サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

十勝千年の森

2015-10-27 | 『勝手に帯広通信』
ようやく仕事がひと段落した10月中旬、
清水町の「十勝千年の森」初訪問。

ここは英国の庭園デザイナー、ダン・ピアソンが設計し、
英国ガーデンデザイナーズ協会から賞を受けた
2つのガーデンがあることで知られる十勝新名所。

そのひとつ、日高山脈を借景にしたアース・ガーデン。

広大で起伏があるので、セグウェイに乗るツアーが人気だが、
少々お高いのでパスして、ひたすら歩いて丘の上を目指す。

残念ながら花の季節は終わり、紅葉も終盤。
 
         
         千年の丘のてっぺんに到着。
         古老によれば、このあたりはその昔
         アイヌの古戦場だったとか。

もうひとつの受賞ガーデン、メドウ・ガーデンへ。



野の花を集めた英国式ガーデン。残念!枯れてます。
が、盛りの頃の花姿が目に浮かぶようなしつらえ。
夏はさぞかしきれいだろうなー。

こちら、チーズづくり体験工房の入口。

ヤギのチーズや燻製も売ってます。

シーズンオフでレストランは閉まっていたので
ガーデンカフェ・ラウラウでひと休み。



キッチン・ガーデンでとれた野菜を使ったパスタとピザ。
色どりもきれいで、白ワインとともにおいしくいただく。

カフェの一角にはガーデナーの作業場も。
   
このカフェ、窓からの眺めもよく、まったりと落ち着けます。
ハロウィーンを控え、カフェ脇のスペースにもカボチャがいっぱい。

十勝千年の森の一角には、馬牧場も。

花はなくても馬がいるだけで癒される。

どこにでも必ずいる、人なつこい子。

人を見ると吸い寄せられるようにすたすた
近づいてきて、とっても可愛い。

カフェの奥には、羊とヤギの牧場も。


柵にもたれてひなたぼっこ中。
 

こんな子たちが等間隔で並んでる。


小屋には子羊もたくさん。


あ、リス!初めて見た野生のシマリス。

しっぽがチリチリしてる。
このほかもちろんエゾリスとも遭遇。

そもそも森の紅葉が見たくてこの時期に訪ねたのだが、
少し前の暴風で森の木が倒れ、フォレスト・ガーデンは閉鎖中。
そうでなくても紅葉にはちょっと遅かった。
やっぱり10月上旬に来ないとだめかー。
でも動物にたくさん会えたので、よしとしよう。

今回の交通手段は十勝バスのバス&タクシーパックを利用。
帯広からバスで芽室駅に到着すると、その時間にあわせて
タクシーが駅前で待っていてくれるというお大臣待遇。
帰りもバスの時間にあわせて迎えにきてくれるので、
車のない我々にはありがたい。
十勝千年の森入園料とサービス券がついて1人5300円。

運転手さんが連れていってくれた円山展望台からの光景。

十勝平野が一望のもと。

近くには馬頭観音ならぬ牛頭観音。

このあたりは酪農家さんが多く、牛の放牧場が。
そろそろ放牧も終わり、それぞれの牛舎に帰っていく季節。
放牧が始まった、という新聞記事を読んだのは
ついこの前のような気がするのに!

Comments (2)    この記事についてブログを書く
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2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
いい季節ですねぇ (ちょら)
2015-10-27 22:16:22
空気が澄んで、空きの日差しが動物たちの影を作り、本当にイイ季節ですねぇ!
花盛りの頃もいいのでしょうけれど、北海道を訪れるなら写真のこの時期に行きたいな。
リスのシッポがトカゲのように切れるって知ってた? トカゲと違うのは、一度落ちたシッポは二度と生えてこないんですって。一生に一度、ここぞっていう危険なときの秘技として使える技らしいよ。
ぜひお越しを! (kot)
2015-10-30 13:30:05
え、リスのしっぽが切れる!?それは知らなかった。
バランスとれなくて困るだろうなー。

オフシーズンは飛行機代も宿泊費もハイシーズンの半額くらいになるのでお得です。チャレンジャーには厳寒の真冬もおすすめ。可愛いモコモコ帽やカラフルなレッグウォーマーやら何やら、ふだんできない格好がここぞとばかりに楽しめますぞ。

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