ログアウトは両替前で ーある巫女の記録ー 

信長の野望オンラインでの体験を小説風に綴っていきます。
無印からの体験です。

謎の侍様

2017-06-14 23:24:36 | 冥神真琴
陰陽師様はとても喜んでくれた。
私の提示した価格に驚いていたけれど
何度もある事では無いしこの石が陰陽師様の装備に収まり
何かを打破出来るお手伝いが出来るのならと思っていた。


もっと良い付与石が簡単に出来たなら…。


何度もお辞儀する陰陽師様をなだめ私は屋敷を後にした。



付与石を取り付けるにあたって悩みの種であったロスが現在は無い。
新しい装備もたくさんあるし
性能の良い装備を作ってくれる職人さんも増えた。


職人装備というものがあるようだけれど
付与石を打つにはあまり関係が無いように思うし…。
ただ噂で聞いた低鍛錬之技という特殊効果のあるお守りは
試してみたいと思っていた。
楽市にはまだそこまで出回っていない。
やっと見つけたと思っても考えてしまう価格なのだ。


今はとにかく自分のペースで作成を楽しもうと思っている。


涙や雫を使ったギャンブルが出来る程余裕は無いけれど
鍛錬余りをなるべく作れるように頑張ろう。
そうすれば宝石を所持している方が運次第でも自分で20以上の石を作成する事が可能だし…。
資金の少ない初心者さんの為に手軽な石も作って安く出してあげたい。

付与石を販売する目的が資金を増やす為だけではなくなった瞬間だった。



それからというもの私は暇さえあれば付与石作りに夢中になった。
次の入札までに色々な種類を打って両替にため込む。
たいした石では無いけれどもしかしたら欲しい人がいるかもしれない。
そんな思いで毎回1日1000貫までと決めて丁寧に石を作り続けた。


あのたった1度のギャンブルが私の人生を変えた。
こんな風に付与石を打てる日が来るなんて…。

貧乏性はあいかわらずだけど
人並みの装備も身に着けられるようになったし
戦闘に対しての不安ももうあまり無い。




あ…。
丹切れちゃった…。


私は両替へと丹を取りに向かった。

丹を受け取り貴石屋へ戻ろうとした時
会釈をしてくれた鍛冶様に気づく。


真宿さんだった。

慌てて私はお辞儀する。
随分長く浅井に仕官しているけれど
合戦に行く事がほとんど無い私は
あまり自国に知り合いは居なかった。

立華さんと会う事も無くなった今
こうして小谷で所作を下さる方が居るのは
とても嬉しい。



「こんにちは!今お忙しいですか??」

突然無線機にお声がかかる。

何かお手伝いのお誘いかも。
こう言った誘い方でのお声掛けはその確率が高い。

「いえ~。大丈夫ですよ^^」

もしかしたら初心者さんかもしれないと思い
なるべくにこやかに答えた。


「よかった!こっちこっち^^」




え?
…こっち?

ふっと両替の隅を見ると見知らぬ侍様がニコニコと手招きしていた。


だ、誰だろう…。
私にお声かけてるよね…。



不審に思いながらも私は彼の側へと歩み寄るのだった。

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