あれから亮さんは私を戦闘に連れ出してくれる事が増えた。
亮さんにも仲間が多く何度もご一緒していくうちに
その方々とも顔見知りになりつつあった。
皆さんとてもいい人。
スキルの高い方ばかりなのに
親しみやすく優しい人達。
友人としての亮さんは本当に素敵なのだ。
武器や戦闘について真剣に話し合っている姿は
とてもあんな事を言うような方には見えない。
このままがいい。
こういう姿の彼を私はずっと見ていたい。
ご一緒するたびいつも思っていた。
プライドの高い方 だとは思う。
あまり知人に甘えるような人では無い。
表面上はとても気高い武芸様。
「好きだよ。」
彼は戦闘中時々私の耳元でささやく。
「何も聞こえません^^」
「えーw」
そんな風に返すのが精一杯だった。
みんなこんな時どうしているのだろう。
相思相愛なら何の問題も無いけれど
友人として好き という場合
その関係は成立しないのだろうか…。
最近は1人になるとそんな事ばかり考えていた。
私が彼との事で悩んでいるこの頃だったと思う。
柳さんから詩皇さんの話を聞いたのは。
「また石打ってんのか^^?」
「うん^^」
「そっか^^調子どうだ?」
「今週は器用と土がいい感じかも^^」
「…そうか。…実はさ、弟が」
「うん?」
「…弟に女が出来るかもしれない。」
「え?…もしかして前に好きだって言ってた人?」
柳さんは私の言葉に答えない。
「まこはさ、どう思う?」
「どう…思う…って?」
「あいつに女が出来た方がいいと思う?」
聞かれている質問の意味がわからなかった。
「…好き同士なら…いいんじゃないかな…。」
こんな答えでいいのかな…。
柳さんが私に何を聞きたいのか理解できず
ありきたりの言葉を発した。
「うん…。そうだよな。」
「…。」
なんだろう、この空気。
「もし何か悩んでいるなら聞くよ^^いくらでも^^」
この妙な空気を変えたくて私は柳さんに言う。
「…おう^^あいつに言っとく。聞いてやってくれ^^」
相思相愛では無いのかな。
柳さんの言い方には少しひっかかるものがあった。
自分の事もきちんと処理出来ていないのに
人の色恋の相談に乗るなんてどうかとも思ったけれど
私は詩皇さんの力になりたかった。
親しい友達として。
亮さんにも仲間が多く何度もご一緒していくうちに
その方々とも顔見知りになりつつあった。
皆さんとてもいい人。
スキルの高い方ばかりなのに
親しみやすく優しい人達。
友人としての亮さんは本当に素敵なのだ。
武器や戦闘について真剣に話し合っている姿は
とてもあんな事を言うような方には見えない。
このままがいい。
こういう姿の彼を私はずっと見ていたい。
ご一緒するたびいつも思っていた。
プライドの高い方 だとは思う。
あまり知人に甘えるような人では無い。
表面上はとても気高い武芸様。
「好きだよ。」
彼は戦闘中時々私の耳元でささやく。
「何も聞こえません^^」
「えーw」
そんな風に返すのが精一杯だった。
みんなこんな時どうしているのだろう。
相思相愛なら何の問題も無いけれど
友人として好き という場合
その関係は成立しないのだろうか…。
最近は1人になるとそんな事ばかり考えていた。
私が彼との事で悩んでいるこの頃だったと思う。
柳さんから詩皇さんの話を聞いたのは。
「また石打ってんのか^^?」
「うん^^」
「そっか^^調子どうだ?」
「今週は器用と土がいい感じかも^^」
「…そうか。…実はさ、弟が」
「うん?」
「…弟に女が出来るかもしれない。」
「え?…もしかして前に好きだって言ってた人?」
柳さんは私の言葉に答えない。
「まこはさ、どう思う?」
「どう…思う…って?」
「あいつに女が出来た方がいいと思う?」
聞かれている質問の意味がわからなかった。
「…好き同士なら…いいんじゃないかな…。」
こんな答えでいいのかな…。
柳さんが私に何を聞きたいのか理解できず
ありきたりの言葉を発した。
「うん…。そうだよな。」
「…。」
なんだろう、この空気。
「もし何か悩んでいるなら聞くよ^^いくらでも^^」
この妙な空気を変えたくて私は柳さんに言う。
「…おう^^あいつに言っとく。聞いてやってくれ^^」
相思相愛では無いのかな。
柳さんの言い方には少しひっかかるものがあった。
自分の事もきちんと処理出来ていないのに
人の色恋の相談に乗るなんてどうかとも思ったけれど
私は詩皇さんの力になりたかった。
親しい友達として。