雪浦だより

自然豊かな雪浦での暮らし

雪浦 真光寺 住職継職法要 「伝統と創造」

2017年05月17日 | 田舎暮らし

2017年5月14日 この美しき佳き日 雪浦の真光寺の住職継職法要が行われました。

30年間、住職を務められた18世 武宮勲さんから、19世 武宮至高さんへ。真光寺の伝統はしっかりと受け継がれました。

36名の稚児行列も行われました。かわいい雪浦に縁のある子供たちです。

お寺の役員さんを先頭に、三部経朱傘、雅楽隊、コーラス隊、お稚児さんと続きます。

私も笙の笛を吹いて参加しました。この貴重な歴史の一場面に参加できたことは、とても有難いことです。

ゆっくりと厳かに行列は続き・・・

ようやく真光寺の前に到着。

ああ、雪浦は美しい・・・雅楽の音とともに、行列は階段を上っていきます。

ああ、やっぱり雪浦は美しい・・・・

本堂の中でも、雅楽の音のなか、稚児さんが歩きます。

シャラシャラと子供たちの衣や鈴が鳴ります。華やかで、厳かで・・・、そしてこれから大きな法要が始まることを思うと、気が引き締まる時間です。

本堂には、入りきれないほどの門徒さん。雪浦の伝統の継承を祝い、支え、見届けるために。

正信偈につづき、前住職のご挨拶。30年住職を務めたこと、昨年古希を迎えたこと、いろいろな意味合いで頃合いの時ということで住職の職を退任するということ、御法義の因縁と歴史の深い 真光寺の住職の列に加えていただいた喜びの一方で、十分にお役に立つこともできなかったことを深くお詫び申し上げるということなど、溢れる思いをかみしめながら、ご挨拶をいただきました。歴史の深いこの真光寺の住職をお勤めされたことに、ただただ感謝の念でいっぱいです。

続いて新住職のご挨拶。幾度も躓き、空しく時を過ごしていると思えた日々も、本当は先達の声が、願いが「目を覚ましなさい」と呼びかけてくださっていた大切な「時」だったのだと今では思う、この先も聞法精進してまいりますと、想い溢れるご挨拶をいただきました。優しい、共に歩んでいってくれる方です。

 門徒代表として出口文雄さんのご挨拶、長崎教務所長武井弥弘さんのご挨拶と感謝状と続き、大江憲成さんによる「伝統と創造」と題しました記念法話をいただきました。人は何のために生きるのか・・・。伝統に出会い、掘り起こしていくことで、本願に出会っていく。

人は何のために生きるのか・・・、あれは35年前・・・・、果てしない宇宙と、永遠に続く生と死。自分の存在のはかなさが怖くなり、生きていくことができないように感じていた中学生の私に、「何のために生きるのかを見つけるために生きていったらいい」と父が言ってくれました。それで、私はここまで来れたような気がします。その父は、昨年の夏に亡くなりました。最後に私は、もう一度父に聞けばよかった。35年前と同じように父は言っただろうか、それとも、違うことを言っただろうか、父はそれを見つけたのだろうか・・・・。そんなことを考えながら法話を聞いていました。

 真光寺に上る階段。長年、数えきれないほどの方が、数えきれないほど、上っては下りて行った階段は、なんとなく真ん中がへこんでいます。法話をしてくださった大江さんは、この階段は、真光寺の宝物だと言ってくれました。私もそう思います。

 

そして、本堂にて披露宴「ほうおんこんさあと」が始まりました。

歌、笛、琴、ギターに踊り、ハーモニカ、うた、うた、うた・・・。

 みんな、すっきりとした気持ちで、いい時間をともに過ごしました。 

雪浦の根幹を支える真光寺。

夕方には、こんなにいい顔になって この佳き日は、みんなの記憶に残る日になりました。

 

 ☆文中の写真の一部は、友人が撮影したものです。ありがとうございました。

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