年賀ハガキの投函がはじまった。私はまだ年賀状を買い求めてもいない。毎年のパターンだが、年賀状を書いて投函するのは、30日、ないし31日である。皆さんには、果たして新年のいつ届いているのか確かめたことはないが、元旦には届いていないだろうなぁ‥‥。
今年も喪中のハガキが3通届いた。2通は同級生から。一方は父親、一方は母親が亡くなったという内容で、共に90歳を超えておられた。残る1通も、90歳を超えられた御母堂様の喪中であった。
私にも、今年の春先、親戚の2人との悲しい別れがあった。今月に入っては、思ってもみなかった方が突然お亡くなりになってしまった。これは、ショックであった。
多くの人様と面識を得れば得るほど、また別れも多くなる。これは、辛いことである。知らなければ悲しまないですむ。ショックも受けなくてすむ。でも、知り合ってしまった……。自分は幾つまで生きられるかわからないが、この先も、多くの人様との別れがある、と思うと、憂鬱になる。少し考え過ぎだろうが。
昨日のTV大河ドラマ「篤姫」最終回で、人の死はまた会うための別れである、ようなことを云っていた。なんとロマンチックな発想だろうか、そう思うと、救われる気がする……。
今日は、私よりもっともっと悲しい別れを体験していらっしゃる92歳の戦争体験をされた方にお会いしてきた。お話の中から、強い生命力と、それを司る精神力がひしひしと感じられた。何年もの歳月をかけて、別れの悲しさ、辛さ、不条理さをすべて我が身の中に引受けて、毎日その人々の冥福をお祈りしているという。
その人の存在をいつまでも自分の中で忘れないこと、そんな自分なりの、悲しい別れの処方せんを見つけられたような気がしている。
今年も喪中のハガキが3通届いた。2通は同級生から。一方は父親、一方は母親が亡くなったという内容で、共に90歳を超えておられた。残る1通も、90歳を超えられた御母堂様の喪中であった。
私にも、今年の春先、親戚の2人との悲しい別れがあった。今月に入っては、思ってもみなかった方が突然お亡くなりになってしまった。これは、ショックであった。
多くの人様と面識を得れば得るほど、また別れも多くなる。これは、辛いことである。知らなければ悲しまないですむ。ショックも受けなくてすむ。でも、知り合ってしまった……。自分は幾つまで生きられるかわからないが、この先も、多くの人様との別れがある、と思うと、憂鬱になる。少し考え過ぎだろうが。
昨日のTV大河ドラマ「篤姫」最終回で、人の死はまた会うための別れである、ようなことを云っていた。なんとロマンチックな発想だろうか、そう思うと、救われる気がする……。
今日は、私よりもっともっと悲しい別れを体験していらっしゃる92歳の戦争体験をされた方にお会いしてきた。お話の中から、強い生命力と、それを司る精神力がひしひしと感じられた。何年もの歳月をかけて、別れの悲しさ、辛さ、不条理さをすべて我が身の中に引受けて、毎日その人々の冥福をお祈りしているという。
その人の存在をいつまでも自分の中で忘れないこと、そんな自分なりの、悲しい別れの処方せんを見つけられたような気がしている。