ログアウトは両替前で ーある巫女の記録ー 

信長の野望オンラインでの体験を小説風に綴っていきます。
無印からの体験です。

恐怖の中

2017-06-15 18:43:03 | 冥神真琴
私は侍様の傍まで寄り

「何かご用でしょうか…?」

と恐る恐る聞く。


侍様はニコニコしながら突然言った。



「俺の屋敷に遊びに来ない^^?」



え?

知らない方からの屋敷へのお誘い。
こんな事は初めてで動揺する。
よく見れば同じ浅井の方。
どこかで組んだ事のある人なんだろうか…。
それとも養子の方…?



戸惑っていると侍様は私の手を引き走り出した。

待って!待って!
なんだろう、この恐怖感は…!


もしやスパイ!?
スパイなの!?

浅井の家紋を背負った敵国の方?
私を拉致して何の得があるって言うの!?
いやいやっ、私が合戦に参加したのはたった1度きり。
何か恨まれるような事をした覚えも無い…。


でもどうしよっ。
同じ浅井だし下手な事は言えない。

まさか監禁!?
何の為に!?


そんな恐怖を感じながら侍様の屋敷へと連れ込まれた。




長屋…。

狭くて暗い…。
布団が一組と山積みにされた畳。

怖い!!



「登って、登って!!」

侍様は畳をよじ登る…。

あれ…。
こんな光景知ってるような…。



霧吹さんの屋敷だ。
屋根に上って一緒に星を見た。


私は侍様の言う通り畳を上り見た事のある風景を目にする。



「長屋でも屋根に上れるのですね…。」

「えー!屋根上った事あるの~!?残念w」

侍様は少し悔しそうに言った。



でもやっぱり綺麗だ…。
ふとあの頃の事を思い出す。



「綺麗ですよね~。」

私は思わず口にする。



「君の方がずっと綺麗だよ。」



!!!?



何!?この人!?
本当に怖い!!


「…きゃーw言っちゃった、言っちゃった!!」

侍様は凍り付く私をよそに一人はしゃいでいる。


「俺が1番だと思ったんだけどなーw屋根上れるのw」

侍様は私に手招きし下へと戻った。

か、帰りたい…。

私も下へ降り出口の傍へと移動する。


「ちょっとここ座って^^」

侍様は帰ろうとした私の考えを悟ったのか布団の上へ座るよう指示する。



終わった…。
さようなら…妹達…。
知らない人の屋敷へのこのこ着いて行ってはいけないと遺書を残したかった…。


いざとなれば矢を放ち抵抗してみよう…。
私は覚悟を決め布団へと移動した。


「んー…。ちょっと横になってみて??」


あぁ…
神様!!


とにかく油断させて隙を見つけなくちゃ…。
私は横になりそっと薄目を開ける。

侍様が近づいてくるのが見える。
そっと弓を握ったその時



「冥神さん、駄目だよ?

そんな言いなりになってたら…。悪い人に捕まっちゃうよ?」

侍様はケラケラと笑いながら私を起こした。


わ、悪い人ならすでに目の前に居るんですが…。


「付き合ってくれてありがとう^^俺の名前登録しておいてね!」

「…は、はい…。」


一体何がしたかったのだろう…。


名木さんというこの怪しい侍様。


どんな人なのか知るのはもうちょっと先の話だ。

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