ログアウトは両替前で ーある巫女の記録ー 

信長の野望オンラインでの体験を小説風に綴っていきます。
無印からの体験です。

体の異変

2017-12-01 09:52:34 | 冥神真琴
どうしてあんな言い方したんだろう…。

私は小谷で無気力に石を打つ。



なんだか叱られたような気分になり
落ち込んでしまう。



ふっと感じるだるさ。
また
あの異変…。




「まこ。」

無線機からの詩皇さんの声。


「うん?」

私は目をこする。



「何してんだ^^?」

「石…打ってるよ?」

「そっか^^」



いつもの声だ。
ちょっとだけ安心する。


昨夜の事は
気のせいだったと自分に言い聞かせる事にした。






「筆頭を預ける事にしました~。」

この頃だったと思う。
霧吹さんが私にそう告げてきたのは。


「どうしてです!?」

思いがけない言葉に私は驚く。


「こちらの世になかなか顔を出せないので~。
一門を消滅させるわけにはいきませんし仕方ありません。」

不安になった。
霧吹さんの言葉には覇気がない。

このまま消えて無くなってしまいそうな声。



私が時々感じる体の異変。
霧吹さんも同じような症状をわずらっているのではないか
そう感じてならなかった。




「こんにちは!道摩の鳴雷いかがですか?」

「はい^^お願いします^^」


まだまだ進むべき場所がある。
私は気持ちを切り替え現地へと走った。





「よろしくお願いします^^」

「よろしくですー!」


そこに笑顔のお二人がいた。


「あら^^真琴さん^^」

「冥神さん、こんにちはー^^」


江流さんと多波羅さん。

多波羅さんとは何度かご一緒させて頂いたけれど
江流さんとはあの浜名湖以来だ。


「こんにちは^^」


思えば1人小谷を彷徨い
ボスなんて夢のまた夢だと
付与石なんて作成出来るわけが無いと
知らない人と戦闘など考えられないと

そう思っていた私が
小さな夢を叶え今ここに居る。



それどころか
低lvさんにお声をかけたり お手伝いに呼んでもらったり
強ボスへお声を頂いたり 友人とはしゃいだり 恋をしたり…。




まだ
この体の異変に負けてはいけない。
まだ
私にはやる事がある。

やりたい事があるのだから。



今まで必死に頑張ってきた全てを
投げ捨てるわけにはいかない。


消えた養子の為にも…。


3 コメント

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Unknown (真宮寺八雲)
2017-12-01 19:16:49
やりたい事、やらなければならない事。人の夢は儚く幻のようなものだと言う人がいます。夢は幻の如く、されど限り無し。夢幻で無限。夢には果てがなくその先もあり、または形を変えることもあり、そうして、人は未来へと歩んでいくのだと思います。真琴さまが叶えた夢。そして、その先に是非手を伸ばしていただきたいと勝手ながら思います。心より祈りを込めまして。
追伸 (真宮寺八雲)
2017-12-02 09:05:34
思えば、随分と自分勝手な事を述べてしまいました。どうか、ご容赦くださいませ。貴女の平安と笑顔だけが望みでございます。
Unknown (冥神真琴)
2017-12-02 09:56:43
いえいえ、そんな事は決して。
その思い大変嬉しく感じています^^
私はまだ諦めてはいません。
八雲様の言うようにその先に手を伸ばそうと日々思っています。

そう
諦めるわけにはいかないのです。
今はまだ。

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