ログアウトは両替前で ーある巫女の記録ー 

信長の野望オンラインでの体験を小説風に綴っていきます。
無印からの体験です。

言いにくい事

2017-04-20 09:10:14 | 果鈴
息を切らしながら芽侖は稲葉に入ってきた。

「あー!いたいたっ!」

私に気づき手を振る。


「どうした、芽侖…。」
駆部ちゃんは芽侖の傍に歩き出す。


「あー、うん。大丈夫!ちょっと果鈴いい??」
その言葉に駆部ちゃんは察したのかそっとその場を離れた。


「久しぶりだねっ、芽侖。どうかしたっ?」
私は動揺をかくしながら芽侖に近づいた。



「うん、あのさ…。うん…。」
芽侖はちょっと言いにくそうに苦笑いしている。

「うん?」

「うーんっ。……やっぱいいやっ!なんでもないっ!」
芽侖はいつもの笑顔に戻った。

なにかものすごく言いにくい事なんだろうな…。

「気になるじゃーん!教えてよーっ!」

聞きたいような聞きたくないような…。


「うん…。」


しばらく沈黙の後



「呼子にね。伝言預かってて…。

もう知人でいるのやめようって。絶交登録しても構わないって…。」

芽侖はうつむく。

怒っているかもしれないとは思っていた。
だけどまさかそんな決断に至るとは想像もしていなかった。

「果鈴…?大丈夫?」
芽侖は心配そうに私を見た。

んーっ!?
その伝言を聞いて私は今更沸々と怒りがこみ上げてくる。

絶交って何っ!?
そんな事する必要あるのっ!?
しかもそれを人伝いに言うってなんだっ!?
なめんなーーーーーーーっ!!

「ありがとっ。芽侖!すごく嫌な役させちゃったね。
本人と直接話するから大丈夫だよっ、本当ごめんねっ!」

私は平伏する。

駆部ちゃんは遠くでその様子を心配そうに見守っていた。

仲直りだとかそんなのもうどうでもいい。
絶交するかしないかなんて人に決めてほしくないっ。

私はとにかく呼子ちゃんを待つことに決めた。

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2 コメント

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Unknown (クスシ)
2017-04-20 13:31:05
はじめまして こんにちわ~!
最初から全部読ませて頂きました!
ほんと懐かしいですね!
みんな同じような信オンライフを
過ごしてきてるんだなぁと思いました。
伐採の「枝を折る」のはツボでした(笑)
私の頭の中では落ちてる枝を拾ってる
イメージでしたので(笑)
これからも楽しく読ませて頂きます^^
Unknown (冥神真琴)
2017-04-20 16:49:59
読んで頂きありがとうございます。
始めた頃の伐採のイメージがまさしくこれでして…。
実際は枝を拾うが正しいかと思います。
まだまだたくさんのダメ巫女ぶりをご覧頂けますので
ぜひ遊びに来てください。

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