまり指摘している人がいなかったのですが、私は衆院選の公示日が10月10日だった点に注目していました。というのも、10月10日というのは朝鮮労働党創建記念日で、北朝鮮がミサイル発射や核実験など、なんらかの挑発行為を行なう可能性が極めて高い日だったからです。敢えてその日を公示日に選んだのは、北朝鮮の挑発行為が政権与党にとってプラスに働くとの計算があったからではないでしょうか?

普通に考えれば、北朝鮮情勢が不安定であることは、日本にとっても望ましいことであるはずがありません。しかし、北朝鮮情勢が不安定であればあるほど「とりあえず、ここは今の政権与党に任せておいたほうが無難だろう…」という心理が広がるので好都合だというのが、今回、安倍首相が解散に踏み切った理由のひとつでしょう。そして、ここでも私はある種の既視感を覚えたのです。


―韓国でも「北の脅威」を政治的な追い風に利用するという手法は多いのですか?

 北朝鮮の脅威を煽(あお)ることで、タカ派の与党が得をする…。これを韓国では「北風が吹く」と表現するのですが、今回の解散総選挙の背景にも安倍政権が「北風」に期待していた可能性がある。「武力行使もひとつのオプション」とするトランプ政権の姿勢を「全面的に支持」し続けている安倍政権ですが、仮に朝鮮半島で戦争が起きれば、多くの米軍基地を国内に抱え、北朝鮮のミサイルの射程距離にある日本が深刻なリスクに直面することは避けらない。

政府がこうした現実としてのリスクに向き合うのではなく、「北朝鮮の脅威」を自らの政治目的に利用するような状況で、この国の「安全保障」に関するまともな議論ができるのか? 朝鮮労働党創建記念日であり「北の挑発行為」の確率の高い10月10日を敢えて総選挙の公示日に選んだことからも、私は安倍政権の「北風」への期待を感じずにはいられません。


―この数週間で日本の政局は激しく揺れ動いています。あまりに急激な変化に、有権者の中には「何をどう考えて」この選挙に臨むべきなのか、迷っている人も多いと思います。

 すでにお話したように、今回の選挙には公費を費やしてやるほどの理由が見当たらないのですが、選挙が避けられない以上、有権者はどうしたらいいのか思案せざるをえません。そうした中、小池百合子東京都知事を代表とする希望の党が結成され、そこに民進党が合流し、そこから排除された議員たちを中心に立憲民主党が生まれました。

有権者からすれば、選択肢が増えることは意味のあることかもしれませんが、政権選択の選挙と言い難いのは、最大野党の希望の党の代表である小池氏が出馬を断念していますし、代わって誰を首班指名するのか、明らかになっていないからです。このことは、政局がらみで深読みすれば、選挙の結果、与党自民党が現有議席をかなりの数減らすことになり、結果として安倍降ろしが党内で沸き起こった場合、その流れを利用した希望の党が自民党との大連立も選択肢に置いていることを意味しています。

それは、結果として「安倍政権の終わり」に繋がるかもしれませんが、同時に希望の党と安部総裁なき自民党が限りなく同じような理念と政策を掲げる政党であることを意味する。安保と憲法改正といった、国の形の在り方を大きく左右する政策で、保守二大政党が収斂(しゅうれん)する可能性すらあり得るわけです。有権者の中には安倍首相はイヤだけど、自民党がしっかりしてほしいので、そうした保守の大連立を好ましく思う人もいるかもしれません。

それに対して、世界の流れが核廃絶や恒久平和の確立に動いているのだから、北朝鮮危機は確かに由々しいけれど、やはりもっと穏健で民主的、かつリベラルな選択肢を選びたいという有権者には、旧保守の与党や新保守の希望の党と一線を画す立憲民主党がオルタナティヴに浮上してくるでしょう。

いずれにしても、有権者は猫の目のように変わる政界地図に惑わされず、何が最も大切な価値なのか、そこのところをしっかりと弁(わきま)えて一票を投じてほしいと思います。

(取材・文/川喜田 研 撮影/松本亮太)



●姜尚中(カン・サンジュン) 
1950年熊本県生まれ。東京大学名誉教授。政治学者。著書に『マックス・ウェーバーと近代』(岩波現代文庫)、『悩む力』、内田樹との共著『世界「最終」戦争論』(集英社新書)他多数。


●『アジア辺境論 これが日本の生きる道』
 
(内田樹と共著 集英社新書 740円+税)


 

 

 

 

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鳩山元首相、安倍首相を猛烈批判...「北朝鮮の脅威を煽っている」「貧富の差を拡大」〔Business Journal  2017.10.13〕

2017-10-15 06:56:14 | 政治 選挙 

 

鳩山元首相、安倍首相を猛烈批判...「北朝鮮の脅威を煽っている」「貧富の差を拡大」

Business Journal    http://biz-journal.jp/2017/10/post_20936.html

2017.10.13

元首相の鳩山友紀夫氏

構成=長井雄一朗/ライター 写真=尾藤能暢 

 電撃的な“国難突破解散”だ。安倍晋三首相は9月28日に召集された臨時国会で衆議院の解散を宣言、10月22日投開票の総選挙が始まった。

 安倍首相は9月25日の記者会見で、消費税の使いみちの見直しや北朝鮮問題への対応について「国民に信を問いたい」と語っている。
 2012年12月の政権交代で第二次安倍内閣が発足後、アベノミクスによって株価上昇などが伝えられ、日本の景気拡大局面は戦後2番目の長さを記録している。一方で、好景気の実感は薄く、国会では「森友学園」「加計学園」をめぐる疑惑で安倍政権の支持率が急落した。
 この時代に、日本はどうあるべきか。安倍政権の問題点はどこにあるのか。旧民主党時代に自民党からの政権交代を果たし、09年9月から10年6月まで第93代内閣総理大臣を務めた鳩山友紀夫氏に話を聞いた。
 鳩山氏は12年に政界を引退後、シンクタンク「東アジア共同体研究所」を設立、現在は同所の理事長を務めている。


「アベノミクスで好景気」の嘘


――まず、約5年続く安倍政権の評価についてお聞かせください。
鳩山友紀夫氏(以下、鳩山) 森友・加計問題をめぐって、国民に対して嘘をつくような姿勢を示したことは非難されてしかるべきだと思います。首相は行政のトップですから、問題の多寡にかかわらず嘘を言うようなことがあってはなりません。その政治姿勢に問題があります。疑惑が払拭されない以上、今後も厳しい状況は続いていくと思います。
 アベノミクスについても、成功しているとは思っていません。確かに、異次元の金融緩和によって大手企業の株価は上がる一方ですが、中小・零細企業の苦境は相変わらずです。国民の所得も上がっているとはいえず、資産のない家庭が年々増加しています。大義であったはずの物価上昇率2%という目標も、いまだに達成されていません。
 安全保障政策にも疑問があります。隣国である中国や北朝鮮を非難し、叩き、それによって「自らは素晴らしい指導者である」という姿勢を示す。その結果、それらの国との関係が悪化し、双方とも軍事力を高めています。
 確かに、中国には膨張主義の面があり、北朝鮮の核・ミサイル開発は現実に進んでいます。脅威であることは否めません。しかし、大切なのは、隣国を一方的に悪者のように扱うことではなく、いかにこの世から戦争をなくす努力をするかです。
 過度に脅威を煽ることで一時的に評価は上がるかもしれませんが、それでは根本的な問題は解決しません。対話を密に行い、東アジア全般に平和をもたらすような政権であってほしいと願っています。

――現在の内政については、どうご覧になっていますか。
鳩山 安倍政権は「強い国」を目指すということで、需要と供給の供給側を強くし、グローバリゼーションに基づいた経済政策を展開しています。
 グローバリゼーションは否定しませんが、方法論を間違えると貧困と格差の拡大を助長することになってしまいます。そのため、富裕層はより富み、貧困層はより貧しく、中間層が削られていく……それが今の日本の実態です。今や、貯蓄なしの世帯は全体の約3割にもなっています。

 安倍政権は、「より自由で開かれたアメリカ的な市場経済が日本でも必要であり、それが経済において万能である」という思考です。しかし、その結果、日本の産業構造は大変ゆがんだものになってしまいました。確かに、グローバリゼーションによって輸出産業は好調ですが、日本の産業の多くを占める内需が非常に弱体化したことが問題です。今こそ、配分構造の変革が求められるときではないでしょうか。
 旧民主党政権時、弱体化した農家に対して「農業者戸別所得補償制度」を設けました。また、少子高齢化社会を迎えるにあたって、子育て世帯の負担を少なくするために「子ども手当」や「高校授業料無償化」を実施しました。多くの家庭に直接的に配分可能な仕組みを考えたのです。
 旧民主党政権では需要側を刺激する経済政策を行ったわけですが、安倍政権のように供給側を刺激する施策だけでは、貧富の差は拡大する一方です。


「北朝鮮のミサイルが日本全体をターゲットに」


――北朝鮮は日本も名指しで攻撃対象に挙げるなど、情勢が緊迫化する一方です。
鳩山 北朝鮮の核・ミサイル開発については、脅威がないわけではありません。しかし、ミサイルが発射されて、Jアラート(全国瞬時警報システム)で緊急情報を伝達したところで、どれだけの意味があるのでしょうか。
 まず、北朝鮮の目が向いているのはアメリカです。朝鮮戦争はまだ休戦状態であり、平和条約を締結していない以上、アメリカとの戦争状態は続いています。北朝鮮から見ればアメリカの核やミサイルは確実に脅威であり、アメリカに対抗するために核・ミサイル開発を進めているのです。最終的には、北朝鮮が優位なかたちで平和条約を締結するのが狙いでしょう。
 日本は、そのアメリカや韓国と同じ立場です。そして、国内に米軍基地があり、安倍首相が国連総会の場で経済制裁と圧力を強く訴えていることから、北朝鮮が日本に敵意を持つのも当然です。このままドナルド・トランプ大統領をサポートし続ければ、北朝鮮のミサイルが日本全体をターゲットにすることもあり得るでしょう。
 今、日本が行うべきことは暴発的な危機を煽ることではなく、アメリカと北朝鮮が直接対話しやすい環境をつくっていくことです。日本が仲介するかたちで、話し合いによる解決を促すことが大切です。


――ありがとうございました。
 次回は、中国が推し進めるアジアインフラ投資銀行(AIIB)や一帯一路、日中関係について、さらに鳩山氏の話をお伝えする。
(構成=長井雄一朗/ライター 写真=尾藤能暢)

ニュースサイトで読む: http://biz-journal.jp/2017/10/post_20936_2.html
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<衆院選山形>希望3候補「9条改正反対」立場鮮明「政策協定に違反せず」/ <衆院選東北>序盤情勢 自民16議席うかがう 〔河北新報 2017.10.12,13〕

2017-10-15 05:36:35 | 第48回衆院選

 

山形のニュース

<衆院選山形>希望3候補「9条改正反対」立場鮮明「政策協定に違反せず」

河北新報 http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171012_51001.html

2017年10月12日木曜日

憲法改正議論を進めることが明記された希望の党の公約集。山形1~3区の公認候補は9条改正反対を明言している
 
 

 衆院選山形1~3区で、当初は民進党の公認、または推薦を受けて立候補する予定だった希望の党の3候補が「憲法9条改正反対」の立場を鮮明にしている。希望の党は「9条改正含め議論を進める」との公約を掲げるが、3候補は「9条の価値について理解を深めるためにも議論はあってしかるべきだ。党と交わした政策協定には違反しない」と主張している。

 「安倍政権は、かつて自民党も守ってきた憲法9条に触ろうとしている。私は9条をしっかり守る」
 公示日の10日、山形2区の希望の党で前議員、近藤洋介候補(52)=山形2区=は集まった支持者に「護憲」を誓った。

 3区では元議員の阿部寿一候補(58)が10日夜に鶴岡市であった決起大会で「9条改正が入党の条件なら、希望の党には行かなかった」と明言。1区の新人荒井寛候補(44)も10日の第一声で「時代に合わせて憲法は変えなければならない部分はあるが、9条は変える必要はない」と主張した。

 希望は6日発表した公約に「9条を含め改正議論を進める」と明記。小池百合子代表は7日の党首討論会で、外交・安全保障などの分野は「安倍政権と違いはない」と述べている。


 民進党は、集団的自衛権の行使を認めた安保法制に反対してきた。選挙戦で9条改正反対を訴える3候補の姿勢は民進時代と変わらず、希望の考え方とは食い違っているように見える。
 3候補は、9条の真価について認識を深めるための議論はあり得るとの立場。総合選対本部長を務める無所属の舟山康江参院議員(山形選挙区)も「憲法改正を議論することは、9条を変えるという意味ではない」と解説する。

 一方、希望の党が入党、公認の条件として署名を求めた政策協定書で、安保法制は「憲法にのっとり適切に運用する」とされていた。
 舟山氏は「『憲法にのっとり』と(あえて)言うのであれば、安保法制が違憲状態であるなら運用はできないことになる。(協定書をそう読めば)3人が合意できるギリギリの範囲だ」との見方を示す。3候補の姿勢は民進時代と矛盾せず、希望の考えに沿うことをにじませる。

 

 ================

 

<衆院選東北>序盤情勢 自民16議席うかがう、民進系リード2選挙区

河北新報 http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171013_71014.html

2017年10月13日金曜日

 

 衆院選は22日の投開票に向け、中盤戦に入った。東北23小選挙区の序盤情勢は、全選挙区に候補者を擁立した自民党が過半数の12選挙区で優位に立つ。4選挙区で抜け出しつつあり、16議席をうかがう勢い。野党は民進党系無所属が2選挙区でリード。残り5議席は自民と野党系による接戦が繰り広げられている。

 自民が優勢なのは青森1~3区、宮城1、3、4、6区、秋田1、2区、山形1区、福島2、5区。
 自民は、青森で全3議席独占を視野に入れる。岩手では2区の現職閣僚が希望元議員の追い上げを抑えて先行。宮城は前議員が対立候補を引き離し、4議席を固めそうだ。

 全区で希望などと対決する秋田は1、2区で安定し、3区もやや優勢。山形は閣僚経験者の1区が盤石で、2、3区もややリードする。福島は2、5区で強みを発揮する。

 野党は、ともに民進系無所属の前議員が議席死守を目指す宮城5区、福島3区で手堅く地盤をまとめる。

 激戦区は岩手1、3区と宮城2区、福島1、4区。岩手1区は自民前議員(比例東北)と、希望の前議員が互いに譲らぬ戦い。3区は17選を狙う自由党系無所属の前議員が、自民前議員(同)の猛追を受ける。

 宮城2区と福島1区は、ともに自民前議員と民進系無所属の候補による一騎打ち。横一線の競り合いは予断を許さない状況だ。福島4区は自民前議員(比例東北)と希望前議員が拮抗(きっこう)する。

 2014年の前回衆院選で東北25小選挙区の党派別当選者は自民19人、旧民主党4人、旧維新の党1人、旧生活の党1人。区割り改定に伴い、今回は青森と岩手で定数1減となった。

 

 

 

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【動画】10/14 小林よしのり氏、立憲民主党の応援で「安倍政権は勝ちますよ!?」 

2017-10-15 00:14:22 | 第48回衆院選

今週土曜日(10月14日)午後2時過ぎに、わしは新宿東南口広場に行く。
枝野幸男氏の要請で、立憲民主党の応援をする。
こんなことやるの初めてだが、枝野氏の要請は断れない。
立憲民主党には本気で大勝利して欲しいからだ。 (小林よしのり)


********************************* 


2017年10月14日、漫画家の小林よしのり氏が新宿東南口で、
「立憲民主党」の応援演説に立った。ノーカット版。撮影=レイバーネットTV。

 

小林よしのり氏、立憲民主党の応援で「安倍政権は勝ちますよ!」

http://www.hochi.co.jp/topics/20171014-OHT1T50175.html
2017年10月14日18時36分  スポーツ報知

立憲民主党の応援演説を行った小林よしのり氏(右から2人目)と枝野幸男代表
立憲民主党の応援演説を行った小林よしのり氏(右から2人目)と枝野幸男代表

 テレビ番組などで「論客」として意見を発信している小林氏だが、特定の政党、もしくは政治家の街頭演説を行うのは初めて。今回は、1週間ほど前に枝野幸男代表(53)から依頼を受けて快諾したという。小林氏は「以前、『ゴー宣道場』(小林氏が開催している講演、討論会)で枝野さんに出てもらった時に、頭の良さと言葉の論理性を感じた。この人なら、政治を任せられると思った」ことから、演説に参加することを決めた。

 小林氏は、立憲民主党の応援にもかかわらず「安倍政権は勝ちますよ!」とピシャリ。集まった観衆の中には「いったいどっちの応援をしているんだ?」と困惑した表情を見せる人もいたが「だからこそ、我々は何をすればいいか。安倍一強政治を食い止める政治家がいる、立憲民主党を勝たせないといけない。分かりましたね」と続け、割れんばかりの拍手を巻き起こした。

 また、民進党が事実上の解党をし、希望の党に合流した際に排除を表明した代表の小池百合子東京都知事(65)や民進党の前原誠司代表(55)には、政権交代に向けた野党共闘が実現しなかった“戦犯”と見ている様子。「(元民進党の)枝野さんは言えないと思うから。選挙が終わったら、小池と前原は腹を切れ!」と過激な言葉で批判。約10分にわたり、まくしたてるようにして支援を訴えた。

 演説後、小林氏は「すごい人が集まっていたからね。遠くの人にも聞こえるように徹底的に話してやろうと思いました」と満足そうな笑み。「もっと候補者を立てられれば良かったね。でも、立憲民主党、勝ちますよ!」と言葉に力を込めていた。

 今後は15日に辻元清美氏(57、大阪10区)、20日には民進党を離党し、無所属で出馬している山尾志桜里氏(43、愛知7区)の応援のために現地入りする予定。

 

 【関連記事】
10/14【主役は皆さんだ】立憲民主党東京大街宣、枝野氏遊説に…
「野党党首の遊説に、こんなに人が来たことはない」=動画「歴史に残る名演説」

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「自民党は保守じゃないんですよ」 漫画家・小林よしのりが応援演説で語った ...

2017.10.14 - 保守派の論客として知られる漫画家の小林よしのりさんは、なぜ、立憲民主党を応援するのか。 ... 自民党は保守じゃないんですよ漫画家小林よしのりが応援演説で語ったこと. 保守派の論客として知られる ... 10月14日には、JR新宿駅前で開かれた街頭演説会で登壇し、安倍政権を「保守じゃない」と厳しく批判。
 
保守派の論客として知られる漫画家の小林よしのりさんは、なぜ、立憲民主党を応援するのか。
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