退屈日記。

閑つぶしにかける情熱の記録。

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労働問題研究会

2010-09-17 | 労働問題研究
天敵(部長)との戦いは毎日続いている。
一触即発状態ながらも表面上は友好を装い、必要最小限しか会話をしない日々。

部長を本音で好きになれない理由はここで説明するものじゃないけれど、
何せ、この会社において部長ひとりが権限を持つ権力者だから、
契約社員である私をクビにしたければできる。
私への悪印象を持たれれば持たれるほど、私にとって不利なだけ。
というより、私があれこれ苛々しているこの状況、考えたこともないだろうし、感じてないだろう。

マネジメントしない、従業員のモチベーションを考えない、余暇の重要性や働き方のことなど眼中にない・・・などなど。
結局のところ、この人の労働に対する価値観が嫌なんだよね。
私が研究会を開きたいと考えている諸問題の根源にある、その価値観が。
そして、権力者である彼の価値観を受け入れる従業員だけが、生き残っている。

これが日本である。
メンバーシップ型。
普通、日本以外の国では、雇用契約はその人の職務に支払われるジョブ型。
だけれども、日本の場合、査定の対象が「職務においてどれだけの成果をあげたか」よりもむしろ、
「職務を遂行する能力、や、職務に対する意欲、努力といった主観的な要素」が重要視される。
つまり、企業のメンバーとしての忠誠心との契約。
これが、メンバーシップ型。
研究所のような小企業の場合は企業=オーナーもしくは権力者といった構図になります。
そして権力者(部長)の価値観に基づき査定される。
研究所にどれだけ長時間いたか、それが「がんばってるな!」という最も評価される指標になるというわけ。


先日話をした名大の労働政策の先生や、最近もっぱら参考にしている濱口桂一郎さんの本やらブログやらを読んでいると、
現在日本の労働環境が改善されるカギはすでに明白なように思う。
濱口氏も和田氏も同じように諸外国との比較から日本の課題を浮き彫りにしているが、
その方法は(国際的にみて)常識的な議論の展開だと思う。

EUのインターバル規制(1日につき最低11時間の休息時間)、
これをさっさと導入できれば、日本人の労働者の価値観も変わってくると思うのに・・・

多くの日本人が基本的に部長派だから、
世界の常識、日本の非常識というわけでなかなか一筋縄にはいかない。

自分の労働問題にこそ問題山積みで、私のモチベーションも上がったり下がったりだけど、
この世界の非常識を何とか他の人たちにも伝えたいと、思う毎日です。

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