ログアウトは両替前で ーある巫女の記録ー 

信長の野望オンラインでの体験を小説風に綴っていきます。
無印からの体験です。

追憶と絵巻

2017-06-19 16:20:44 | 冥神真琴
私は絵巻を埋める為他国を走り回っていた。
今まで倒した絵巻対象の敵がまっさらだったのに落胆しながら
大好きな観光へ乗り出したのである。


陸でマラソン三昧だった私は先頭に着いて行く事が少しだけ上手くなった。
特化四を持っている方が増え装備の向上やLVも合わさり魔犬との戦闘もそこまで苦戦しなかった。
析雷については「あれ?もう終わった?」という状態であり
琉聖の言ってた黒雷までは終わらせておくようにとの忠告は叶いそうだ。

と安易に思っていた。

黒雷は強いと昔から言われている。
準備だらけのお供と心が折れそうな技能の数々を披露してくる。


ここで順調だった徒党に死人が出てしまった。
バー読み練習中の方が居て通して良い準備と通してはいけない準備のタイミングと見分けが
なかなか難しいようだった。


完全を通されれば戦闘が長引く。
長引けば盾への負担は増えアタッカーのテンションも下がってしまう。
回復様の気合は底を尽きそうになり危険な状態に陥る。


これを昔はもっと低い生命や気合、装備で倒していたのかと思うと本当に頭が下がる。


バー読みが出来なければボスへは行けない…。
装備が整っている場合それ以外での対応策はバー読み等のスキルしかないのだから。
これは当然だと感じるのだった。
あの頃術止めを任されていた職というのは本当に大変だったと思う。


そんな厳しい時代を生きた方達の優しさに触れながらあの頃の私は存在していた。
引き籠っている時間も長かったけれどLVは違えど同じ時間を過ごしていたんだと
少しだけ嬉しくなる。




観光の途中甲府の茶屋で眞子からの手紙を広げる。
廃城かぁ…。


果鈴がよく知人とあちこち挑んでいたっけ…。
なんだか懐かしくなる。
修得徒党はまだまだ見かける。
低LVさんが1人で挑んでいる姿もまだ存在している。
いつかこんな日常が見る事の出来ない風景になるのだろうか…。






九州というダンジョンが現れたようだけれど
私はまだ行く資格は無いと思っている。
今頑張れる事を少しづつやっていこう。
私の方針は変わらない。
ゆっくり育つ方が絵巻なんかには載らない特別な風景を見ていける。




「あ…。ころ柿…。」


茶屋の旦那は私に笑顔で1つ差し出す。



「ありがとうございます^^」



初めて甲府へ来た時食べたころ柿。
あの時食べた味とはまた違う味がするのだった。
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