団塊のしっぽが綴る ありのままの田舎暮らし

躊躇いながら近づいてくる未来と、静かに佇む過去のはざまで。

夫は,料理上手な「高等遊民」(?)

2017-06-28 | 日々のこと。


近くの山里から山菜を採ってきて、山菜ちらし寿司を作りました。



漁港に揚がったばかりの魚介で、ブイヤベース風に。レストランみたいでしょ?


二年前に、フジテレビで「デート~恋とはどんなものかしら」
という、ドラマが放映されました。
ご覧になった方、いらっしゃるかしら?

主演は、杏さんと長谷川博己さん。
杏さん演じる高偏差値の理系女子と、長谷川さん演じる文系のニート男子が
繰り広げるラブコメディです。

ドラマの中で、長谷川さんは自分のことを「高等遊民」と、
称していました。
それを聞いて、そういえば昔、そういう言葉があったなぁと、
懐かしく思い出しました。
そして、閃きました。

「それって、まさに家の亭主のことじゃん!」。

夫は、傍から見たら順風満帆としか思えなかったサラリーマン人生を
ある日突然あっさり捨てて、起業しました。
そして、上手くいきませんでした。
優秀な野球選手が、必ずしも優秀な監督になるとは限らないように、
優秀なサラリーマンだったからといって、優秀な経営者にはなれないのです。

幸い借金は一銭もありませんでしたが、蓄えていたお金はみるみる減っていき、
これ以上はもう無理!という時点で、両親が亡くなり空き家になっていた実家に
Uターンを決めたのです。55歳のときです。
事情を何も知らない夫の姉達や親戚、幼馴染み、近所の方たちは、
諸手を挙げて歓迎してくれました。
本当のことなど話せるはずがありません。
私も何も話しませんでした。

心機一転、新しいステージで新しい仕事を見つけてくれるはず。
そう思っていた私は甘かった。
夫は以来、高等遊民として悠々自適(?)な人生を送っている。
なまじ、わずかな親の遺産があったから、なまじ、私がやり繰りしたから・・・
決して裕福ではありませんが、何とか人並みの生活ができてしまいました。
今は、晴れて(?)つましい年金生活者です。

夫の名誉のために付け加えますが、決して怠け者でもないし、
グウタラでもありません。
生活態度はどちらかというとストイック。
朝早く起きて、家事はほとんどやってくれますし、家庭菜園や庭仕事も
一生懸命。集落の役員も引き受けています。
読書家ですし、毎日のウォーキングも欠かしません。
料理の腕前はセミプロ。上の写真のご馳走は夫が作りました。

夫が仕事をしないのには、何か深い理由があったのかもしれません。
私には言いたくなかったのかもしれません。
そう思うことにしました。
夫には夫の人生があります。

だけどさ、
私の願った人生はどうしてくれるのよ?
リタイアしたら、年に一度は夫婦で海外旅行に行って、
その間には女友達と国内の温泉巡りや食べ歩きを楽しんで、
そして、そして・・・

お願い、私の人生を返して!!







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