ログアウトは両替前で ーある巫女の記録ー 

信長の野望オンラインでの体験を小説風に綴っていきます。
無印からの体験です。

破りと看破と術止めと

2015-12-24 01:02:54 | 果鈴
「あのねっ、何かlvが上がれば
上がる程 私弱くなってる気がするんだよね・・・」

船に乗り込んだ私は兄貴に
話し始める。

「そんな訳はないで!?
ちゃんと強くなってるやろ??」

兄貴は大きく頷く。

「腕力装備は能力上がらないし
知力装備したところで威力も低いし
ボスなんて何していいかわからないっ」

少し愚痴っぽくなる私に兄貴は

「どんな特化にしたってなぁ
忍者は忍者やっ!
忍者なんてなぁ、破りと看破と術止め出来てたらそれでええねんっ!」

ちょっと威張り顔で言った後
ニヤッと笑った。

あぁ、やっぱりそうだよね。
特化うんぬんの前に私は忍者なんだっ。

徒党に忍者が1人ならちゃんと
仕事があるって事だよね。

兄貴がそんな当たり前の事を
キッパリ言ってくれた事で
私の気持ちは晴れていく。

兄貴ありがとう。
そして何よりお友達でいてくれて
ありがとう。
私は心から兄貴と出会えた事に感謝していた。


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