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手紙

2006-11-05 01:28:07 | 映画2006
 パソコン買いに行くからね。と選んだパソコンのOSがXPだったらTV版「タイヨウのうた」のパロディになりかねない。

 冒頭の強盗殺人シーンで早くも涙腺決壊状態となりましたが、過失致死で無期懲役にされてしまうほど日本の裁判は歪んでしまっているのだろうかと憤りをも感じました。貧しさ故の犯行、天津甘栗の供述などがあっても情状酌量にも持ち込めない弁護士。「ひとごろし」の身内であるという理由で陰湿なイジメに遭う現状。被害者家族の苦しみだけがクローズアップされる世論の中にあって、加害者家族の苦悩を取り上げたテーマは素晴らしいことだと思いました。

 お笑い芸人を目指すという主人公の心。映画でも上手く伝えてありませんでしたけど、周囲の人たちに迷惑をかけてしまったという贖罪や、笑いのない生活から人を笑わせることによって抜け出し、一縷の希望を見出そうともがき苦しんでいる心情があったのだと勝手に解釈しました。しかし現実は甘くない。近しい人たちは彼の心を理解してくれるだろうけど、有名になってしまえばスキャンダルとして芸能界から締め出しを食らってしまう。まだ若かったために本名を隠すとか、芸能プロダクションの政治力を借りるとかいう小賢しい手段も思いつかなかったのでしょう。親友で相方の尾上寛之だってそこまで対策を考えていなかったようなので、コンビ解消も承諾するしかありませんでした。

 お嬢様である吹石一恵を好きになってしまったのは不幸なことですけど、彼女の家に招待された直後くらいに山田孝之がもっと悩むという描写が欲しいところでした。そして手切れ金を受け取るかどうか逡巡するシーンにおいて、直結はしないものの「受け取ること」イコール「お笑い芸人を辞めること」くらいの重大な転機でもあるので、描写の工夫が欲しかったです。

 テーマとなる手紙・・・吹越満も美味しいところを持っていきましたが、やはり沢尻エリカが良かった。可愛いというだけで評価されない、生きていくたくましさをも感じさせる演技力を発揮しました。ただ、関西弁を使うという設定の必要性の乏しさ。標準語を使わないことによって、逃げること、そこで生きていくこと、人と繋がりを持つことといったことを考えると、結局は関西から関東という「差別のない国」に逃げてきたことにはならないんだろうかと疑問に感じてしまいます。

 前半の要所をしめる田中要次はいいアクセントとなっていましたが、資格を取るために大検を受けてもしょうがない。誰か「大検よりも他の資格を」と教えてあげなくてはいけないと思いつつも、人知れず勉強しているのでどうしようもありません・・・誰か教えてあげてください!

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手紙 (tm)
2006-11-05 08:43:12
この作品は素晴らしいですよ。どっかの後編映画と比べると天と地差とは言い過ぎた。

でも、東野作品はいいですね~。
映画終盤が特に印象深い作品でした (たろ)
2006-11-05 09:57:00
こんにちは。
弊ブログへのトラックバック、ありがとうございます。
こちらからもコメントとトラックバックのお返しを失礼致します。

映画終盤の見事な物語展開の中での、玉山鉄二さんと山田孝之さんの渾身の演技が素晴らしかったと思います。
そして、東野圭吾氏の原作小説の方も読み応えがあり、お勧めです。

また遊びに来させて頂きます。
ではまた。

電気屋 (kossy)
2006-11-05 13:50:40
>tm様
素晴らしいとは思ったんです。
途中までは満点だと信じて疑わなかったし・・・
ちょっと疑問だったのが、
某大手家電量販店の名前をなぜ使ったのか?!というところでした。そこでちょっと冷めちゃった(笑)

>たろ様
原作のほうが良さそうですね~
この映画で疑問だったことも全て解消してくれるような。
いつかは読んでみたいと思います。
o(●゜∇゜●)=○ (あんぱんち)
2006-11-05 16:08:42
堤防決壊が早かったんですねぇ(笑)
たしかに無期懲役はちょっと無理が・・・

>「大検よりも他の資格を」
そんな事まで気付かなかった ( ̄□ ̄;)!!
感動しました (MIYAUCHI)
2006-11-05 17:59:52
こんばんは、TBさせていただきました。
涙が止まりませんでした。
原作を読んでいたのですが、原作とは違った
良さもあり役者さんの好演も光りました。
電器店でパソコンの販売とか (bakabros)
2006-11-05 23:33:16
2ちゃんねるを覗く山田くんとか、どうしても“電車男”を連想してしまいました。その辺り、原作のままなのか、読んでみたいです。
沢尻エリカさん、微妙なニュアンスな演技や、表情がとても良かっただけに、取って付けたような関西弁が気になってしまい仕方ありませんでした。これも原作のままなのかな??
号泣しました (caho)
2006-11-05 23:36:07
kossyさん、こんばんは~♪
「手紙」号泣しました。

今年観た作品の中で一番泣いてしまった映画です。
映画を観てからどうしても原作が読みたくなり読んだのですが、原作も素晴らしく、結末が分かっていながら原作でも泣いてしまいました。

加害者の残された家族の苦しみ・・・。
頭ではわかっていたつもりでしたが、こうして映画になってみると、被害者・加害者、どちらの家族も私が想像する以上の苦しみを背負って生きているのだなあと改めて考えさせられました。

私は★★★★★×2をつけてしまいました(^_^)

映画ではお笑いでしたが、原作ではミュージシャン。
ものすごく重い現実でしたので、お笑いに設定してよかったなぁと思いました。
田中要次さん、いいアクセントになっていましたね。
kossyさんの感想、素敵です。
素晴らしい作品でした (PGM21)
2006-11-06 00:01:54
何時もお世話になっております。
この作品の描き方実に素晴らしかったです。
なかなか描かれる事のない加害者側の家族の苦悩をここまで上手く描いたのには驚きました。
そして最後の決断も見事だったと思います。
やはり家族とはいえ最終的には切らなければならない決断も必要だという事を確り示してくれました。
原作読みたい! (kossy)
2006-11-06 03:18:26
>あんぱんち様
決壊が早いとだめですね~
途中で涙が枯れてしまって(そんなことないか・・)
初犯で過失致死なんだし、あれだけ真面目なんだから、6年目に仮出所といったのが順当かなぁ~

>MIYAUCHI様
TBありがとうございます。
涙、俺も止まらなかったです。
原作はもっといいんでしょうね~
沢尻エリカちゃんを頭に描きながら読んでみたいと思ってます。

>bakabros様
そうなんですよね~2ちゃんを覗くシーンでは余計なことまで思い出してしまって・・・
エリカちゃんの関西弁といい、気になるところがなければもっと良かったのにな~ってところでしたね。

>caho様
原作ファンでも評価がいいんですね~~ということは本物ですね!それにしても★★★★★×2とは!!
被害者側はおばあさんだったけど、これがもっと若い人だったら被害者側の家族の悲しみのほうがもっと強かったかもしれませんよね。実際の事件などでは報道も控えめですが、加害者家族が自殺したりすることも多く、もっと大変なんだと思います。
それでも加害者家族を描くことが立派です。

原作はミュージシャンでしたか~そちらのバージョンも見てみたいような気もしますね。

>PGM21様
加害者の家族を描いた作品ってあまり見かけませんからね~
アパートに落書きされて引越しを余儀なくされるなんてのは胸が痛みました。実際の事件ならば民事訴訟で慰謝料でも苦しまなければならないのでしょうし、残された家族はほんとに大変だと思います。
縁を簡単に切ることもできるのでしょうけど、血が繋がってることは変えようがない・・・最後の決断は素晴らしかったです。
3変化(笑) (しんちゃん)
2006-11-06 08:11:15
 食堂のおねえちゃん
 イケイケギャル風(死語?)
 若い母親(笑)

 やっぱ一番最初の食堂のおねえちゃんが一番可愛いと思った私です(笑)

 原作者が大阪市の出身なので、どうしてもヒロインを大阪の女性のままにしておきたかったのかもわかりません。でもね・・・やっぱ耳についたよ。すごくもったいない気がした。

 原作では「お笑い」じゃないみたいなんだけど、それこそ「差別」的な発言をあえてするならば、やはり彼の立場で「お笑い」は最初から断念すべきだとも思いました。

 ただ・・・やはりそうじゃないとラストが生きてこないんだよね(笑)まああんな場所であのネタも絶対にないんですが(爆)

 

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 12/1、渋谷東急にて鑑賞。6.5点。  今年ようやく直木賞作家となった東野圭吾の同名小説が原作(俺は未読)。ネット上でやたら評判が良かったので観にいってみたが、確かに悪くない。とはいえ絶賛するほどでもない。佳作。  殺人事件の加害者の弟を主人公に置き ...
「手紙」 気まずい1位、気まずいね~ (『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記)
勉強のできる弟(妹)を進学させるために、兄が過労で腰を痛めるという話は『涙そうそう』と同じなんで、玉山鉄二と妻夫木聡のお兄ちゃん、どっちがイイ?と思うより、『セーラー服と機関銃』の長澤まさみの眼鏡っ子と、どっちが萌える?と思わすほど鮮烈な沢尻エ ...
『手紙』・試写会 (しましまシネマライフ!)
今日はGAGA☆USENのメールマガジンで当選した『手紙』の試写会に行ってきた。 《私のお気に入り度
手紙 (映画君の毎日)
手紙 スタンダード版/山田孝之 ¥3,120 Amazon.co.jp 手紙 ~あなたに会えてよかった~ ¥1,953 Amazon.co.jp 始まってすぐ、この映画の温度が自分と合うと思え...
mini review 07052「手紙」★★★★★★☆☆☆☆ (サーカスな日々)
カテゴリ : ドラマ 製作年 : 2006年 製作国 : 日本 時間 : 121分 公開日 : 2006-11-03~2006-12-22 監督 : 生野慈朗 出演 : 山田孝之 玉山鉄二 沢尻エリカ 吹石一恵 吹越満 風間杜夫 杉浦直樹 殺人を犯した兄のせいで、人生を狂わされる弟の...
手紙…原作よりも必要以上に泣かせる作品? (ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画)
今日{/kaeru_fine/}からうちの長男が宿泊研修とのこと。 多分キツイ登山とかさせられるんだよね。多分{/face_nika/} 今日も映画の記事です。 「手紙」 (監督:生野慈朗、出演:山田孝之、玉山鉄二、沢尻エリカ、2006年邦画) TSUTAYAさんで「ナチョ・リブレ 覆面の...
手紙 (Schicksal)
久しぶりにDVDレンタルして手紙を見た。 武島剛志(玉山鉄二)と武島直貴(山田孝之)は兄弟。 兄・剛志は、弟・直樹が大学へいくための学費欲しさに、盗みに入った邸宅で誤って
悲劇の中でも恵まれた事件●手紙 (Prism Viewpoints)
「差別のない国を探すんじゃない、君はここで生きていくんだ――」 『Letter』 武島剛志は、高校3年生の弟である直貴が安心して大学へ行けるような金が欲しくて、 家宅侵入・窃盗を行なうが、家の住人に見つかり結果殺人を犯
手紙 (ひめの映画おぼえがき)
手紙 スタンダード版 監督:生野慈朗 出演:山田孝之、玉山鉄二、沢尻エリカ、吹石一恵、尾上寛之、田中要次... 「兄貴、元気ですか?  これが最後の手紙です。」 【ストーリー】 川崎のリサイクル工場で働く青年
DVD『手紙』 (みかんのReading Diary♪)
手紙 スタンダード版(2006/日本) 直貴の兄は、弟の学費欲しさに盗みに入った屋敷で誤って人を殺し服役中だった。大学進学もあきらめ、工場で働く直貴の夢は幼なじみの祐輔とお笑いでプロになることだったが、毎月刑務所から届く兄の手紙が彼を現実に引き戻す。そ...
『手紙』'06・日 (虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映画 ブログ)
あらすじ直貴(山田孝之)の兄(玉山鉄二)は、弟の学費欲しさに盗みに入った屋敷で、誤って人を殺し服役中だった。大学進学もあきらめ、工場で働く直貴の夢は幼なじみの祐輔(尾上寛之)とお笑いでプロになることだったが・・・。感想人気作家の東野圭吾が直木賞候補にな...
 手 紙 (★Shaberiba ★)
罪を償うとは、絆とは……。やっぱり顔を背けて入られませんでした~!!
観ました、「手紙」 (乙女千感ヤマト)
直木賞作家東野圭吾原作、生野慈朗監督作品・・・東野圭吾さんの作品て読んだことない
手紙 (FREE TIME)
23日に地上波でTV放送された昨年公開された映画「手紙」を視聴しました。
映画評「手紙」 (プロフェッサー・オカピーの部屋[別館])
☆☆☆(6点/10点満点中) 2006年日本映画 監督・生野慈朗 ネタバレあり
手紙 (☆彡映画鑑賞日記☆彡)
 『兄貴、元気ですか? これが最後の手紙です。』  コチラの「手紙」は、11/3公開になる東野圭吾さんの同名ベストセラー小説の映画化なんですが、試写会で観て来ました♪この映画の感想を冷静に書くことなんて、とてもじゃないけど無理。途中でおすぎが憑依しちゃい...
手紙/The Letter(映画/DVD) (映画を感じて考える~大作、カルトムービー問わず映画批評)
[手紙] ブログ村キーワード手紙(原題:The Letter)キャッチコピー:兄貴、元気ですか?これが最後の手紙です。製作国:日本製作年:2006年配給:ギャガ・コミュニケーションズジャンル:...