昨日の晩のことである。わたしはテレビを見ながらとらまるを抱っこしていた。
「とらっちゅぱ~~~ん!きゃわいいな!おまえはきゃわいいな!」
「みゃぁ~ん(うざいよ母者)」
みたいな親子の会話をしながら頭を撫でていると、ふと、とらまるの左耳の下あたりに黒いポッチが見えた。なんじゃろな、とよくよく見てみると、1センチもないぐらいの小さなハゲが。
『こんなの、昨日までなかったよなあ』と思い、耳の中も見てみると、ところどころポチッポチッと赤くなっていた。
もしかしてまだ耳ダニがいるのかもしれない。かゆくて掻いたのかも。ワクチン2回めのハガキも来てたし、明日病院に連れて行こう。てなことを考えて、うざがるとらまるを解放した。
そして日付変わって今日、またも疑うことを知らずに自らのこのことキャリーに入ったとらまるを連れ、病院に出かけた。
前回のワクチンの様子
車中、とらまるが抗議の雄たけびをあげていた。
わたしだって、月末に連れてくつもりだった。でも案内ハガキには16日~30日の間に来て下さいと書かれていたので、別に今日行ってもいいのだよ、とらまるくん。なんでも早く済ました方が後々楽なのだよ、とらまるくん。
とらまるをなだめすかしているうちに病院に着いた。
耳のことを先生に告げると、先生が再度耳ダニ検査をしてくれた。耳ダニはいなかった。
はて。じゃあ一体?と思っていると、先生がこうのたまった。
「これは~~皮膚病やね。真菌ですわ」
SHINKIN?
と、ローマ字で言ってみても仕方が無い。SHINKIN・しんきん・真菌。カビである。
なんでまたわたしの可愛いとらまるちゃんにカビなんかが!
先生曰く、これぐらいの月齢の仔猫にはよくあり、人間にもうつる。塗り薬で治るが、大体6週間ぐらいかかる、とのこと。
先生はとらまるをひっくり返して、耳以外にも出ていないかチェックした。
「かわいいなぁ~~~たまらんなぁ~~~」
目尻を下げ、肉球をぷにぷにしながら言う先生は、ただの猫好きの男になっていた。いい先生である。
今のところ、耳以外には症状は出ていないようであった。
そして、ワクチンタイム。
今日もシャイ・ガールのわたしは写真を撮ることができなかった。
チキンですみまs(ry
※ 「ガール」は何歳まで適用か、についての議論はまた今度
とらまるは、注射を嫌がるかと思いきや、のどをぐるぐるならして気持ちよさそうに目を閉じていた。大物かもしれない。
そんなこんなで、真菌。困った困った。
わたしらにうつるのはいいが、こたろうが心配である。とらまるを隔離した方がいいのか。あれこれ調べて考えた結果、掃除を頑張ることにした。こたろうは、定期的に薬浴をすることに。隔離した方がいいのは分かるが、遊びたい盛りのとらまるに負担を強いることになるし、多分わたしにはできない。それよりも、この時期カビなんてどこにでもあるのだから、それらを重点的にやっつけた方がいいのではないか。とりあえず、今日から家中の除菌・殺菌祭りである。
こたろう、すまん。
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