ログアウトは両替前で ーある巫女の記録ー 

信長の野望オンラインでの体験を小説風に綴っていきます。
無印からの体験です。

生真面目さゆえ

2017-06-16 09:03:33 | 冥神真琴
「それは…暇つぶしに姉様を選ばれた…という事かと。」

きらりは静かにお茶を手に取る。


「暇つぶし…ですか…。」

私はこの間の出来事をきらりに話しその返答に少しほっとした。

少し怖い思いもしたけれど何も無かったし
よくよく考えてみれば夜景を見せてもらったという事だけのような気もする。
初心者の頃によくお声をかけて頂いたけれど
大概装備を差し出されたり修得のお手伝いだったり
何かしらの理由があった為不審には思わなかった。


「知人登録をしておいてと言われたのですけど…。」


「…あぁ、じゃあ神職の知人が欲しかったという事なのでは?」


そっか。
そういう事なら無駄に怖がる必要はなかったなぁ。
もう少しちゃんとお話ししておけばよかった…。


「でもね、姉様。」

きらりはお茶を置くと厳しい顔で前のめりになる。


「あまり全ての方を信用してはいけませんよ。低LVの頃とは違って下心ありで

近づいてくる輩もいるかもしれない。女である以上セクハラを受ける事だって…。」



セクハラ…。
あれはセクハラになるのかな…。


「でも…最後は気を付けるように警告して下さったし

怖いとは思いましたけど、そんなに悪い方には見え…」



「怖いと思えばセクハラでしょ。」

すかさずきらりは私の言葉をさえぎる。


言葉を飲み込む私にきらりはため息をつく。


「まぁ、姉様はあまり人を疑うのが好きでは無いようですし

なにすんのよ!と罵声を浴びせる事も出来ないでしょうし。

…それならせめて上手にかわす方法を考えてみては?」



「かわす方法?」



「うーん。例えば下ネタには下ネタで返してみるとか、さらわれそうになったら

その場に横になって じゃお姫様だっこで連れてってください^^ と言ってみるとか…。」



現実味の無い例…。
そんなかわし方私に出来るだろうか…。




考え込む私にきらりは困惑の表情を見せる。



「あのですねー、いちいちそうやって真面目に考える事自体が間違ってるんですよ。」


きらりは厳しいな…。
そんな事言われても…。


「そういったお声がけは全てジョークなんです。ただの遊び。

姉様もいざという時の為に何かアクションを考えてみてはいかがです?」


アクション…。


あぁ、そういえば町中では色々なアクションが見られる。
相手を襲ってみたり蹴り飛ばしてみたり
拝見しながらなんだか楽しそうで見入った記憶がある。


それなら相手を傷つけずにかわせるかも…。




果鈴がよく使ってたっけ。
どんなのがいいんだろう…。



私はきらりをイイコイイコしてみる。


「それ…誘ってません?」


「そ、そうですか…?」


「とりあえず尻でも触っとけばいいんですよ。うん。そうして下さい。」


「しっ尻!?」


こちらがセクハラで訴えられそう…。






もうすぐ次の波がやってくる。
修行以外の楽しみを少し見つけてみようかな。
知人では無い方と気楽に絡む手段として…。


なるべくお相手が不快にならないようなマクロというアクション。
口下手な私には良い方法かもしれない。
そう思うのだった。

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