たまたまあるブログを開けたら人気ドラマ‘仁’の最終回でのヒロインの晩年の手紙と
思われる文章がアップされていた。
実は私はこのドラマが人気があるのは知っていたが、まあそれなりの理由があって観て
いない。でも現代から幕末へワープした医者の話らしいと思っている。
ブログ主はその余韻から数年前のあるテレビドラマを思い出したとおっしゃっていたが、
張り合って言えば私もある映画が思い出された。‘仁’自体を観ていないのになんだけど
その手紙から受ける余韻と映画の結末の余韻が同じと…
映画は‘ちょんまげプリン’という。気楽なお話です。時間つぶしにぴったりでした。
笑ったりしんとしたりしながら退屈せずに観ました。‘仁’とは逆に幕末から現代に
ワープした侍の話で、現代で生きるためにケーキ屋さんで修行し、どういうなりゆき
か覚えていないけれど江戸へ帰っていく。その後現代で侍の面倒を見ていた女性が(もちろん
お互いに淡い恋心を抱いていた)彼に初めて会った場所付近で1軒の和菓子喫茶を見かけ
一休みしようと立ち寄る。そこで和菓子屋さんにはめずらしい竹筒に入ったプリンを
見かけ注文する。江戸時代から続くその店の秘伝のお菓子だというそのプリンはあの彼の
味だった。半年ほど前に大阪の映画館で観た。
これを書いていながら今一つ同じ余韻を持つ映画を観たのを思い出した。ひと月ほど前、
テレビの映画劇場だった。題名は忘れた。洋画だ。場所は遺跡の発掘現場で理由あって
その遺跡の時代に集団でワープする。いろいろあって恋ゆえにその時代に残るという
一人を残して現代に戻るのだが、発掘を進めるうち、残った彼が恋を全うし幸せに生きたらしい痕跡を見つけるというお話。
現在と過去を結ぶ。
現在の目で過去を見てみたい
人を取り巻く状況はいろいろだが心の動きはあまり変わらないようだ。