コトノハコウタ

総合芸術至上主義。
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この時代でCDにこだわる理由

2017-06-12 22:02:10 | 邦楽
さて、昨日の続き。
音楽を聴く際に、私はCDを購入する派です。
とは言っても、お金や収納スペースの問題もありますから
youtubeやレンタルに頼る事ももちろんありますがね…。
基本好きなアーティストはCDを買うようにしています。


個人的に、今でもCD現物にこだわるのって
CDでしかできない表現要素がいっぱい含まれているからなんです。

どういうことかというと、
今って音楽は一曲単位でダウンロードっていうの当たり前じゃないですか?
でも、アルバムって一つの形を成していると
そこに収録曲が創り出す流れがあって、
さらにはジャケットにCDのレーベル、歌詞カードのデザインといった
CDならではの表現方式が自ずと発生してくるわけです。

CDという媒体が無くなることで、
同時にそういったものも消えてしまうのが何より悲しいんですよね。


昨日の『BLACK&WHITE』でも、
革命この際はっきりさせとこうか!感情行進曲
アッパーチューンが続いたところで
ちょっと甘めの雰囲気なチェルシーガールが入り、
おはようジャポニカで一気にヘヴィな雰囲気に戻る、っていう
緩急の付け方がすごいなあと思うのです。

昨日の記事でのことも再掲すれば、
Hey!!!ロッククライマーズの二曲の対比から始まり、
上記の流れがあり、BLACK&WHITEでアルバムのテーマ性を再びぶつけたところで
ミディアム調で綺麗に終わる。

もちろんアッパーで格好良い曲の多いアルバムなんですが、
ただ一辺倒にならない魅せ方がなされているし
アルバムという塊、区切りがあるからこその流れが生まれていると思うのです。



そして私が洋楽で名盤と思っているのは、昨日も書いた通り
THE OFFSPRINGの『DAYS GO BY』です。

やはりこちらも、アルバムっていう一個の塊の中での見せ方というか表現がすごいです。
リードトラックの3.DAYS GO BYの使い方が効いてますし、
11.Dividing By Zeroと12.Slim Pickens-は
是非アルバムで通しで聴いてほしい。
というかこれに関しては一曲一曲独立して聴くと意味が無いかも?と思うぐらいですよ。

独立している二曲でないと意味が無い仕掛けなんですけど、
別々にするとそれが成り立たなくなっちゃう。


ご興味の湧いてきた方は是非こちらから、2曲だけでも。
Slim Pickens、始まった瞬間、映像も相まって鳥肌ものですよ。

Dividing By Zero/Slim Pickens Does The Right Thing And Rides The Bomb To Hell





ちなみに私がCDの芸術表現の奥深さを知ったのは
中三の時に買ったFLOWの『WORD OF THE VOICE』がきっかけだったりします。
(アルバムじゃなくてシングルですけどね)
曲の格好良さはもちろんの事、
村上周さんのデザインした歌詞カードもレーベルもとにかく美しくて、
初めて買ったFLOWのCDだったんですが、とにかく印象深いです。
カップリング二曲も名曲です。
私は何よりESCAが好きでしょうがない…!!
村上三部作、本当に大好き。


自分が作品を創るにあたっても、実はこういう部分って気にしてるんですよ。
作品そのものだけじゃなく、
枠とか形式を「制限」と捉えるのではなく、
逆にそれを利用して表現の一部にしてやるぐらいの気持ちでいます実は。
そのぐらいじゃなきゃ面白くないでしょ?


  今日のBGM:『BLACK&WHITE』、WORLD END / FLOW
  昨日に引き続き、なのと終わりは始まり、とも言いますから
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