心と言葉

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アダルトチルドレンチェックをしてみましょう。

2019-11-09 10:44:46 | 心理学
アダルトチルドレンチェックをしてみましょう。

生きづらさを抱えている人は多くいます。
社会になじめない、人間関係が面倒、落ち込みが激しいなど、大人になっても辛さが強い人はアダルトチルドレンかもしれません。

アダルトチルドレンとは、子供のころの家庭環境や家族関係に問題があり、うまく精神的な処理ができないまま大人になった場合に生きづらさを抱える人たちのことを言います。
ですが、本人は自分の人格に問題があると認識していて、子供のころの環境が原因だとは考えないものです。
アダルトチルドレンであることに気づかないケースも多々あります。
そのような人たちのためにアダルトチルドレンという概念を作ることによって、本当の心理的原因と向き合うことができるようにしたものです。

アダルトチルドレンだと気が付くと、それだけで少し楽になったり、逆につらくなることもあります。
ですが、自分がアダルトチルドレンだと知ることは、変わっていくためには必要なことです。
自分の苦しさの原因が、刷り込まれたもので、それを改善するためには『なぜ自分がそう思い込んでいるのか』を知る必要があるからです。
自分を正しく知るということでもあると思います。
例えば、周りを気遣いすぎて生きづらい人は、小さいころから顔色伺いをすることが多かったのかもしれません。
なぜ、顔色伺いをしていたかというと、自分が気を使わないと家族のバランスが崩れてしまうと気づいてしまったからかもしれませんし、虐待などがあったかもしれません。
今の自分の癖を知り、その原因を考えれば、今の悩みを解決するヒントが出てきます。
これが、ただ自分の思い込みをなくそうだとか、蓋をしようとすると問題は解決しません。
根本的な解決を考えることが重要です。

そのためにもアダルトチルドレンかどうかをチェックすることは大切です。
このアダルトチルドレン(AC)診断ではアダルトチルドレンである度合いの他に、タイプの判別もしています。
自分のアダルトチルドレンタイプを知る事はアダルトチルドレンの克服には大切な事です。

アダルトチルドレンタイプチェック


アダルトチルドレンの特徴

2019-02-28 15:50:56 | 心理学
以前、アダルトチルドレンに関して書きましたがその続きです。
アダルトチルドレンの特徴についてみてみようと思います。
アダルトチルドレンは、子供の頃に刷り込まれた考えや思考が大人になっても抜けずに苦しむというものです。
特徴としては、他人に従順だったり自分の意思や考えがはっきりしないという部分があります。
自我が適切に育たず、自尊心が低いという事です。
子供の頃に愛されなかったり、子供らしく育てないと心のバランスが崩れてしまいます。
○自分に自信が無い
○つい犠牲になってしまう
○がむしゃらに頑張ってしまう
○人間関係の距離感が分からない

等の傾向が見られます。

アダルトチルドレンは象に例えられる事があります。
子供の象がサーカスにつれてこられ、鎖に繋がれて逃げられずにいます。
大きくなってくると鎖がロープになり、やがてスカーフを巻いているだけになります。
もうつながれている訳ではなくても、象は逃げようとしません。
逃げられないという刷り込みから逃れられなくなっているのです。
参考:こころのこくばん
これは人にも言えることです。
子供の頃に身に付いた、家族からの刷り込みが大人になっても抜けていないのはアダルトチルドレンといえます。
刷り込みが強いと、自分が見えなくなり他者に依存したり自暴自棄になる傾向があります。
状況を変える事によってそれらが変わる事はありますが、本人が成長しなければいつまでもアダルトチルドレンのままです。
自分の特徴を知り、その原因が刷り込みかどうかを考えてみる事が大切ではないでしょうか。

サイコパスとは

2018-09-22 12:13:22 | 心理学
サイコパス

サイコパスとは2種類の使い方をされています。
ひとつは、メディアで良く聞く猟奇的な人を指して使われる場合と、心理学で言う精神病質や反社会性パーソナリティ障害を指して使う場合です。
どちらも、似た部分は有りますが解釈に違いが出ているのではないでしょうか。
一般的にサイコパスというと
「命をなんとも思っていない」
「人としての心が無い」
「人を騙して自分の利益を掴んでも心が痛まない」
「心を操る」
「社会的な犯罪を犯しても反省しない」
等の特徴が思い浮かべられるのではないでしょうか。
映画や物語に出てくるようなサイコパスな人というのは、心理学的なサイコパスとは少し違うのかもしれません。
ちなみに、上記のサイコパスは通常と違う発想をするということで、色々なところで出てきます。
参考;当たるとヤバい!?サイコパスの特徴を診断する心理テスト10問が怖いw

心理学的には精神病質や反社会性パーソナリティ障害、反社会性人格という分類に入ると考えられます。
特徴としては
「犯罪を繰り返す」
「良心の呵責(かしゃく)の欠如」
「嘘を平気でつく」
「衝動的」
「危険を顧(かえり)みない」
「自分や他者に対して無責任」
等があります。
猟奇的なサイコパスと共通する部分も有りますが、心理学的には精神的衝動を抑えることが出来ず、危険な行為を行う人を言っています。
また、相手への共感性が欠如しているため、自分に相手を投影する事が出来ず、相手の苦しみや痛みを理解できないという部分も重要です。
これにより、反社会的な言動が多くなり、社会になじめないという問題に発展します。
また、精神的衝動のために相手に良く見せようというのも特徴です。
一般的に好かれる事で、衝動を貫きやすくするためです。
そのため、平気で嘘をついたり騙したりします。

また、多くの人がサイコパスと認知されずに生活をしているといわれています。
本人も意識していない事が多く、先進国では表面化しない事も多いのかもしれません。
精神病質的な部分を出すことなく生活が出来ていケースもあるからです。
そのような人は何かのきっかけで表面化し、「人が変わったようだ」となってしまいがちですが、先天的なものなので、今までが違う顔だったという事もあるようです。
こちらにサイコパスのチェックがあるので、自分もサイコパスではないかと思う人はチェックをしてみて下さい。
https://心理テスト.tokyo-サイコパスチェック


サイコパスは先天的なもので、改善が難しいという事も言われています。
しっかりとした対処をゆっくりと行う必要があるのではないでしょうか


アダルトチルドレンとは

2018-07-06 18:42:37 | 心理学

アダルトチルドレンとは

 

 

 

機能不全家族や毒親という言葉をご存知でしょうか。

 

機能不全家族とは、家族としての機能を果たしきれていない家族のことです。

 

毒親とは、子供の毒(悪い影響)になる親のことです。

 

これらの家庭環境下で育ち、大人になっても生きづらさを抱えている人達をアダルトチルドレン(AC)と言います。

 

アダルトチルドレンは、思考や考え方に偏りがあり、社会への適応が難しいという側面を持っています。

 

現代社会ではそのような人が少なくありません。

 

ハラスメントやストレス、うつ病による休職や人間関係の背景にはアダルトチルドレンがあります。

 

適正な思考や考え方を持っていればそのような不具合は起こりにくいものです。

 

また、引きこもりなども家庭環境が影響している事も多く、アダルトチルドレンといっても良いでしょう。 

 

アダルトチルドレンの特徴としては

 



    • 必要以上に従順である

    • 大きな声や音に敏感に反応する

    • 家庭と外で態度が大きく違う

    • 必要の無い嘘をよくつく

    • 過度に顔色を伺う

    • 相手の気持ちが分からない

    • 暴力的、または暴力に鈍感


引用:アダルトチルドレンとは

 等があるそうです。

 

これらは、子供の頃に身についた回避方法や対処方法が上手く行っていない場合に起こります。

 

適切な回避や対処が出来ていれば上記のような特徴は見られません。

 

子供の頃に、愛情が無かったり愛情が有りすぎると、家族の顔色を伺うような子供になります。

 

自我が正常に育たず、大人本意の考え方が身についてしまいます。

 

これが、大人になっても偏りとなり、自分の首を絞めてしまいます。

 

では、アダルトチルドレンを改善するにはどうしたら良いでしょうか。

 

それには、自分の考え方を分析し、修正する事が必要です。

 

考え方や思考というものは無意識的に実行されます。

 

出来事に対してどう感じるかは人それぞれですが、アダルトチルドレンの場合は、それが極端になっていることがほとんどです。

 

その感じ方を作っているのは、記憶や経験から導き出された独自の手法です。

 

まずは、どのような記憶や経験が元で今の思考方法になっているのかを知ることが必要です。

 

そして、適正ではない思考方法を変えて行きます。

 

原因が分かっていれば、対処をする方法は必ずあります。

 

少しずつ自分を意識的に変えていくことが出来るはずです。

 

アダルトチルドレンの原因は子供の頃の環境ですが、今の問題は自分の中にあります。

 

今の自分を救えるかどうかは自分次第ではないでしょうか。

 

 


毒親に育てられると毒親になってしまう

2018-06-05 18:01:45 | 心理学

 

毒親に育てられると毒親になりやすいという話があります。

そもそも毒親とは、子供の毒になる親で、虐待やネグレクト、過保護などがある場合に子供が歪んだ感情を持ってしまうこと言う事です。

歪んだ感情は歪んだ行動を生み、それが毒親の連鎖を生むのではないでしょうか。

毒親の連鎖を断ち切る方法は、どこかで毒親の克服をする必要があります。

毒親であることを受け入れてしまっている方は少し考える必要があるかもしれません。

こちらで自分が毒親かをチェックも出来ます。→毒親チェック

是非、自分が毒親になっていないかをチェックしてみてください。

知らない間に、毒親を恨んでいたはずが自分も毒親になっている事はあります。

ミイラ取りがミイラになる事は毒親に限らずよくあることです。

ましてや親の姿を見て子供は成長します。

知らないうちに似てしまう事は仕方の無いことです。

 

ここで、毒親の克服方法も少しご紹介させて頂きます。

まずは、

1、カウンセリングを受ける

毒親になっている行為というのは無意識的な部分が多いにあります。

第三者の見解が自分の本来の部分を浮き彫りにしてくれる事もあります。

カウンセリングは鏡のようなものと言います。

自分では気付かなかった自分の悪い部分を、カウンセラーを鏡にすることによって見えることがあります。

それを治してもらう事で毒親の克服になり増す。

 

2、毒親と離れる

自分が毒親かと思っている方で、毒親が近くに居る場合は出来るだけ遠ざかったほうがよいでしょう。

どうしても近くに居ると自分も感化されてしまうものです。

本来の自分を取り戻すためには親離れが必要です。

 

3、自分の内面と向き合う

毒親になる傾向として回避性があることがあります。

重要な事でも恐怖や不安が原因で目をそらしてしまうような場合です。

それを子供に八つ当たりをするというようなケースはよくあります。

まずは自分が逃げずに自分と戦う覚悟が無ければ、毒親を脱する事は出来ません。

 

このように、毒親を克服するには自分で気が付き自分で努力をするほかに有りません。

自分が毒親なのを自分の親のせいにすることだけは止めてください。

人のせいにしているうちは自分を変える事はできないのですから。