言の葉花壇

今日もマナ女とカナ女がにぎやかに勝手なおしゃべりをします。

うねめの袖

2017年05月18日 | 万葉集
第 0051 ◆ ◆ 明日香の宮より藤原の宮に遷居せし後によみませる御歌
うねめの袖 吹きかへす 明日香風 都を遠み いたづらに吹く
志貴皇子 ◆ ◆
      万葉集 第一巻 より
::: 読み :::
 
うねめの そでふきかへす あすかかぜ みやこをとほみ いたづらにふく
 
::: 意訳 :::
 
采女たちの美しい衣の袖を吹き返していた明日香の風も、今は都も遠くてむなしく吹くばかりだ

 志貴皇子は 生年未詳やけど亡くなったのは716年ころみたい。天智天皇の第七皇子よ。このころはすでに中央から外れた立場にあったみたいで、この歌は、持統八年(694)十二月の藤原京遷都後、間もないころ、廃都となった飛鳥御浄原で釆女達と片付けでもしていたんやろね。その時に吹いてきた風に昔、にぎやかだった都と、自分の立場を懐かしんで詠んだものやね。

 采女(うねめ)って何?

 天皇の身の回りをお手伝いしたメイドさん達の事よ。

 へぇ~ 昔もメイドさんがいたんやね。

 
 
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