ドコモは14日、2014年夏モデルとして、Androidスマートフォン6機種、タブレット2機種、らくらくスマートフォン1機種、フィーチャーフォン2機種を発表した。ハイエンドの4機種やタブレット2機種では、新サービスのVoLTEもサポートする。
発表されたのは以下の機種
【スマートフォン】
GALAXY S5 SC-04F 5月15日
Xperia Z2 SO-03F 5月21日
AQUOS ZETA SH-04F 5月23日(予定)
Disney Mobile on docomo SH-05F 5月下旬
ARROWS NX F-05F 5月下旬
Xperia A2 SO-04F 6月中旬
【らくらくシリーズ】
らくらくスマートフォン3 F-06F 8月
【タブレット】
AQUOS PAD SH-06F 6月中旬
Xperia Z2 Tablet SO-05F 6月下旬
【フィーチャーフォン】
F-07F 5月23日(予定)
SH-07F 6月中旬
「GALAXY S5 SC-04F」
同製品は、すでにグローバルで発売されており、国内ではドコモとauから5月15日に発売される。カラーバリエーションは、ドコモ向けのオリジナルカラーとなるスイートピンクと、グローバルでも発表されたシマリーホワイト、チャコールブラックを含む全3色となる(エレクトリックブルー、コパ-ゴールド、シャンパンピンクは含まれない)。バッテリーは取り外しが可能。
5.1インチでフルHDの有機ELディスプレイ(Super AMOLED)を搭載、GALAXYシリーズ初となる防水・防塵をサポートしている。LTEとWi-Fi、2つのネットワークを同時に使うことで高速ダウンロードが可能になる「ハイブリッドダウンロード」や約1600万画素カメラには高速オートフォーカスやリアルタイムHDR、撮影後のピント変更機能を備える。
VoLTEは、発売後サービスの開始に合わせて対応する。
「Xperia Z2 SO-03F」
先に発表されたauの「Xperia ZL2」とスペック的にはほぼ同等ながら、外観に違いがある。「Xperia Z2」はこれまでのZシリーズのオムニバランスデザインを継承し、メタルフレームで剛性と薄さを兼ね備えた機構を採用した。その一方でメタルフレームとディスプレイ周辺の樹脂は一体成型されており、継ぎ目のない形状。また角の部分は球状になっており、ホールドしやすい形に仕上げられている。細かな部分では、ストラップホールの穴も角をとったデザインで、紐がすり切れにくい加工が施されている。
新機能として、フルHDの4倍の解像度となる、4Kサイズの動画撮影が可能になった。そして、デジタルノイズキャンセリング機能を搭載、別売の専用イヤホンを購入することで、周囲の雑音を98%カットできる。専用イヤホンにはマイクが搭載され、周囲の音を拾う形。ノイズキャンセル処理自体は「Xperia Z2」本体で行われる。
VoLTEには発売後のバージョンアップで対応する。大きさは約73×147×8.2mm、重さは約163g。ボディカラーはBlack、White、Purpleの3色。
「AQUOS ZETA SH-04F」
Android 4.4搭載のスマートフォン。5.4インチでフルHDのIGZO液晶ディスプレイは、三辺狭額縁のEDGESTデザインを採用することで、約81%がスクリーンで構成され、大画面かつ持ちやすさを兼ね備える。省電力なIGZO液晶とあわせて、バッテリー容量が3300mAhと強化され、大画面でありながら電池長持ちを実現している。
大きさは74×140×9.3mm、重さは154g。OSはAndroid 4.4、チップセットはMSM8974AB(2.3GHz駆動、クアッドコア)、メモリ(RAM)は2GB、ストレージ(ROM)は32GB。LTE対応、VoLTEは発売後サービスの開始に合わせて対応する。バッテリー容量は3300mAh(取り外し不可)。
「Disney Mobile on docomo SH-05F」
Android 4.2搭載のスマートフォン。5インチでフルHDのIGZO液晶ディスプレイを搭載。ディズニーらしい“魔法の瞬間”を描いた6つの物語が体験できるという。ベースとなるモデルは「AQUOS PHONE ZETA SH-01F」。カメラは、F1.9の明るいレンズで暗い場所でも明るく撮影できる「Night Catch」を搭載している。画素数は、メインカメラが1630万画素、インカメラが210万画素。
赤外線通信、急速充電2、VoLTEは非対応。
「ARROWS NX F-05F」
富士通製のAndroid 4.4搭載スマートフォン。
背面に指紋認証センサーを搭載するほか、日本語入力環境やディスプレイ、カメラなどが特徴として打ち出されている。ボディはU-Flame(ユーフレーム)と呼ばれるデザインを採用し、側面がゆるやかにカーブする握りやすい形状。本体にはハイパーダイヤモンドタフコードが施されている。
入力しやすさを追求したSuper ATOK ULTIAS採用、富士通とジャストシステムが共同で開発した。パソコン相当の推測エンジンと単語数で、打ち間違いなどを適宜修正して、適切な予測変換を表示する。
約2070万画素のソニー製CMOSセンサー「Exmor RS for mobile」を採用。フルセグ機能では、録画機能を新たにサポート。VoLTEに対応する。
「AQUOS PAD SH-06F」
Android 4.4搭載、ドコモタブレット史上最軽量を実現したモデル。フルHDの7インチIGZO液晶ディスプレイに三辺狭額縁のEDGESTデザインを採用。本体はほぼ新書サイズと同等で、軽量かつコンパクトに仕上がっている。カラーはホワイト1色のみ用意されている。6月中旬に発売される予定。大画面でも安心の4200mAhのバッテリーが搭載され、長時間の利用が可能。防水(IPX5/7)に対応し、アウトドアやキッチンなどの水回りでも利用できる。立てかける専用スタンド(充電は非対応)が同梱されている。
7インチのタブレットだが、レシーバー搭載のためスマートフォンのように通話が可能。VoLTEはサービス開始後に対応される。
「Xperia Z2 Tablet SO-05F」
8日にはauから発売とアナウンスされていたが、今回、NTTドコモからも6月下旬に発売される。 au版では通話機能が非対応となっていたが、ドコモ版の「Xperia Z2 Tablet」は通話可能で、VoLTEもサポート。相手もVoLTE対応機種であれば、大画面を活かしてビデオコールを楽しめる。
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